久「ねえ須賀くん」

京太郎「なんです?」

久「もしいま、私があなたに告白したら、どうする?」

京太郎「告白って、部費を横領したとか、また合宿やるけど俺は留守番だったりとかですか?」

久「そんなことしないし、留守番はしょうがないでしょ。そうじゃなくて、愛の告白よ」

京太郎「うーん……そう言えばもう受験も終わって、あとは卒業式を待つだけなんですよね?」

久「ええ、そうだけど」

京太郎「ならOKですね」

久「ほ、ほんと!?」

京太郎「はい。卒業式までだったら」

久「は? それじゃ私が今から告白しても、ひと月もしたらサヨナラなわけ?」

京太郎「違いますよ。俺の卒業式までです。だからあと二年ですね」

久「……結局期間限定じゃないのよ」

京太郎「それにサヨナラにはなりませんよ」

久「へ?」

京太郎「そのときにはもう十八歳なんで、結婚ができます」

久「えっと、つまり……」

京太郎「そのぐらいのことを考えるほど、あなたが好きだってことですよ、久さん」


カンッ