京太郎「やっべ……部室あれ置いて来ちまった……」


ガチャ

京太郎「すいません、忘れ物しちゃいました。」

久「須賀君、忘れ物ってもしかしてこれかしら?」

京太郎(よし、伏せられているから誰にも見られていないはず……)

京太郎「そうです、それです。」

久「そういえば須賀君もう15歳になったのよね……」

京太郎「え、ええ。」

久「だったらアレも発行されてるわよね~♪」

京太郎(バレてる!?)

久「優希!」バッ

優希「なんだじぇ?」クルッ

京太郎「ブロオオオォォック!!」ババッ

優希「おわ!? いきなり何だじょ京太郎!?」

久「見てみて優希~♪」

京太郎「させるか!」ババッ

優希「京太郎しか見えないじょ! 口説き文句とかじゃなく!」

京太郎「お前は見なくていい!」

久「和~♪」

和「はいなんでしょう?」

京太郎「京太郎スクリーン!」

和「……須賀君、邪魔です。」

京太郎「大したもんじゃないから!」

京太郎「それにこれは和のためでもあるんだぞ!?」

和「そうなんですか?」

久「和、ほれほれのどか~♪」

京太郎「ディーフェンス! ディーフェンス!」

和「でも隠されると気になりますね……」

咲「さっきから何してるの?」

久「咲! パスよ!」シュッ

京太郎「咲見るな!」

咲「え!? え!? あっ……」パシッ

京太郎「よし! リバウンド!」ダダダッ

久「させないわ! スライディング!」ズザザッ

京太郎「うお!? あぶね!?」

久「アンドキックオフ!」ゲシッ

京太郎「俺の身分証(兼許可証)を蹴るな!」

久「優希! 取って!」

優希「うおおぉぉお! ダイビングキャッチだじぇえええぇ!」


ガッ

優希「弾かれた!」

京太郎「よしエラー!」

久「まだよ! まだボールは生きているわ!」

京太郎「ボールじゃねぇ! 俺の身分証(兼許可証)だ!」

まこ「ん、なんじゃ?」

久「まこナイスよ! パス!」

まこ「ん、おお。」ヒョイッ

久「ふふふ、須賀君残念だったわねこれで貴方の許可証は私の手の内よ!」

京太郎「くそ! 振り出しに戻っちまった!」

久「咲、これみなさい!」

京太郎「しまっ……」

咲「……何ですかこれ?」

久「これは子作り許可証よ、これを提示されたものは登記されてる人と性行為に及ばないといけないの。」

咲「あの、裏面を見せられても……」

久「……え?」

まこ「つまり久はさっきから自分に提示してたわけじゃな。」

久「」

京太郎「ざまぁwww」

和「いえ、冷静に考えたら須賀君も巻き込まれてますよ。」

京太郎「」

咲「じゃあ私これで帰りますんで。」

和「私も帰ります。」

優希「おつかれさまだじぇ~。」

まこ「二人で仲良く頑張るんじゃぞ。」


ガチャン

久「…………どうするのよこれ。」

京太郎「部長がふざけるからじゃないですか……」

久「私嫌よ、まだこの年でお母さんになりたくないもの。」

京太郎「俺もお父さんはまだ嫌です。」

久「そうだ、今回の一件はなかったことにしましょう。」

京太郎「そうですね。」


ガチャ

健夜「すみません、少子化対策委員会のものですがたった今不正を検知しました。」

京太郎・久「」

健夜「えっと竹井久さん、貴女を少子化対策特別施設に送致します。」

久「ちょ、ちょっと待ってよ!? 何で私だけ!?」

健夜「でも提示されたのに拒否しようとしましたよね?」

健夜「許可証が提示されてるので男性側は行為に及ぶ意思ありと判断します。」

久「うぐぐ……困ったわね……」

久(そうだ!)

久「須賀君、あの人を墜としてこの場を何とかうやむやにできないかしら?」ボソボソ

京太郎「いやいや、無理でしょう、だって委員会の人ですよ?」ボソボソ

久「大丈夫よ、だって明らかに男に免疫なさそうな顔してるじゃない。」ボソボソ

久「男日照り真っ盛りのアラフォーコースのお局様って感じよ。」ボソボソ

久「いざとなれば許可証をあの人に見せれば……」ボソボソ

健夜「あの、聞こえてますから、それと私まだ20代です。」

健夜「別に私としてもいいですが許可証の提示順番のせいで竹井久さんと性行為を及んだ後になりますよ?」

京太郎「バレテマシタネ。」

久「ソウネ。」

健夜「では特別施設に送致か性行為か選んでください。」

久「わかったわ、するわよ、すればいいんでしょ!」

久「ただ、私こういうの初めてだから恥ずかしくて……」

久「出来れば二人きりでさせてほしいんだけど。」

健夜「あ、私のことはお気になさらず。」ワクテカ

健夜「インテリアの一部だと思ってください。」ワクテカ

久「すっごい気になるわよ!」

健夜「ほらおあつらえ向きのベッドが部屋の中にあるじゃない。」ワクテカ

健夜「あ、あと逃亡阻止のために部屋から出ないでくださいね。」キリッ

京太郎(何がキリッだ! 絶対この人楽しんでるよ!)

久「須賀君、ロッカーの中ならあの人にも見られないはずよ。」コソコソ

京太郎「……ああ、なるほど、そこでシた振りをすればいいんですね?」コソコソ

久「そういうことよ。」コソコソ

久「すみません、ロッカーの中使ってもいいですか?」

健夜「構いませんよ。」

久「じゃあ入るわよ須賀君。」

京太郎「あ、はい。」


ロッカー内

久「二人入ると流石に狭いわね。」

京太郎「で、どうすればしてるように見えますかね?」

久「ロッカーを揺らしてみましょう、小刻みに。」


ロッカー<ガタガタ……

健夜(健夜、ここからが本番よ! 彼氏いない歴27年の妄想力をフルに活かすの!)

健夜(男女の営みを見ておかずのレパートリーを増やすのよ!)

健夜「うぬん!」ゴッ


その時健夜に不思議なことが起こった!
処女歴27年、いわゆる三十路前の彼女の体に変化が訪れる!
人間は処女・童貞のまま30を過ぎると魔法使いになれるという話があるが彼女の場合余りある想像力で3年の溝を埋めたのだ!
そんなことしてるから彼氏が出来ないんだぞすこやん!


健夜(見える……私にもロッカーの中が見えるぞこーこちゃん!)

健夜(って二人ともエッチしてないじゃん!!)

健夜「ちょっと! 二人ともちゃんとしないと施設に送致するよ!」


二人とも正座中↓

久「バレてる……」

京太郎「何でわかるんだよ……」

健夜「委員会を嘗めないでね。」

久「でも初めてだし……」

健夜「じゃあいつヤるの? 今でしょ!」

久「うう……こうなったら最後までするしかないわよね……」

京太郎「そうですね……」

久「もし出来ちゃったら責任とってね……」

京太郎「はい……」

ロッカー「おかえり。」

京太郎・久「ただいま……」


――ロッカーの中

京太郎「で、ロッカーの中に戻った訳ですが……」

久「(もう諦めるしかないかしら……でも、須賀君か)

久(顔は少し幼さが残るけどイケメンだし、気配りとか出来て将来性はあるし……)」

京太郎「部長?」

久「あぁ、ごめんなさい須賀君。いざとなると流石にちょっとね」

京太郎「なんかその…すいません」

久「須賀君があやまる事はないわ、私にも責任は有る訳だし」

京太郎「でも……」

久「それとも、私相手じゃ不満?」

京太郎「いや!部長じゃ不満とかじゃなくてですね!その……付き合ってる訳でも無いのに……」

久「私は須賀君の事、嫌いじゃないわよ?」

京太郎「えっ!?」

久「知らない男やあのロリコン副会長とかならいざ知らず、須賀君だったら……私は別にかまわないわ」

京太郎「部長……」

久「こうなった以上、するしかないわ。後は、出来ない事を祈りましょ」

京太郎「わかりました、もしもの時は俺も責任を取ります」

久「ありがと須賀君」

久「でも、私初めてだから……優しくおねがいね」

京太郎「(部長、少し震えてる……やっぱり怖いよな……だったら)わかりました、出来る限り優しくします」(優しく抱き締める)

久「ありがとう……」

京太郎「(抱き締めたはいいけど、次はどうすればいいんだ……?)」

京太郎「部長…リラックスしてください」スリスリ

久「ちょっ…須賀君…」

京太郎「力抜かないと痛いですよ…?」

健夜 ワクワク

京太郎(部長は初めてだからリラックスさせてあげないと…)スリスリ

久「あっ…須賀君…すごく慣れてるみたい…」

京太郎「俺も経験ないんで…なるべく痛くしないようにしますから…」スリスリ

久「んっ……お願いね…?」

京太郎(部長の顔がだんだん赤くなってきた…そろそろか?)

京太郎「部長…こんなこと言っていいのかわからないけど…気持ちいいですか?」

久「っん…そういうのは女の子に聞いちゃダメでしょ…?ぁっん…」ハァ…ァ

京太郎「そろそろ…いいですか?」

久「ん…でもこのままだとしにくいでしょ…?下脱ぐから1回出てくれる?ここ狭いから…」

京太郎「は、はい…」ガチャ

久(はぁはぁ…須賀くんの触り方…これがエッチっていうんだ…」カァー///

久(法律だと言って…こんなこといいのかしら…)

久(嘘っ…私濡れてる…?)トロ…

久(須賀くんを待たせるわけにもいかないわよね…)ヌギヌギ


京太郎「……」ジー

健夜「……」ワクワク



久 スガクーン、イイワヨ。

京太郎「お邪魔します…!」ガチャ

久「京太郎君…早く終わらせましょ?生理終わったばかりだから大丈夫だから…ね?」

京太郎「は、はい…力抜いてください…」ヌチュ

久「んう…っ!ちょ、ちょっと…タンマ! 待って待って…!」

久(痛い…痛い…! でも我慢しないと…いつまでたっても終わらないわ…)

京太郎「いいですか…?深呼吸して…すぐ終わらせますから…」ヌチュヌチュ

久「っん…ごめんね…我慢するから…」スーハー…

京太郎「部長…っ!」ブチブチッ

久「あっあっ…!痛…痛い…」


健夜(すごい…!これがエッチ…いや!SEX…!今私の中のおかずフォルダがどんどん更新されていく!)ハナヂタラー///

京太郎「は、入りましたよ…部長… 部長?…泣いてるんですか?」

久「ううっ…だ、大丈夫だから…」グスン

京太郎(これが部長の中…生温かい…しかもなんかすごく締まってきてる…)ウッ…

京太郎「大丈夫ですから…部長…」ナデナデ

久「須賀くん…っあ……大丈夫だから早く…」

京太郎「はぁ…はぁ…部長…」パンパン

久「あっ!あ…ん……須賀くん…!」

京太郎「部長…!部長…」ズチュズチュ

久「もう痛くないからもっと動いていいわよ…?っ…その方が……は、早く終わるでしょ…?」

京太郎「はぁ…っ……部長…すごく気持ちいいです…」パンパン


健夜「」ハナヂダラー


久「んっ!…須賀くん…私だんだん気持ち…ああっ…良くなってきちゃった…」

京太郎「あっ…俺もです…キスしてもいいですか…?」チュッ…

久「!」///

京太郎「部長…部長…」チュッ…レロチュッ

久「す、須賀くん…!」ベロチュー

京太郎「あっ…そろそろ…」ハァハァ

久「んっ…私も……一緒に!あっん…」

京太郎「あっ…部長!…はぁ…気持ちいい…!」パンパン

久「久ってよんで…!京太郎くん…!あっ…あっ…」

京太郎「久…うううっ…!イキます…!はぁ…ああっ…!」ドクドク

久「あっ…京太郎くん…!」ビビクン

京太郎「はぁ…ぁ…部長…」

久「京太郎くん…」ギュッ


健夜「」ハナヂドクドク


ロッカー<ガチャ

京太郎「お、終わりました…」ハァ…

健夜「ハッ…いいところ見逃しちゃった…私のバカ…!」

久「これでいいんですよね…?ちょっと疲れちゃったからベッドで休んでいいですね?」

健夜「はい、どうも御苦労さまでした。あ、これ妊娠するまでやってもらうからね?今回1回だけなんてそう甘くないんだからね?」

京太郎 久「「」」

京太郎「部長…ごめんなさい。俺がこんなもの学校に持ってきちゃったから…」

久「いや、私がからかっちゃったから…私に非があるわ…」

京太郎「…」

久「…」

京太郎 ギュッ

久「…?」///

久「ちょ、ちょっと…須賀くん?」///

京太郎「俺…部内でも麻雀も弱いしいいところないですけど…付き合ってもらえますか?」

久「…///」

京太郎「…」

久「今日から毎日須賀くん…いや、京太郎くんに特訓つけてあげるわ」ギュッ

京太郎「ぶ、部長…」

久「2人っきりの時は久でいいわよ…?///」

京太郎「ひ、久…///」

久「京太郎…くん///」チュッ♪



--数年後

久(私はその後大手ではないけどいいところに就職して働いている)

久(咲はお姉さんと無事に仲直りして今年からお姉さんと一緒のプロチームに行くことが決まってる)

久(まこはおじいさんの雀荘を継ぐために大学に進学 そこでインハイで戦った選手としのぎを削っているらしい)

久(京太郎のことが好きだった優希は龍門渕の先鋒さんと付き合い始めた。相変わらずタコス好きみたいだけどね。)

久(和は高校を卒業した後すぐにオランダの大学に留学した。なんでも生物学を学びたいとか。そっちはどう?和。)

久(そして京太郎君は…)

京太郎「ただいまー。久さん、頼まれてたもの買ってきましたよ。」ハァハァ

久「ありがとう、そこに置いておいて。あ、ついでにコーヒー入れてくれると助かるな~?」

京太郎「はいはい、わかりました。」


久(高校を卒業してから京太郎くんと同棲を始めた)

久(京太郎くんは大学に入学した。なんでも弁護士になりたいとか。和のお父さんの事務所のアルバイトをしながらだから毎日大変そう)

久(そうそう、あの法律は和のお父さんのおかげで廃案になった)

久(まさかの黒幕が姫松高校の赤坂監督代行だったとは驚きだったけどね)

京太郎「はい、お待たせしました。」

久「ありがとう。じゃマッサージお願いね?」

京太郎「久さんー…俺も疲れてるんですよー?」

久「口ごたえしない!さ、早くお願いね」

京太郎「かしこまりました。久さん…」


久(自分が法律の対象になった時はこの法律を恨んだけど…今では感謝してる)

久(だって大切な人を見つけることが出来たから…)


京太郎「どうしたんですか?久さん…」

久「ううん、なんでもないわよ?それよりもっと下もお願いねー?」


久(京太郎くん、いつもありがとう。愛してるわよ♪)


カン


***************************************



優希「子作り許可証……」

優希(15歳の男に発行される提示した女の子との性行為が認められる証……)

優希「15歳の男……つまり京太郎にもコレは発行されてるはず」

優希「のどちゃんはコレがあるから男には気をつけなさいって言ってたけど……」

優希「――むしろバッチ来いだじぇ」ニヤッ


――……

京太郎「子作り許可証ねぇ……もらったはいいけど使う相手がいねえ……一番近い異性は麻雀部のみんななんだろうけど」

京太郎(和辺りに使ったら色々出来はするだろうけどその後の関係が間違いなく最悪になる)

京太郎(……一時の欲のために嫌われるとかお断りだ)

京太郎(とはいえ他のメンツだって部長に使ったら残りの人生奴隷確定だろうし、染谷先輩は悪いけどそういう対象に見れない)

京太郎(咲はアホやってた付き合いが長すぎて染谷先輩以上に見られないんだよなあ)

京太郎「優希は……論外だな、うん」


優希「何が?」


京太郎「そりゃお前……って優希!?」

優希「おはよう、京太郎」

京太郎「お、おう……」

優希「なあなあ、京太郎」

京太郎「な、なんだ?」

優希「京太郎は15歳だよな?」

京太郎「そりゃそうだろ、高校生なんだから……」

優希「じゃあ、もちろん……アレ、もらってるよな?」

京太郎「……」

優希「……」

京太郎「……」ジリッ

優希「……」ジリッ

京太郎「じゃあな!」ダッ!

優希「あっ、こら待て京太郎!」ダッ!

京太郎「冗談じゃねえ! だいたいお前そんな事聞いてどうするつもりなんだよ!!」

優希「もちろん子作りするんだじぇ!」

京太郎「ふざけんなー!」

優希「何が不満なんだ、私が相手になってもいいって言ってるんだじょ!」

京太郎「お前とそんな関係になったら部長以上の奴隷人生の幕開けだろうが!」

優希「安心しろ、私は尽くすタイプだからな!」

京太郎「信用出来るか!」

咲「あっ、京ちゃん、優希ちゃんおは……」

京太郎「ちくしょう、振り切れねえぇぇぇぇ!!」ダダダッ

優希「おとなしく観念しろ京太郎ー!」ダダダッ

咲「よう……」



――部室……

京太郎「はぁ、はぁ……」

京太郎(なんとか振り切った……一回新校舎に入ってから旧校舎に来たのは正解だったな)

京太郎「ったく、いつも悪ふざけしてきやがる奴だけどここまでだとは思わなかったぞ」

京太郎(子作りって事がどういう事なのか理解してないんだろうな……お互いの人生にどれだけ影響するか少しは考えてほしいもんだ)

京太郎「でもどうすっかなあ……使いたくねえけど使わないと罰則くらうらしいし」


パタパタ……

京太郎「んっ?誰か来た……まさか!」

優希「京太郎!とうとう追い詰めたじぇ!」

京太郎「だああああ!?」

優希「お前の考えがこの優希ちゃんに通用すると思ったか! さあ、おとなしく私と子作りするんだじぇ!」

京太郎「……」イラッ

京太郎(なんなんだよ……俺は、確かにお前みたいなちんちくりん、タイプじゃねえよ)

優希「大丈夫だ、お前が初めてでも私は笑ったりしないからな!」

京太郎「……」イライラ……

京太郎(だけどな、俺はそれ以上に、まだ幼いお前に……)

京太郎(どんな馬鹿にされても友達だと思ってたお前に負担かけたくなかったんだよ……)

優希「この優希ちゃんのテクニックに骨抜きになっちゃうかもなー」

京太郎(なのにお前は……そうかよ、だったらその期待に応えてやるよ……!)

優希「で、でも私も初めてだから優しくしてくれたら――」

京太郎「おい優希」

優希「えっ?」

京太郎「ほらよ」

優希「あっ……」

京太郎「どうした、お前が散々見たがってた子作り許可証だぞ?もっと喜べよ」

優希「あっ、う、うん……」

優希(あれだけ嫌がってたのに、ずいぶんあっさりと見せてくれたじぇ……)

京太郎「ほら、見せたんだから早くやろうぜ」グイッ

優希「えっ、ちょっ、ま、待って京太郎!」

京太郎「あん?」

優希「こ、心の準備が、その……」

京太郎「はあ?人をあんだけ追いかけ回しといて自分は心の準備が出来てない?」

優希「え、うっ……」

京太郎「――そんなの、通るわけねえだろうが」

優希(な、なんで京太郎、こんな怖い顔して……)

京太郎「そらよっと」

優希「きゃうっ!?」ドサッ

京太郎「部室にベッドがあってよかったぜ。すぐにこういう事始められるからな」ギシッ

優希「きょ、京太郎?もしかして、怒ってる……?」

京太郎「怒ってるように見えるのか?」

優希「だ、だってなんか怖い……」

京太郎「おいおい、何を怖がる必要があるんだよ?今の状況、お前も望んでたんだろ?」

優希「そ、それは……」

京太郎「やらないと罰則らしいからな……グダグダ言ってないでやられとけよ!」バサッ

優希「ひゃっ!?」

優希(み、見られてる……京太郎に胸見られてる……!)

京太郎「はあ……ここまでないと哀れみすら感じるわ」

優希「う、うるさいうるさい!」

京太郎「揉めんのか、これ……」ギュッ

優希「痛っ!?」

京太郎「ダメか……じゃあ胸はいいや」

優希「ちょっ、京太郎!いくらなんでも乱暴……!」

京太郎「うっせえなあ……いちいち喚かれると萎えるっつうの」シュル

優希「むぐっ!?」

京太郎「暴れられんのも面倒くせえし、手も縛っとくか……」ギュッ

優希「んー!んー!」フルフル

優希(やだやだ!こんな初めてなんていやだじぇ!京太郎、お願いだからやめて……)

京太郎「さてと、少しはおとなしくみたいだし下いくぞ」

優希「んー!」フルフル

京太郎「なんだ、下触らなくていいのかよ。濡らしとかないと挿れる時痛いぞ?」

優希(そうじゃない!この手と口の外してほしいだけだじぇ!)

京太郎「んー……俺は別にこのまま挿れたっていいけどよ……さすがにダメだろそれは」プニッ

優希「ん……!」

京太郎「小さいな……入んのかこれ」スリスリ

優希「んっ、ふっ……」

京太郎「まあ許可証使った以上やるしかないんだけどな」スリスリ

優希「んんっ……!」

優希(こんな乱暴なの嫌なのに気持ちいいなんて、泣きたくなってくるじぇ……)

京太郎「濡れてきたか?」クチュ

優希「んうっ……」

優希(そんな事聞くんじゃない!この馬鹿京太郎!)

京太郎「……」

京太郎「……」クチュクチュクチュクチュ!

優希「んうううっ!?」ビクッ!

優希(そんな、いきなり激し、いや、やめっ……!)

京太郎「……」ピタッ

優希「んんっ……ふうっ、ふうっ……」

京太郎「見てみろよ優希、指がビショビショだ。これ全部お前のなんだぜ?」

優希「んんっ!」プイッ

優希(そんなの、見せるな……今日の京太郎、やっぱり変だじぇ……)

京太郎「じゃあそろそろ挿れるわ」ジー…

優希「んん!?」

優希(えっ、まさかこのまま……待って待って待って!!)

優希「んー!んー!んんー!」ブンブン!

京太郎「はあ?今さらやっぱり嫌だなんて通用すると思ってんのか?」

優希(そうじゃない!そうじゃないんだ京太郎!私は、私はただ……)

京太郎「まあ諦めろ。やられる事の重さをちゃんと理解してなかったお前が悪いんだからな」ギンギン

優希「!?」

優希(なんだ、あれ……?む、無理だじぇ……あんなの、入るわけない!)

京太郎「いくぞ……」ミリッ…

優希「んうう!!」ポロポロ

優希(痛い、痛い痛い痛い!やめて、京太郎、入らない、そんなの入らな……!)

京太郎「っ!」ズブッ!

優希「ーーーーっ!!」ブチブチッ!

優希「ん……ふ……」ビクッ、ビクッ……

優希(痛、い……なんで、なんでこうなっちゃったんだ……)

京太郎「はあ、はあ……」

京太郎(キツすぎ……やっぱり、こいつの小さすぎるわ……)

優希「……」ポロポロ

京太郎「……」

京太郎(あ、れ……何やってんだ、俺……?優希の手と口縛って、あんなに嫌がってたのに無理やり挿れて泣かせて……)

京太郎「……」シュル…

優希「ひっぐ、ぐしゅ、うええええぇん……」

京太郎「優、希?」

京太郎(そこにいたのは、いつも俺をからかって馬鹿にしてくる優希じゃなかった)

優希「痛いっ……痛いじぇ京太郎ぅ……」

京太郎(いたのは、俺のあまりに相手の事を考えない暴力的な行動に怯え……)

京太郎(無理やり初めてを奪われた痛みに泣く、1人の女の子だった……)

優希「うっ、ひっく……」ポロポロ

京太郎「……優希、ごめん」

優希「京、太郎?」

京太郎「謝ったってどうにもならないのはわかってる……だけど、本当にごめん」

優希「……」

京太郎「痛いよな、今抜くから……」ズッ

優希「……!」ガシッ

京太郎「お、おい、優希?足組まれたら抜けないんだが……」

優希「い、今止めたら……京太郎、罰則だじぇ……」

京太郎「そんな事言ってる場合かよ!俺は嫌がるお前に無理やりこんな……」

優希「違うじぇ……」

京太郎「なにがだよ!?」

優希「私は、するのが嫌だったんじゃないんだじょ……ただ」

京太郎「ただ……?」

優希「ただ、優しくしてほしかったんだ……」

優希「する前に嘘でもいいから好きって言ってキスしてほしかったんだじぇ……私、京太郎が好きだから」

京太郎「……」

優希「だから続けて、いいじょ……今も痛いけど、今の京太郎なら、怖くないから」

京太郎「……」

優希「でも、もしよかったら、今言った事してくれたら嬉しいじぇ……」

京太郎「……」チュッ

優希「んっ……!」

京太郎「――好きだ、優希」

京太郎(何もわかってなかったのは俺だったんだな……馬鹿みてえだ)

優希「京太郎……」

京太郎「本当に、馬鹿みたいなんだけどさ……今からでも、優しくやり直していいか?」

優希「……もちろんだじぇ」ギュッ

京太郎「ありがとうな……」


――……

京太郎「はぁ、はぁ!」パンパン!

優希「あっ、きょ、京太郎、京太郎!」

京太郎「優希、優希……!」コツコツ

優希「ああっ!あんっ!奥コツコツされるの、いい、気持ちいい……!」

京太郎「俺も気持ちいいぞ……!優希の中すげえ締まって……すぐに、出ちまいそうだ!」パンパン!

優希「あんっ!う、うん、出して!京太郎の、んんっ!赤ちゃん、欲しいから!全部出してぇ!」キュウウ

京太郎「うあっ、締まる……出るっ!」ビュルビュル!

優希「ああああっ!熱いの、京太郎の赤ちゃんの素が奥に来てる……気持ち、いい……」トロン…

京太郎「……!」ギンッ

優希「ひゃあ!?中で、硬く……ああんっ!」

京太郎「まだだ、優希……孕ませるまで、何回だってやってやる!」パンパンパンパン!

優希「あぁん!京太郎、もっと、もっとぉ!!」

京太郎「うおおおお!!」


――……

優希「えへへ、京太郎ー」ギュッ

京太郎「……」

優希「あんなに中に出して……そんなに私の身体よかった?」

京太郎「聞くなよ……」

優希「京太郎は照れ屋さんだったのか、新発見だじぇー」スリスリ

京太郎「はあ……抜かずに何回も出しちまった……こりゃほぼ間違いなく出来てんだろうなあ」

優希「……後悔、してる?」

京太郎「ん?いいや、そんな事ねえよ」チュッ

優希「あっ……」

京太郎「責任は取るつもりだし……どうやら俺、本気で惚れちまったみたいだし」

優希「っ!?」

京太郎「……なあ、あんな馬鹿な事しちまった俺だけど、まだ好きでいてくれてるか?」

優希「んっ」チュッ

京太郎「!?」

優希「これが、答えだじぇ!」

京太郎「そっか……じゃあ今から俺達はそういう関係って事で」

優希「うん、京太郎、大好きだじぇ!」ギュウッ

京太郎「……」

優希「あ、れ……京太郎……なんか、お腹に当たって……」

京太郎「――お前が、かわいいのが悪い」ガバッ

――……

京太郎「優希、出るっ!」ドピュ、ドピュ

優希「ひゃああああ!こ、これで五回目……まだするの……?」

京太郎「当たり前、だろ!」パンパン!

優希「ああん!あん!京太郎!気持ちいい、京太郎ぅ!」

咲「部室入れないから早く終わってよぉ……」



カン!



***************************************





晴絵「諸君! 男に餓えてるか!?」

阿知賀メンバー「お、おー……」

晴絵「……何か元気ないなぁ?」

憧「いや、だって男に餓えてるのって晴絵だけじゃん。」

宥「どういうものかも知らないよね……」

穏乃「周りに男の人居ないですし。」

晴絵「はい、そこで問題。」

晴絵「下市町(阿知賀がある市町村)に男はいるでしょうか?」

憧「人口7,000切った市町村にいるわけ無いじゃない。」

晴絵「そう、男子の出生率は男1:10,000女だからまずいるわけが無い。」

晴絵「ではなぜこんなにも男子の出生率が下がったのか? はい、宥答えてみて。」

宥「え、ええ~……最近寒くなったから?」

晴絵「ぶっぶー不正解、じゃあ憧。」

憧「……遺伝子の劣化だっけ? 確かY染色体がどうとか。」

晴絵「そうそう、生き物を雄と雌に分ける際重要な遺伝子Y染色体、これが無いと女になり逆に有ると男になる。」

晴絵「人間の染色体は常染色体22対で44本、性染色体2本の合計46本になるわけだけど。」

晴絵「本来生き物の染色体の遺伝子情報に欠損などがあった場合」

晴絵「対となる染色体が補うけどY染色体が駄目になったら補う方法が無いわけなのよ。」

晴絵「だから時間が進むごとに正常なY染色体が減っていって男が減るわけ。」

晴絵「だから男は希少価値が高いのよ」

玄「それで、それがどうしたのですか?」

晴絵「そんな希少価値が高い男を手に入れました!」

京太郎「む~! む~!(放せー!)」

灼「見事にぐるぐる巻きに縛られてる……」

穏乃「これが生の男の人ですか……」

晴絵「そうよ、生の男子高校生よ!」

憧「いったいどうやって連れて来たのよ?」

晴絵「少子化対策委員会の職権使って。」

憧「職権乱用だー!?」

宥「でも、何でその人をここに……?」

晴絵「いや~私一人が独占するのは申し訳ないかなって。」

憧「本音は?」

晴絵「男性経験無いから何していいかわかんないの……」

玄「大丈夫なのですよ! 100人中99人は男性経験ないのです!」

宥「何が大丈夫なの玄ちゃん……」

京太郎「もごーもごー。」

穏乃「あ、大丈夫ですか?」ベリッ

京太郎「ぷはー! やっと喋れるようになった。」

晴絵「手荒な真似しちゃってごめんねー。」

京太郎「とりあえず縄を解いてください。」

晴絵「それは却下、君逃げるでしょ。」

京太郎「そりゃ逃げますよ! いきなりこんなとこに誘拐されたんですから!」

晴絵「人聞き悪いわね、せめて連行って言ってよ。」

京太郎「いや、拉致だよこれは!」


晴絵「そうだ。拉致だよ」

晴絵「だからお前にはここで死んでもらおうか」

京太郎「はい?」

晴絵「出てこい、人間原子爆弾上重!」

漫「はい!」

漫「今日こそぶちかましますよ!末原先輩、見とって下さい!」

末原「漫ちゃん、頑張ってな」

漫「だあああああああああああああああっ!!」


ピカッ



ドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

こうして須賀京太郎は死にましたとさ

おわり



***************************************



放課後、本来ならば誰もいない部室
普段ならもうとっくに帰っているような時間に、麻雀部の部室ではまだ人影があった
影は一つ、しかし人は二人
その影一つはまるで、二つから影と同じように一つにならんとするばかりに口づけ交わしていた


京太郎「さ、咲本当にいいのか?」


男が最後の優しさを出すように声をかける
しかし女は、それに対して言い放った


咲「だって、『許可証』見せたの京ちゃんだよ?」

京太郎「そ、それはそうだけど……」


始まりは普段の冗談だった
普通の会話、普通の流れ、その中で自分がモテる、モテないの話となったとき、
京太郎が冗談で『子づくり許可証』を見せたのだ(もちろん京太郎に邪な気持ちがあったのではない、
自分を卑下する咲に自信をあげようとしての行動だ)
しかし、それを見た瞬間、咲の目が変わった
彼女はまるで用意していたかのような手早い動きで、京太郎を導き、そしてキスをしてきたのだ


京太郎「咲……いいのか?」


京太郎はすでに限界だった、それもそうだろう、思春期の男が、こんなに色っぽい顔をしている少女を相手に、堪えれるはずがない


咲「うん、いいよ、来て」

京太郎「咲……」



そうして二人の影は重なり合う



***************************************




京太郎「フフフ…遂に引き当ててやったぜ!幻の小鍛治健夜サイン入りキラカード!」

咲「これだけのためにプロ麻雀せんべいの箱買い何度もしてたね」

優希「プロ麻雀タコスだったら何箱でも買ってたけどなー」

和「それで肝心の小鍛治プロのカードはどうしたんですか?」ワクワク

京太郎「まあそんなに慌てるなよ」ゴソゴソ

京太郎「刮目してみよ!これがスーパーレアカードだー!」バーン

つ「強制子作り許可証」

京太郎「あっ」

三人「あっ」

ガチャ

健夜「どうもー、少子化対策委員会のものですがたった今許可証が提示されたとの情報が入りまして」

京太郎「ファッ!?」

三人「えっ」

健夜「いやーしかし初提示でいきなり三人同時に見せつけるとは中々のヤリ手ですねー」



京太郎「…なんてことがあったのが数ヶ月前。今じゃパパ当確だぜ…」ガチャ

京太郎「ただいまー」

三人「お帰りなさーい♪」

咲「ご飯にする?」

優希「お風呂にする?」

和「そ、それとも…わ・た・し?」

咲「和ちゃん、そこは私達だよー」

優希「そうだじぇのどちゃん、一人でがっつき過ぎじゃないかー?」

和「そ、そんなオカルトありえません…!」

京太郎「うへへへへ」デレデレ

咲「もう京ちゃん鼻の下伸ばしすぎだよ」

京太郎「はっ!」ゴシゴシ

優希「それで今日はどこ行ってきたんだ?」

京太郎「東京の方に行って子育て支援の手続きとかをちょっとな」

咲「ふーん…」

京太郎「な、なんだよ…」

咲「それでお姉ちゃん達のはどうだった?」

京太郎「あぁ…咲に似てすごい吸い付きg…」

優希「へえ」

和「ほう」

京太郎「」

咲「京ちゃんは何児のパパになるつもりなのかなー?」ニコニコ

優希「さすがにヤリチンがすぎるじぇ」

和「人の初体験を滅茶苦茶にしておいてまだ足りないんですか?この色情魔」

京太郎「ち、違うんだ…!あの人達が他の男の餌食になりそうだったから、先に見せつけて守ろうと…!」

咲「それでチーム虎姫を食い散らかしてきたと」

優希「こんなご時世じゃなきゃ背中に傷幾つ作ってる事やら」

和「…らやましい」ボソッ

京太郎「すまぬ、すまぬ…」ペコペコ

咲「我慢できなかったの?」

京太郎「…はい」

優希「京太郎は「待て」が出来ない駄犬だじぇ」

和「で、でも…もう我慢する必要はありませんよ…?」

京太郎「え…?」

咲「今日お医者さんに行ったらね、安定期に入ったんだって」

和「で、ですからもう…その…ふ、夫婦の営み事も解禁ですって…」

優希「喜べ京太郎、これで麗しきJK妊婦を白濁まみれにできるじぇ」

咲「もうすでに今日は打ち止めだとか…」

京太郎「…ゴクリ」ギンギン

咲「そんなことは無かったね♪」

優希「今日は精のつくタコスをたっぷり作ってやったじぇ♪」

京太郎「タコスかよ!」

和「タ、タコスに飽きたら私のおもちを…」

咲「デザートは腹ボテ新妻三人前だよ♪」

和「美味しく食べて下さいね…♪」


ブチッ

京太郎「デザートじゃなくて今日の夕飯はお前らだー!」ガバッ

三人「きゃ~♪」

カンッ



***************************************



ハギヨシの友人と言われる京太郎という男がやってきた。

何やらハギヨシに『子作り許可証』なるものの相談をしにきたようだ。

だが生憎ハギヨシはトーカに追い回されているので手が空かないようだ。

なので折角来たのだからと衣の部屋に通した。


衣「して、きょうたろーと言ったか、『子作り許可証』なるものは持ってきているのだろう?」

京太郎「ええ、ハギヨシさんは既に持っているはずなのでどう立ち回っているのか許可証の先輩から聞きたくて。」

衣「ふむ、だが生憎ハギヨシはトーカと乳繰り合っている、手が空くのは相当掛かるぞ?」

京太郎「そうですか……それでは日を改めて伺おうかな。」

衣「まぁまてきょうたろー、少し衣と談話していかないか?」

京太郎「え? まぁいいっすけど……」

衣「衣が目下興味あるのは件の許可証の事だ」

衣「トーカがあれほどまでに躍起になって求めるのを察するに相当に貴重なものなのだろう?」

京太郎「貴重といえば貴重ですかね、男自体が少ないんで。」

衣「そうか、衣は気になるのだ、そのような貴重な物があるなら一目見ておきたいとな。」

衣「だから、衣に見せてはくれないか?」

京太郎「ええ!? 駄目ですよ! これはやばい物なんです! 女の子が軽々しく見たいなんて言っちゃいけないんですよ!」

衣「むむむ……そう言われると余計気になるのが人の性だ。」

衣「衣はなんとしても見たくなってきた!」

京太郎「駄目ですって! (俺たち)子供が見ていいものじゃないんです!」

衣「……今なんて言った……?」ゴゴゴゴゴ……

京太郎「だから、(俺たちは)子供が使っていいものじゃないと……」

衣「ころもはこどもじゃない! ころもだ! 立派な淑女だ!」

衣「だから衣は見ても大丈夫だ!」

京太郎「天江さん! 貴女子作りのことわかって言ってるんですか!?」

衣「夜伽のことだろう!? 衣は大人だから夜伽がどんなものか草紙で知っているぞ!」

衣「さぁ! 大人しく見せるのだ!」

京太郎「あーーーーーーーーーれーーーーーーーーーー」



カン



***************************************



ガチャ

和「こんにちは」

優希「ノドちゃん!今日も無事だったか!」

和「ええ、3回ほど偽造した許可証を提示してくる人に遭遇しましたが、すぐに連行されていきました」

まこ「そこまでやるか」

和「種の無い方には交付されていませんから、もしかしたら思ったより長野は安全なのかもしれませんね」

久「まあ、単純な比率で言えば東京とか大阪とか都会に集中して当たり前ね」

久「ウチの市町村はもう須賀くんがいるからさらに――っていうか須賀くんだけだったんじゃないかしら」

優希「……京太郎、もう長いこと学校に来てないなー……」

まこ「やっぱり『施設』に送られたんかのう」

咲「うう……」

和「一体どうしたんでしょう」

久「やっぱり周囲から急に珍獣を見るような目で見られて、困惑したんでしょうねぇ」

まこ「わしらは出来るだけ普通に接しとるつもりじゃったが」

和「私達がいくら須賀くんを信用していても、向こうがそう思ってないと意味が無いということでしょう」

優希「失礼なヤツだな!」

咲「京ちゃん……」

久「人間不信かぁ。特効薬があるわけでもないし、もし帰ってきたら暖かく迎えてあげましょう」

和「そうですね」

優希「そもそも帰って来るのかー?」

咲「京ちゃんは……帰ってくるよ、絶対に」

まこ「おーおー。咲に対しては『許可証』はいらないみたいじゃのう」ニヤリ

咲「そっ!そんなこと」


ガチャ

京太郎「おいーっす!」

咲「あっ!京ちゃん!」

和「ひぃぃぃぃっ!」バタバタ

久「ちょ、ちょっと和?」

優希「何故私と咲ちゃんを盾に隠れるのか?」

和「……」ブルブル

久「えと、まあ、久しぶりね、須賀くん」

咲「おかえり、京ちゃん」

優希「なんかちょっと痩せたかー?」

まこ「どうしたんじゃあ、急に顔も見せんと休みまくって」

京太郎「ええ、すみません。ちょっとカウンセリングを受けて、小旅行に行ってまして」

久「鬱とか…そんな感じ?」

京太郎「まあそんなようなもんです。やっぱり何もしてないのに露骨に怖がられるとちょっと慣れなくて」チラ

咲「和ちゃん!」

京太郎「いいんだ、咲」

京太郎「なあ、和」

和「……」ビクッ

京太郎「俺が嫌がる女の娘に無理矢理許可証を見せるような男だと思うか?」

優希「そうだ、京太郎はそんな男じゃないじょ!」

和「でも……男は狼で女を孕ませる事しか考えてないケダモノだから、十分気をつけるようにと父にも」ビクビク

京太郎「なあ、俺達は友達だろ?ずっと付き合っててさ、そんな風に思われてたのかよ……傷つくぜ」ションボリ

咲「和ちゃん、今のは酷いよ」

和「あっ…………申し訳ありません。須賀くん」ペコリ

京太郎「わかってくれればいいんだ。これからも普通に接してくれよな」


コンコン

役人A「失礼します。厚○労働省の者ですが。須賀さんはいらっしゃいますか?」

京太郎「!?」


ガチャ

役人A「自由性行為許可証を使い、5人以上を妊娠させた男性に交付される、フェラチオ許可証をお持ちしました」

役人A「ここに本人確認のサインを」

咲「!?」

役人A「それから愛宕絹恵・愛宕洋榎・真瀬由子・上重 漫・清水谷竜華・園城寺怜・以上6名の認知のサインも合わせてお願いします」

役人A「養育費等は税金で賄われますが血縁関係の手続きのためです」

京太郎「は、はい」ガクガク

和「……」

咲「……」

久「……」

優希「……」

役人A「では」

バタン


京太郎「……」

和「……」

まこ「……」

京太郎「いや、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。なにその眼差し」

咲「……」

京太郎「しょうがないだろぉ!?使わないと施設行きなんだぞ!」

久「……」

京太郎「一度施設に入れられたら、いつ出れるかもわからないんだぞ!?」

優希「……」

京太郎「知らない誰かと延々と交尾なんて、まるで繁殖用の実験動物じゃないか!」

和「……」

京太郎「咲!お前ならどうだ!嫌だろそんなの!」

咲「……まあ」

京太郎(アレッなんか反応鈍いな)

京太郎「だから……仕方がなかったんだ。俺だって……」グッ

久「……なんでわざわざ大阪に?」

京太郎「うっ。そっそれは、そう、身近なみんなには、悪いと思って許可証を使いたくなかったんだ」

和「身近な人でなければ悪いと思わないんですね」

京太郎「……ああそうさ!お前らだって、遠くアフリカの子供が飢てるニュースを見たって次の日には忘れてるだろ?」

優希「……」

まこ「……」

京太郎「同じだ。俺のエゴだよ。手当たり次第に許可証を使うような男だって、自分の生活圏では思われたくなかったんだ」

咲「……」

京太郎「卑怯かもしれない。でも、ただ普通に暮らしたいって思うのは悪いことなのか……?」

久「……」

和「……わかる気がします」

京太郎「和!」パァァ

和「さっき役人の方が来た時に一瞬、考えてしまったんです。可哀想と思うより先に、自分じゃなくて良かったって……」

まこ「自分の身が一番大事なのはわしらも同じ……か」

久「そうね……別に須賀くんのことを聖人君子だなんて思ってなかったしね」

京太郎「うう……みんな……ありがとう」

咲「でも許可証を使われた人はもしかしてすごく傷ついてるんじゃ……」

京太郎「大丈夫だ。最初は泣き叫……いや可愛いから何回もしてたらすぐ慣れ……」

京太郎「じゃない最後はちゃんと喜ん……いやそうでなく、まあとにかくひどく恨まれるようなことはしてないぞ!うん」

和「……じゃあ、もう許可証を使うことは無いんですね」

京太郎「ああ、これでしばらく施設に送られることも無い。許可証だって……使わなくて済むんだ」

咲「よかったぁ」

優希「だが京太郎、許可証を使ってない風に嘘ついたな!」

京太郎「つ、使ってないとは言ってないぞ」

久「まあまあ。これからの須賀くんを信じましょう」

京太郎「ありがとうございます。部長……改めてよろしくおねがいします」


コンコン

役人B「失礼します。厚○労働省の者ですが。須賀さんはいらっしゃいますか?」

京太郎「!?」

久「……はい。ここに居ます」


ガチャ

役人B「自由性行為許可証を使い、累計15人以上を妊娠させた男性に交付される、パイズリ許可証をお持ちしました」

役人B「ここに本人確認のサインを」

咲「は?」

役人B「それから神代小蒔・石戸霞・薄墨初美・狩宿巴・滝見春・戒能良子・鶴田姫子・白水哩・花田煌・安河内美子」

役人B「以上10名の認知のサインも合わせてお願いします。養育費等は税金で賄われますが血縁関係の手続きのためです」

京太郎「は、はい」ダラダラ

和「……」

咲「……」

久「……」

優希「……」

まこ「……」

役人B「では」

バタン

和「……」

久「……」

京太郎「……いや、違うんだ」

咲「何が?」ニッコリ

京太郎「待て、だから誤解だ。違うんだって」

咲「別に何も急かしてないよ?何がどう違うのか、ゆっくり話してみて?」ニコニコ

京太郎「期間があるんだ、△人孕ませたら◯年は施設送りにならないっていう」

咲「うん知ってるよ。学校でも女子だけ集められてお話があったもん」

京太郎(チッ知ってるのか)

京太郎「俺だって許可証を使うのは辛い。すごく辛い。だからこそ、一気に数を稼ごうと……」

久「今計算したけど、16名も妊娠させたら須賀くんがあと80年生きてもお釣りが来るわね」

まこ「今の明らかに全国の時に聞いた名前じゃが、九州まで行ったんか?」

和「そういえばなぜ大阪だったのかの質問も、微妙に答えていませんよね」

久「勉強のために……って全国大会のビデオを持って帰ったのと関係あるのかしら?」

優希「なぬ!」

京太郎「あのね、そのね、だから違うんだって」

咲「だから何がどう違うのか説明してよ」

咲このままだと強制子作り許可証を交付されて浮かれた京ちゃんが学校を休んでまで全国を巡って」

咲「全国大会の時に目星を付けておいた好みの可愛い女の娘だけを狙い撃ちで一人残らず俺の種で妊娠させてやる」

咲「みたいな最低な野望を叶えるために種をばら撒いて廻っているように見えて誤解されちゃうよ?そうじゃないんでしょ?」

京太郎「ぐっ……」

優希「京太郎ぉ……」

和「……」

久「……」

まこ「……」

京太郎「ふー。ああもうどうでもいいや」

優希「京太郎?」

京太郎「ああそうだよ畜生。全部咲の言うとおりだ」

まこ「ぅわー……」

咲「……」

久「……流石にちょっと引くわね」

和「その上で人畜無害な善人面をしようとしていたのがすごく気持ち悪いですね」

咲「へーノリノリで16人も妊娠させたんだ。気持ちよかった?」

京太郎「ああ。多分もっとだけどな。男に生まれてマジ良かったと思ったよ」

和「無理矢理妊娠させられる女の娘に対して何も感じなかったんですか!?相手の気持ちを考えたら、わかりますよね!?」

優希「……」

京太郎「ああ……」

京太郎「その時は……」

京太郎「気の毒だと思ったよ」

久「……」ブルッ

京太郎「提示されて、一瞬何が起こったのか解らなくて呆然とした女の娘を強引にホテルに引っ張っていくのは最高なんだぜ」

京太郎「ちなみに許可証にICがついててホテルの料金タダなんだ凄いだろ」

京太郎「百合カップルの片方をまず徹底的に堕とすのにも最高に興奮したなぁ」

京太郎「最初は嫌がってたはずなのに男に犯されて甘い声を上げ始める恋人の姿」

京太郎「それを裏切られたような信じられないものを見る目で見てさあ」

咲「京ちゃん……変わったね。前はそんなクズじゃなかったのに」

京太郎「だったら!」

優希「!」ビクゥ

京太郎「どうしろって言うんだ!お前らの知ってる俺はもう居ないんだぞ!?」

京太郎「殺人鬼に向かって人殺しはいけないことだって説教たれて何か意味があるのか!?」

久「……とにかく、須賀君はしばらく顔を出さないで。今となっては一緒の空間にいることさえ不愉快よ」

京太郎「……」

京太郎「わかりました」

和「……とっとと消えてください」

優希「京太郎……」

京太郎「……と、言うとでも思ったかぁ?バアアアアアアアカ!」つ許可証

咲「キャッ!」

まこ「いかん、目を閉じろ!」

和「いやぁ……」

京太郎「無駄ですよ。染谷先輩……どうやらみんな見てしまったようですしね……」


コンコン

ガチャ

役人C「失礼します。たった今宮永咲、原村和、竹井久、染谷まこ、片岡優希の子作り強制許可証の視認を確認」

役人C「速やかに性交の準備にとりかかってください。私は監督官としてここに同席します」

久「うそ……」

咲「京ちゃん……もうこんなことやめてよ!」

優希「京太郎……なんで」

和「いや……もういやぁ……」

まこ「京太郎!正気に戻らんか!」

京太郎「無駄ですよ。例え俺が心変わりしたところでこれを見た瞬間からあなたたちには持ち主との性交が義務化される」

久「っ──!そんなのごめんよ!あんたとヤるぐらいなら施設でも何でも行って──」

京太郎「言っておくが拒んだ結果送られる施設に逃げようと考えるのは賢明とはいえない」

京太郎「あそこに送られた人間はもはや人間の扱いを受けない」

京太郎「男は只管送られてきた女の体を孕ませ、女はその凌辱を一身に受ける」

京太郎「食事、就寝、水浴み、それ以外はすべて性交の時間に充てられる……」

京太郎「ここで俺とヤるか、施設に送られ見ず知らずの男に昼夜問わず犯され続けるのか……」

京太郎「どちらがいいか言うまでもありませんよね?」ニヤリ



咲「そ、んな……」


京太郎「さぁみんな、苦痛が快楽に変わるその時まで……思う存分愛し合おうぜ?」




カン
***************************************



京太郎「強制子作り許可証か……とんでもないもんもらっちまったな」

京太郎(これを使えば妊娠してさえいなければどんな女の子だって無駄撃ち以外なら思いのままに出来る)

京太郎(どんなに嫌がってもこの許可証には逆らえない)

京太郎「人によっては魅力的なものなんだろうけど……」

京太郎(俺だって男だ、興味がないといったら嘘になる)

京太郎(例えば麻雀部は可愛い子ばっかりだからみんなを俺が好きなだけ汚せると思ったら興奮を隠しきれやしない)

京太郎「俺には、使えないんだよなあ……」

京太郎(だけど麻雀部は今、全国に向けて頑張ってる。そんなみんなの邪魔をするなんて……俺にはどうしても出来ない)

京太郎「……」ピッ

京太郎(考えた、この許可証をもらってから夜も眠らずに悩んだ)

京太郎「あっ、部長ですか?」

京太郎(そして俺が出した結論は――)


京太郎「俺、二週間くらい部活休ませてもらいます」

京太郎(一定期間許可証を使わずに施設送りされる道を受け入れる事だった)


………
……


キィ

役人「入れ」

京太郎(みんな……)

役人「入ったらこれに着替え、すぐに作業に移ってもらう。異論の一切は認めない」

京太郎(生きていたらまた会おうぜ)


ガチャン


***************************************




麻雀部室の中に生き物の匂いが充満していく

響くのは牌を打つ音ではなくペタンペタンと肉と肉を合わせる音だ

あんなに太いものが女の中に出入りしているという事実がまだ頭で理解できない

「やぁ…あっ…きょ……ちゃ……激し……っ」

椅子をギシギシと軋ませながら男の腰の上で突き上げられる衝撃に翻弄される少女

身を覆い隠す役目を放棄した制服から覗くあらゆる素肌を男の手が這い回る

下着はとうに脱がされ男のバッグに収納されている

「おねが……もっと…ゆっくりぃ……ああっ!」

チラリと見えたその隙間には大量の下着がまるで戦利品のように詰め込まれていた

おそらくはこの狂った制度の被害者のものであろう

その最新の被害者が目の前の戦友―――宮永照だ

照「あっあっあっ んっんっんっ」

旧知の仲の油断からか、あっさりと許可証を出された照は唯々諾々と従っていた

純血を散らされ血が流れた時ですら眉根を寄せる以外は無反応だった照だが

じっくりと時間をかけて触られ、撫でられ、揉まれ、溶かされ、

今や全身を紅潮させ己の体の所有権を奪われかけていた

初交尾で躰の中を掘り荒らされる女の快感を覚え込まされているのだ

「ううっ、もう射精そうです、いいですよね、照さん、膣内出しいいですよねっ」

返事の決まった意味のない問い掛けだ

そもそも最初から私達に選択権など無いのだから

照に頷かせると満足したのかにやけながらパンパンと尻と腰を打ち鳴らす

「うぁっく、出る、出るデる射精るあぁ~~っ」

腕の中に抱き留めた照の左肩に顎を乗せて全身を包むようにガッチリと掴まえる

刹那、男の動きがピタリと止まり、太い筒の根本がビクビクと心臓のように膨張を繰り返す

ドクッドクドクドクドク

射精している、のか。こんな何の躊躇も無く

照「うぁっ!?…ぁ…来てる……おなか……んっ……あつぃぃ……」

「あ"~~~っ……最高……ふぃぃ……うっ……」

ドクッドクッ ドクュリ

男は温泉にでも浸かったような蕩けた阿呆面でただひたすら放精の悦楽を味わっている

照は白い喉を晒してブルブルと細かく震えながら男――須賀に身籠らせられる快感を受け止めていた

京太郎「はぁ、はぁ、はぁー。……照さん、頑張って育ててくださいね」

女に背負わせる重さに見合わない、後ろから刺し殺されて然るべき無責任な物言いだった



***************************************



照「ねぇ、京ちゃん。」

京太郎「…………はい。」

照「何で京ちゃんがここにいるのか聞いていい?」

京太郎「……はい。」

京太郎「俺今年の春に許可証をもらったんですけど、今まで一回も使ったことなくて……」

京太郎「そしたら少子化対策委員会に特別施設に連れてかれちゃって……」

京太郎「カウンセリングとか色々やった結果『環境が悪いんじゃないか?』って対策委員に言われちゃいました……」

菫「その結果ここ白糸台に送られてきたのか……」

咏「どもども、対策委員の咏ちゃんでーす♪」

誠子「しかも対策委員の監視付きで、ですか……」

咏「お姉さんは上の意向はわっかんねーけど、バンバン子作りしちゃえばいいんじゃねぇの?」

菫「しかし、だな……」チラッ

京太郎「…………はぁ。」

尭深「当の本人がこんな感じ……」

咏「ほれほれ、早く決めてくれよぅ、こっちだって楽しみに……じゃなくて、暇じゃないんだからさぁ。」

淡「今明らかに本音がでちゃってたよね。」

京太郎「そんな……」

京太郎「俺はもっと色んな恋愛過程を通して最終的には綺麗な海が見える所でロマンチックな夜に初めてを捨てたかったのに……」

菫「お前は乙女か。」

咏「一応妊娠しても養育費と出産費用諸々は国が出してくれるよ」

咏「でももし拒否したら施設送りで大会出場も危ういかもねぃ、知らんけど。」

菫「そうか、なら仕方ないな、ここは部長として部を守るため、仕方なく仕方なーく! 私が彼の相手をしよう。」チラッチラッ

京太郎「へぁ!?」ビクッ

照「ちょっと待って菫。」

菫「何だ照、今から用意するんだから邪魔するな。」ウズウズ

照「別に菫が無理にする必要はない、知り合いとして京ちゃんの相手は私がする。」

菫「お前こそ無理するな、知り合いだからといって義務感で犠牲になる必要はないんだぞ。」

照「別に無理してない、ただ麻雀するにも京ちゃんの相手するのも私が適任だと思っただけ。」

菫「何を言ってるんだ照、お前はうちのエースじゃないかそんなお前が妊娠でもしてみろ、戦力が減ってしまうだろ。」

照「妊娠してても麻雀は打てる、何の問題もない。」


京太郎「ああ、喧嘩はやめて……俺のために争わないで……」

尭深「須賀君……こっち……」

京太郎「はぇ?」

菫「おいこら尭深、何をする気だ?」

照「抜け駆けはよくない。」

尭深「須賀君が可哀想だったので……」
                               大収穫祭
菫「そんなこと言って実は種まきをしてあとでハーベストタイムする気だったんだろう!?」

照「上手いこと言った積もり?」

淡「菫先輩って結構むっつりスケベだよねー。」

菫「うるさい、おまえは肉棒の代わりにポッキーでもしゃぶってろ。」

照「え、勃起ー?」

淡「肉食系女子かー」

京太郎「女の人に幻滅しました、ロリコンになります。」

咏「だったら相手はあたしがいいんじゃね? 実年齢なんて知らんけど。」

淡「この泥棒猫!」

咏「お母様!?」

誠子「いきなり寸劇が始まった!?」

菫「むっつりで何が悪い!!」

照「そんなことより犯し(お菓子)の話しない?」

尭深「ああもう無茶苦茶だよ、須賀君の肉棒でとじまりしとこ。」

淡「わけワカメ! だよ!」

まこ「呼ばれた気がしたんじゃが?」

淡「呼んでない!」

京太郎「染谷先輩!」

まこ「おう、京太郎いまからわしの能力でお前助けるから安心しんさい。」

まこ「ということでキングクリムゾン!」

京太郎「しくしく……」

まこ「ああ……すまん京太郎……過程は飛ばしても結果は残るんじゃった。」


菫「というわけでだ、私が率先して部を守るために嫌々ながらも仕方なく受けるわけだが……」

京太郎「嫌ならそんなに無理しなくても……」

菫「まったく……そんなに私としたいのかそれなら仕方ないな……」

京太郎「いやそんなことは一言もいってな……」

菫「確か妊娠するまで続けるんだったな、仕方ないなぁ、君は子供は何人ほしいのかな?」

京太郎「まだ父親にはなりたくないなぁ……」

菫「なに? 双子だと? 中々に難題を言ってくれるな、仕方ない、双子が出来るまで頑張ろうじゃないか。」

京太郎「さっきから会話が成立していないんですが……」

菫「大丈夫だ! 最初は痛いが徐々に気持ちよくなると御婆様が言ってた!」

京太郎「痛いならしなければいいのに!」

菫「先っちょだけ! 先っちょだけ入れればいいから!」

京太郎「やめてください! こんなのおかしいですよ弘世さん!」

菫「そんなこと言って君の息子は元気なんだろう!?」ズリズリ

京太郎「いや! ズボンを脱がさないでください!」

菫「君も男なら聞き分けたまえ!」

京太郎「やめて乱暴にしないで!」

菫「見ろ!!まるで男が生娘のようだ!!」

菫「そうれ! 御開帳!」ガバッ

京太郎「いやー!?」

京ちゃん「…………」

菫「どういうことだおい……なぜスタンバイしていない!?」

京太郎「そりゃ無理やりされればそうなりますよ……」

菫「ならさっさと君のBABYをTAKE ME HIGHERするんだ!」

京太郎「どういう理屈ですかそれ!?」

菫「仕方ない……なら君をその気にさせるまでだ……」

京太郎「え……弘世さん……?」

菫「大丈夫だ、気を楽にして流れに身を任せればいい。」

京太郎「それって、どういう……んむ!?」

菫「んん……じゅるじゅる……」

京太郎「ぷはっ!? 弘世さん!?」

菫「黙ってろ、キスしにくいだろ……それと、今は菫と呼べ、私も京太郎と呼んでやる。」


そういって菫さんは俺の腕をつかみ、強引に唇を奪っていく。
キスに慣れてないのかぎこちなさはあるが菫さんの唇から熱を感じた。
何度かキスをしていく内に舌を入れ始めてきた。
何も考えられなくなっていく。
もうなにもかも、ながれにみをまかせてしまおう。


オレハモウ、スミレサンシカミレナクナッテタ。



数年後


京太郎「お待ちどうさまです。」ゴトッ

菫「今日のはまた一段と美味そうだな。」

菫「いただきます。」

菫「ん……今日のご飯も美味いな……」モグモグ

京太郎「そりゃ隠し味に愛情がいっぱい入ってますから。」

菫「そうか、ご馳走様。」

京太郎「もういいんですか?」

菫「ああ、私のおなかは別のものでいっぱいだからな。」

京太郎「じゃあ胸の中は?」

菫「幸せでいっぱいだな。」

菫「それでいつかこの家もこどもでいっぱいになればいいな。」

京太郎「そうなったらこの家に幸せが納まらないかもしれないですね。」

菫「溢れた分はお裾分けすればいいじゃないか。」

京太郎「ご近所さんにもご馳走様って言われちゃいますね。」

菫「ははは、そうだな。」




カン