俺は須賀京太郎。言わずと知れた清澄高校麻雀部唯一の
男子部員だ。
この部の特徴はやたら女の子が多い事だ。
俺は普段麻雀の勉強をする事もなく、彼女たちの雑用ばかりしている。
しかし、今日俺は限界を迎えた。


久「ロン。12000は12300」

京太郎(俺はこの半荘が終わったら部長を誘う)

久「ふむ…」

京太郎(メンタンピンドラ1…良い手だ。これでこの半荘は終わる)

咲「カン!もいっこカン!リンシャンツモ!倍満です!」

京太郎(ぐぬぬ 咲イイイイイイイイイ)

咲「じゃあ連荘ですね」カチッ カラカラ


チャッ チャッ チャッ カタカタカタ

久「…」(良い牌牌だわ)

京太郎(終わったな)

咲「カン!もいっこカン!カンカンカン!ツモ!」

京太郎(ブッチーン)

京太郎「おい咲 お前いい加減にしろよ」

咲「え?京ちゃんなんか言った?」

京太郎「え?いや何でもない。空耳だろ」

咲「そう…またまた私の親!がんばるよ!」カチッ カラカラ

優希「咲ちゃん今日はツイてるじぇ」


チャッ チャッ チャッ カタカタカタ

久「うーん」(一通も見えるけど三色かしら!)

京太郎(この三色が完成したら俺は部長を誘う)

久「ロン!メンピン三色ドラドラ!飛んだわね」

まこ「やれやれ…かなわんのお」

京太郎「部長…ちょっとコーヒーを買いに行きませんか」

久「え…?」

まこ「コーヒーなら冷蔵庫にあるじゃろ」

京太郎(ワカメはだまってろ もうしんぼうたまらん)

京太郎「俺は部長とコーヒーが飲みたいんです」

久「」

優希「」

咲(え…京ちゃん何言ってるの…?)

まこ(ほう…京太郎も隅におけんのお)

京太郎「いやですか…?」

久「別にいいわ。じゃちょっといってくるわー」

***

まこ「おいおい ホントにいってしもたの」

優希「そ…そんな…京太郎に限って…」

和「そんなオカルトありえません!」


そんな訳で俺達は自販機の所にやってきたのだ


久「ふう」ガタン


夕陽に映える部長の横顔が美しい


久「それで…何?」

京太郎「ええ 実は俺の国士無双が爆発しそうなのです」

久「」

京太郎「では参りますよ」

久「ちょちょちょっと」


俺はてっとりばやく部長の唇という名の三色同刻をうばう


久「う」

京太郎「どうですか 俺じゃあだめなんですか」

久「ぷはっ まってまって何か須賀君変よ?どうしたの」

京太郎「俺は何時も普通でしたか それはそう見えていただけかもしれませんよ」


そう、俺の肉欲は限界を突破していた


優希「この泥棒猫だじぇ!」

久「優希・・・」


通路の陰から優希が飛び出して来た


優希「このバカ犬!女の子に無理矢理キスするなんてどうかしてるじぇ!」


そう言うと優希は俺の股間に拳を繰り出してきた


ズン!

京太郎「はぅあっ!」

久「須賀君!?」


俺は肉欲も不完全燃焼のまま地に崩れ落ちた


久「ちょっ・・・須賀君、大丈夫!?」

京太郎「うぅ・・・あっ・・・///」ムクムク


上を見上げると、そこには部長のスカートの中が目の前に広がっていた
不覚にも俺は勃起した


久「へ・・・?って、どこ見てるのよ///」

優希「地面を転がりまわるふりをして部長のスカートの中覗くなんて最低だじぇ!死ねっ!」


優希は俺の股間を蹴り上げる


京太郎「はぅあっ!」


俺は息を呑み悶絶した


久「優希・・・貴女なんてことを・・・!須賀君に謝りなさい」

優希「うるちゃいうるちゃいうるちゃーい!」

咲「何があったの・・・?」

和「須賀君が・・・死んでる・・・!?」


いつの間にか、優希を追ってきたと思われる麻雀部員たちが集まっていた


久「私にも何が何だか・・・」

優希「・・・部長がみんな悪いんだじぇ」

久「えっ」


周囲が騒がしい


京太郎「・・・ここは?」

内木「生徒議会室です。なにやら廊下で倒れているのでここまで運んできたのですが」

京太郎「ありがとうございます。でも俺、もう行かないと・・・うぁっ!?」


立ち上がろうとする俺の股間に痛みが走った


内木「無理しないで下さい。それより股間を押さえてどうかしたんですか?」

京太郎「な、何でもないんです。本当に!」

内木「怪我でもしていたら大変だ。おい、彼のズボンを脱がせろ!」

男子生徒A「はっ!」

京太郎「や、やめてくれ・・・!」


俺は筋骨隆々とした男子生徒たちの手によってあれよあれよという間にズボンのみならず
上の制服も脱がされ、1分と経たぬうちに全裸に剥かれていたのだった


内木「ほう、これはこれは・・・」

京太郎「み、見ないで下さい・・・///」


周囲を取り囲む生徒議会副会長と、その配下と思われる逞しい肉体を持つ男達・・・
彼らのねばついた視線に俺は湧き上がる衝動を抑え切れなかった・・・


内木「竹井会長の麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎君。貴方の事はよく存じ上げてますよ」

内木「そしてもしここで貴方の介抱をしなければ会長に顔向けできない」

京太郎「いやいや、ほんと大丈夫ですから」

内木「そうは言っても立ち上げれないのでしょう?さ、その股間を押さえる手をどかして下さい」


そう言うと副会長は俺の手を無理矢理どかせた


内木「これは・・・」

男子生徒B「おお・・・」


生徒議会室にどよめきが走る
そう、俺は勃起していたのだ


内木「神聖な生徒議会の一室でここをこんなにして・・・。恥ずかしくないのですか?」サワッ

京太郎「くっ・・・!?」ビクンッ


副会長にただ股間を撫でられただけだというのに、俺のペニスは大きく跳ね上がる


内木「おやおや、これじゃあ確かに立つことすらできないでしょう。もっともここはこんなに勃っていますが」

京太郎「や、やめてくれ・・・」


言葉とは裏腹に、俺の肉体はこれから俺に降りかかるであろう快楽に歓喜していた


内木「うぶっ!!!」ゴキイッ


その瞬間黒い稲妻が走り内木以下生徒会役員のホモどもは一掃された


ハギヨシ「大丈夫ですか京太郎様 偶然廊下を通りましたら悲鳴が聞えましたので」

京太郎「ああ…ありがとうございますありがとうございます…」


そして俺は部長の所へ戻った


久「あら、須賀君!」

京太郎「部長…俺…」

久「大丈夫?さっきは何か様子が変だったから…」

京太郎「今俺の九蓮宝燈は完全に復活しました」

久「」


そう、俺の中では既に九種九牌倒牌のイメージが克明に浮かんでいた
しかしそれは犯罪である
いくら欲に駆られようとも俺は部長の悲しい顔を見たくはない


京太郎「部長 実は俺…部長の事を愛してるんす…なんて言っていいか…すみません」

久「…そう」

久「…」


俺は知っている。まずはこの様に真意を伝える事が重要だ。


京太郎「やっぱり変ですね…頭冷やしてきます」

久「まって」

京太郎(北)


先ほどの愛の告白が心とすればこれが技
一度降りる事により部長の心をわしづかみにするテクだ


京太郎「部長!」ガバッ

久「あっ!」


そして体 
すなわち 心・技・体 これぞ最強の麻雀奥義
俺も伊達に麻雀やってないのである


久「ちょっと待って。私こういうのは本当に好きな人だけにしたいのよ。須賀君は一時の勢いではないと断言できるの?」

久「私は須賀君の事は好きだし大事な麻雀部員の一人だわ。でもそんな風に思っていたなんて知らなかったのよ」


北。これはまことの壁。いわゆるノーチャンスというやつだ。
ここは絶対いい加減に答えてはいけない。
俺の今の本心 それは…!


京太郎「国士無双が止まりません」

久「…」ニヤリ

京太郎「あっ」


ガバッ

久「須賀君…からかってるの?面白いわねえ」

久「いい?こういう事するとどうなるか教えてあげる」

京太郎「あああ」


部長の闇の部分が目を覚ましてしまった。まさに理想的な展開。


京太郎「ちょっちょっと止めてください」

久「許さないわ」

アーレー



カン