京太郎「暇だなぁ…」グデーン

穏乃「そーだねぇ…」ダラーン

憧「あんた達だらけすぎよぉ…」ノベーン

京太郎「お前も大概じゃねえかぁ…」

憧「うっさいわねぇ…」

穏乃「あばー…」

京太郎「玄さん達はー…?」

憧「宥姉連れてくる途中だってさー…」

穏乃「あー…なるほどー…」

京太郎「…」スクッ

憧「急に立ち上がってどうしたのよ?」

京太郎「いや…ふと思いついたことがあってな…」スタスタ

京太郎「」ゴロン


[入り口扉]
    京太郎


穏乃「いきなりそんなとこに寝転んでどうしたのさ?」

京太郎「いや…ここにポジショニングすればさ…見れるんじゃね?」

憧「何を…ってあー…大体予想できるけど、いやしたくなかったけど一応聞いておくわ…何を見れるの?」

京太郎「何ってお前…パンツだよ」

穏乃「パンツ?」

京太郎「ああ。別名では『男のロマン』とも言われているな」

穏乃「おぉ!なんかかっくいーかも!」

憧「馬鹿、ただ煩悩をそれっぽく言い換えただけなんだから全然格好良くないわよ。目を覚ましなさいシズ」

京太郎「バッカお前パンチラ馬鹿にするなよお前。10人に聞いたら11人が『男の夢だな』って答えるんだぞぅ?」

憧「あとの一人どっから出てきたのよ…」

京太郎「そりゃお前質問者の回答に決まってんだろ。ちなみにソースは俺な?」

穏乃「私、ソースはおたふく派かな!」

憧「そのソースじゃないわよ馬鹿。ていうかウスター一択でしょバカシズ」

穏乃「むー!」

京太郎「OKその話題は止めよう。キノコタケノコ並に不毛だ」

穏乃「京太郎は?」

京太郎「イカリソース」

憧「案外わかれるのねぇ…」

穏乃「元の話題ってなんだっけ?」

憧「あ、馬鹿」

京太郎「そうだよパンチラだよパンチラ!」

京太郎「だからここにいれば見れると思うんだよ俺としてはさ!」

憧「でもねぇ…向こうからはいってきたらどうするのよ?」

京太郎「あ、やべ…それ考えてなかった…穏乃、鍵閉めといてくんね?」

穏乃「えー?自分でやればいいじゃ「俺作のお菓子フルコース」わかったー!」トテトテトテ ガチャン

憧「…まあ、解決したとして。入ってくるときに顔踏まれるかもしれないけどそこら辺はどうなのよ?」

京太郎「…憧、俺はな…男なんだ…」

憧「…だから?」

京太郎「男なら…夢に殉じるぐらいでちょうどいいんだよ」ニカッ

穏乃「わー…なんかかっこいー…」

憧「夢の内容で台無しだけどね」ズバァッ

京太郎「一刀両断…」

憧「当たり前じゃない。くっだらない…」

穏乃「でも止めないんだね?」

憧「ま、たまにはどうなるか見るのも面白いでしょ?」

京太郎「そんなら少し手伝ってくれねーか?三人と普通に話すだけで良いからさ、極力こっちに視線が向かないように」

憧「いいけど荷担したなんて思われるのは真っ平ごめんよ?」

京太郎「大丈夫、こういうときのために…」バサァッ

シーツ(京太郎)「シーツ、持ってきてんだよ」

穏乃「すごい情熱だね…」

憧「その情熱を少しは麻雀に向けなさいよね…」ハァ

京太郎「まーまー、とりあえず頼むわ」

憧「はいはい…」

穏乃「頑張るねっ!」ムンッ

………
……

トテトテ テコテコ キュムキュム

シーツ(京太郎、以下シー太郎)「この足音は…!」


間違いない。あの三人組だ。


憧「え、最後のって足音?」


そこには触れてくれるな。
とりあえず逸る心を隠しながらその瞬間を網膜に焼き付けるべく俺はただのシーツになるよう徹する。


シー太郎「」ソワソワソワソワ

穏乃「京太郎すごいワクワクしてるねー」


いっけね。

……

ガララ

玄「やっほーみんな!遅れてごめんねー!」

宥「ぁゎゎゎゎゎゎ」プルプルプルプル

灼「振動煩わし…」


来たよ!パンツ来た!これで勝つる!


穏乃「こんにちはー!」

憧「やっほ」


頼んだぞ二人とも…この作戦はお前等にかかって



穏乃「あ、そこのシーツには京太郎が入ってたりなんかしませんからね!」


ルゥン。

憧「」アチャー


絶対絶命大ピンチ。


玄「え…?」

シー太郎「」ピクッ

宥「ここに京太郎くんが…」プルプル

シー太郎「」ビクッ

灼「ちくわ大明神」


誰だ今の。


穏乃「えっ!?な、なんでばれちゃったの!?」アワアワ


お前のせいだよ穏乃!お前なんか穏乃やなくてしずもんや!


憧「あんたのせいよお馬鹿」

穏乃「うぇぇ!?ぅぅぅ~…」ジワァ


え、何こいつ可愛い。大天使シズノエルやん。しずもんなんておらんかったんや。
と り あ え ず。


玄「」ジー

宥「」ジー

灼「」ジー

シー太郎「」


どうしようこれ。


シー太郎「…に」

「「!?」」ビクッ

シー太郎「ニャーン(裏声)」


ここは猫の泣き真似でごまかしにかか


灼「」ゲシッ

シー太郎「アウチッ!!」


▽あらた は すねげり を はなった !


灼「とりあえず観念して出てきたらいいと思…」

京太郎「スミマセンデシタ…」モソモソ


暴力にはかなわないから仕方ないね。

……


憧「…」

穏乃「」アワアワ

玄「」モミモミ

宥「いやぁぁぁぁ…」プルプルプルプル

灼「それで、何で隠れてたの?」

京太郎「…」


言えない。「パンツが見たかったんですぅ!」なんて言えない。


灼「…」スッ

京太郎「言います言いますからすねはもう止めてぇ!」


マズイ。絶対絶命大ピンチ再び。


京太郎「えっとー…そのーですねー…」ダラダラダラ


どうしようなんて言おうマジ怖い。そんなふうにしどろもどろしていると。


憧「…京太郎、もう正直に言ったら?」


憧「『三人にドッキリを仕掛けたかった』ってさ」



救いの、女神が。


京太郎「………!!」

玄「え?ドッキリ?」モニュモニュ

宥「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」プルプルプルプルプルプル

憧「そう、ドッキリ。三人でだべってたときに急に京太郎が『みんなのびっくりしたときの顔見てみたい!』って言いだしてねー」

穏乃「…!そうなんです!それでシーツがあったから後ろからわってやればみんな驚くんじゃないかって!」


二人とも…俺なんかの為に…!


憧(貸し一つよ?)ニヤッ

穏乃(せめてここはサポートするよっ!)ニコッ

京太郎「」グスッ

灼「それならそれで早く言えば良…」スッ

京太郎「…!」


やった…俺は…俺は赦されたんだ…!


灼「でもドッキリ仕掛けようとしたのは許せな…」

京太郎「はい」ピシッ


ピンチ再来かな?


灼「だから…私達にお茶を淹れることで手打ち」

京太郎「は、はい!」スクッ


大女神灼センパイにお茶を淹れる為立ち上がっ


カクン

京太郎「お?」フラッ

灼「え?」


やばい。
正座させられて足しびれてるの忘れてた!


京太郎「わ!わ!わ!」フラフラ

灼「わ、わ、わ」


このままじゃ灼を巻き込んで倒れー!


京太郎「ヌゥォー!」ズシャー

灼「!?」


なかった!俺頑張った!ギリギリ当たりそうになったけど何とか体捻って回避したった!


京太郎「ふゥ~…」


軽く腰痛めたっぽいけど何てことはないな。


灼「京太郎、大丈夫…?」

京太郎「ええ…灼先輩こそ大丈夫でしっ」ピシッ


やばい。
これは、やばい。


灼「…?」


幸いにも灼先輩は気付いてないが、これはやばい。
灼先輩を庇うためにギリギリ体を捻って倒れ込んで出来たこの角度…
も う 少 し で パ ン ツ 見 え る !


京太郎「…!」コロンビア

灼「!?」ビクッ


あ。少し遠のいた。


京太郎「い゛っ…だだだ…」


腰痛めてるのにコロンビア。そりゃ痛くて当然である。


灼「…!大丈夫…?」キュムキュム

憧「それ足音なの…?」


ああ…その気遣いは嬉しいけどパンツ見えちゃいますよ…駄目じゃないですか(ゲス顔)


京太郎「実はちょっと腰を捻ってしまいまして…」ゴロン


仰向けになる。腰痛いから仕方ないね。(ゲス顔)


灼「それは心配…」キュム


もう少し…もう少し…あと一歩…!


キュム

チラッ

京太郎「…!!!!!!!」


今…

布が…

聖域を守る布が…

見え「クマ…パン…?」た…!


灼「!?!?!?!?」ババッ

京太郎「え…?」


何で隠して…


灼「今…なんて…言った…?」


ゑっ?
まさか俺、声に出して…


灼「なんて言ったか聞いて…」ギリギリギリ

京太郎「いだだだだクマパンって言いましたあああ!!」ミシミシミシ


つい白状してしまった。だって痛いもん。


灼「っ!」ゲシゲシゲシ

京太郎「あだだだだだ!!!」

灼「見るのはまだ良いとして何で声に出…!」メシャア

京太郎「ぬぎゃーー!!」


だってしょうがないじゃないですか!
玄さんが黒レース、宥さんが毛糸はまだ予測できますよ!?
でも灼さん!


京太郎「まさか子供用みたいなクマのプリントパンツ履いてるなんて思わないじゃないですかぁー!!」

灼「」ピシッ

京太郎「あ」


また声に…


玄「へー…灼ちゃんはクマさんのなんだー…」

宥「あったかそう…」ホワホワ

憧「クマさんか…可愛いわね…」ボソッ

穏乃「パンツ…?」キョトン

灼「」

京太郎「ゎゎゎゎゎゎゎゎ」プルプルプルプル


宥さんじゃないけど正直震える。このあとの制裁を考えると震える。
あと穏乃さんそのキョトン顔何なんですか?履いてないんですかあなた?


灼「京太郎」

京太郎「はい」

灼「楽に死ねると思わないほうが良…」ゴゴゴゴゴ

京太郎「ゎゎゎゎゎゎ」ガタガタガタガタ


ピ-

※しばらくお待ちください※


京太郎「うごごご…」ピクピク

灼「ふぅ…」パッパッ

憧「ム、ムゴイ…」

穏乃「ゎー…」

玄「灼ちゃんが…灼ちゃんがぁぁぁ…」モミモミサワサワフニフニムニュムニュ

宥「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」プルプルプルプルプルプル


カオス。この状況を一言で表すならそんな感じだ。


灼「さて…最後に言い残すことは…?」

京太郎「…」


最後…か…


京太郎「…っと」

灼「?」


そう…もっと…


京太郎「もっとパンチラが見たかった…」

灼「ジェノッサイッカッター!!!!」ズガァァァァン

京太郎「ヤッダーバァァァーー!!!」

ざんねん ! おれの ぼうけんは ここで おわってしまった !

京太郎「第…三部…

カンッ

京太郎「」ぱたりこ