719 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:01:23 ID:QqgS93CD0
それでは今日の分です

黒川(どうして・・・どうして・・・こっちに・・・
   まさか・・・間違って3番を打ってしまったのか・・・)

カチッ

黒川(やっぱり2番だ間違っていなかった・・・
   ならどうして・・・どうして2番だったんだ・・・)
京太郎「ククク・・・どうしてって顔だな・・・
    まあ最後に教えてやるよ・・・このゲームでの俺の目的を・・・
    俺には目的がいくつかあった・・・」
黒川「何だと・・・」
京太郎「まず最初にレートを限界まで上げる事だった・・・
    これによってお前は動揺すると同時に俺への猜疑心を
    増す結果になった・・・通常猜疑心を増すとやっかいな事に
    なるが今回の俺の目的はお前を動揺させる事じゃなくて
    お前の猜疑心を増やす為にあったんだからな・・・」
黒川「何だと・・・猜疑心を増やしたらお前にとって不利じゃないか・・・」
京太郎「猜疑心を増やす事に得られる効果は後で説明する。
    だがこれだけでは弱かった・・・だから二つお前の猜疑心を煽る
    手段をとることにした・・・それがピストルの玉を2番に入れるという宣言と
    下半分だけ隠して玉を入れるという行為をお前に見せる事だ・・・」
黒川(あの時のアレか・・・)
京太郎「そして俺が今回のゲームの中で一番怖かったのがお前が深く考えず
    いきなり3番を打ってしまうことだったからさ・・・」
黒川「だから俺の猜疑心を煽った訳か・・・」


720 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:02:18 ID:QqgS93CD0
京太郎「そうゆう事さ・・・お前がもし深く考えもせずに
    2番が危ないと3番を打っていたら
    その時点でこの策は水泡に帰すからな・・・」
黒川「もう一つ聞きたい事がある・・・」
京太郎「何だ?」
黒川「お前は何故2番と言って2番に入れた!!!
   普通逆にするはずだろ!!!!
   例えば2番に入れると言って3番に入れたり
   3番に入れると言って2番に入れたり・・・
   何故それをしなかったんだ!!!!!」
京太郎「それはお前が人を信じない人間だからさ」
黒川「なっ何故それが分かる・・・」
京太郎「まずは俺が和の事を仲間だと言った時お前が
    俺たちの事を笑った時だ・・・
    俺はその時こいつは他人を信じていない人間かも
    しれないと思い目星を付けた・・・」
黒川「しかしたったそれだけの事で俺がそうゆう人間だと決めたのか?」
京太郎「いや違うもう一つ決定的な所があった・・・」
黒川「どこだよそれは・・・」
京太郎「それはお前のイカサマのやり方さ・・・」
黒川「何だと・・・あんな事で一体何が分かるというんだ・・・」
京太郎「この場所でイカサマをするんだったらもっとお前の後ろにいる
    部下を使った有効なイカサマがあるはずだ・・・
    俺がこの場所でイカサマをするんだったらそうするしな・・・
    しかしお前は部下の力を借りずにあの鏡を使った方法でイカサマを実行した・・・
    それで俺は確信したんだよ・・・こいつは徹底した個人主義者・・・
    他人を信じる事が出来ない可哀そうな奴だってね・・・」
黒川「しかし・・・それとお前が2番に入れる事とどうゆう繋がりがあるんだ」
京太郎「さっきも言ったようにお前は人を信じない人間だ
    だからお前が言ったように言った番号と違う番号にいれたら
    お前は必ず看破するだろう・・・だが今回は同じ番号に入れた
    そしてお前は俺が言った2番に入れると言った言葉は絶対信じないさ・・・
    必ず考えて3番に入ってるという結論にたどり着くさ・・・
    なぜならお前は他人を信用しない人間だからな・・・必ずそうなるって思った訳さ・・・」
黒川「クククク・・・ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハーーー」
京太郎「どうした?」
黒川「いやーそうゆう事だったんだな!!!ハッハッハッハッハッハッハーーー」
京太郎「なにがおかしいんだ?」
黒川「いやーお前の余りの無知に笑いが止まらないだけさ・・・」
京太郎「どこか今の俺の説明で間違ってた所でもあったか?」
黒川「全くおめでたい奴だよお前は・・・まだそんな事をいってるとはね・・・」


721 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:03:06 ID:QqgS93CD0
京太郎「じゃあ一体何がおかしいんだ?」
黒川「貴様忘れていないか?ここがヤクザの事務所だって事を・・・
   俺たちがその気になればお前らの始末なんて簡単なもんさ・・・
   お前は試合には勝てたが勝負には負けたようだな・・・須賀!!!!」
和(そういえばそうでした・・・ここはヤクザの事務所・・・
  この人たちは何をするか分からない人たちだって事を
  すっかり忘れていました・・・)
黒川「おいお前ら出口を固めろ・・・」
ヤクザ達「はい」

タッタッタッタッタ

黒川「お前らには悪いが俺に勝った以上ここから出すわけにはいかねぇんだよ
   まああの世でラブストーリーの続きでも続けてくれや・・・」
京太郎「待・・・」
?「待て!!!!!!!!!!
  お前の負けや黒川!!!!!」
ヤクザ達「会長!!!!!」
黒川「会長いつからここに・・・」
会長「そこの小僧が全部の臓器を賭けるといった時からか・・・」
黒川「なぜこちらに来られたのですか?
   今日私達の方からうかがう予定だったのに・・・」
会長「いや・・・お前らがなかなか来んから
   なにかあったのかと思ってこっちから来たんや・・
   そうしたらそこの小僧と何か勝負をしていたんで
   おもしろそうやと思って見とった訳や・・・」


722 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:04:02 ID:QqgS93CD0
黒川「そうゆう事だったのですか・・・」
会長「小僧隣ええか?」
京太郎「どうぞ・・・」

トットットットット

会長「よいしょ・・・へぇ~ダブルロシアンルーレットか・・・
   随分面白そうなの考えよったな~
   このゲームとこのシステムを考えたのはお前か黒川」
黒川「はいその通りです」
会長「ほぉ~なかなか見事やなぁ~
   でお前らなんで揉めとったんや?」
黒川「そこの女が私のスーツを汚しまして・・・
   そうしたらそこの男が現れまして私と勝負をして
   そこの男が勝ったらその女がスーツを汚した事をチャラにし
   私が勝ったらその男の臓器で払って頂くという形をとりました」
会長「ほう・・・それで勝負の過程は?」
黒川「最初は私が順当に勝っていましたが
   途中でその男にイカサマがバレてしまいまして
   そして後は会長もご覧になったとおり
   あの男の策に嵌り負けてしまいました・・・」
会長「なるほど・・・これで大体の流れは分かったわ」



723 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:05:08 ID:QqgS93CD0
会長「そして今度はお前や・・・
   小僧名前はなんてゆうんや?」
京太郎「須賀京太郎です」
会長「それで須賀ワシにはまだ分からん事がある」
京太郎「何でしょう?」
会長「お前もし勝負に負けてたらどうするつもりやったんや?
   あの方法だとお前にも玉が当たる可能性があった・・・
   もし当たってたらお前は確実にあの世行きやで」
京太郎「その点については全く問題ありません」
会長「どうしてや?」
京太郎「なぜならここにもうすぐ警察がくるからです」
ヤクザ一同「!!!!!!!!!!!」
会長「まさか・・・お前が呼んだんか?」
京太郎「いえ俺じゃありません」
会長「じゃあ誰が呼んだんや?」
京太郎「そこの和の父親です」
黒川「あの親父・・・」
京太郎「俺が駅に着いた時すでに和の父親が警察を呼んだから
    もう大丈夫だと言ってましたが
    俺は和の事が心配だったので直接乗り込む事にしたんです
    もし何かあっても警察の事を引きあいに出して乗り切るつもりでした。」
ヤクザA「てめぇそんな脅しに俺たちが屈すると思ったか?
     甘いんだよお前はよ!!!!」
京太郎「甘いのはアンタのほうだよ
    今世間では暴対法なるものがあるんだよ・・・
    もし俺たちに危害を加えたら使用者責任をとらされ 
    困るのはお前らの会長さんだぜ・・・」
ヤクザA「ぐっ・・・」



724 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:06:18 ID:QqgS93CD0
会長「ほぉーそうゆう事だったか・・・
   黒川こいつらを解放してやれ」
京太郎「よし・・・帰ろうか和」
和「・・・」
黒川「しかし・・・このままではウチの面子が・・・」
会長「ここはワシらの負けや・・・
   大したタマやであの小僧・・・
   ウチに入って来て欲しいくらいや」

京太郎「ん・・・どうした和・・・」
和「須賀君・・・どうしてですか・・・
  どうして・・・いなくなっちゃう私の事なんか
  助けに来てくれたんですか?」
京太郎「それはさっきも言っただろう
    和は俺たちにとって大切な仲間であると同時に
    俺にとって世界で一番大切な人だからさ・・・
    それと和・・・」

ぎゅっ

和「えっ・・・?」
京太郎「前も言っただろ・・・お前は女の子なんだから無理すんなって」
和「うわあああああああああああああああああああ」


725 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:07:45 ID:QqgS93CD0
京太郎「どうだ・・・和落ち着いたか?」
和「はい・・・グスッ・・・もう大丈夫です」
京太郎「そうか・・・和お前に聞きたい事がある」
和「はい何でしょう?」
京太郎「前のデートの時はもう思い出は十分だって
    言ってたけど本当にそれは本心からいってたのか?」
和「それが一体何の意味があるんですか?」
京太郎「俺今日実はお前の親父さんに和を東京の進学校に
    転校させない為にお願いに来たんだ!!」
和(えっ・・・?)
京太郎「だからお前がもしこの清澄に居たいというなら
    いまここではっきり言ってくれ!!
    もし東京の進学校の方がいいというなら
    俺はここできっぱり諦める!!」
和「私は・・・私は・・・みんなと一緒に清澄に居たいです・・・」
京太郎「よし・・・よく言ったあとは俺に任せとけ」

ナデナデ

和「はい・・・///」
和父「おーい須賀君」
京太郎「おじさん」
和父「和は?和は無事だったのか?」
京太郎「和は無事です・・・警察の通報も取り消してかまいません」
和父「何?ヤクザ達はどうなったんだ?」
京太郎「ちゃんとお互いが納得いく結果に終わったので大丈夫ですよ」
和父「本当にそうなのか?」
京太郎「ええ」
和父「ならば大丈夫だな・・・」
京太郎「おじさん改めてお願いがあります・・・和を他の学校に転校させないでもらえますか?」
和父「何だと・・・」
和「私からもお願いしますお父様・・・
  成績や素行の件は今以上に徹底して厳しくしていきますので
  どうか私にもう一度チャンスを頂けませんか?」
京太郎・和「お願いします」



726 名前:京×和 第13話 決着[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 21:09:18 ID:QqgS93CD0
和父「まぁ・・・須賀君は私の娘を助け出してくれた恩人だし和も気を引き締めると
   言ってる事だし転校の件は白紙にしよう・・・」
京太郎・和「ありがとうございます」
和父「それと須賀君」
京太郎「はい?」
和父「娘を宜しく頼んだぞ・・・」
京太郎「はい!!!
    それと和大切な話があるんだが・・・」
和「はいなんでしょうか?」
京太郎「和俺はお前が好きなんだ!!もしよければ付き合ってくれないか?」
和「はい喜んで
  こちらこそ宜しくお願いします」
京太郎「和ぁーーーー!!!!!」

ぎゅっ

和「きゃっ」
京太郎「俺和の事ずっとずっとずっと大切にするから・・・」
和「はい・・・///」
和父「そうゆう事は私のいない時にやってくれないか・・・」
京太郎「はい・・・すみません」
和父「じゃあ私は帰るから後は二人で帰って来なさい」

ブロロロロロロ

京太郎「さて帰るか和・・・」
和「はい京太郎君」
京太郎「和・・・今なんて・・・」
和「えっ・・・今の呼び方おかしかったですか・・・」
京太郎「いや・・・凄くうれしいよ和・・・」
和「ありがとうございます京太郎君
  あっ京太郎君目にゴミが付いてますよ目をつぶってくれませんか?」
京太郎「おう」

ちゅっ

京太郎「いっ今のまさか・・・」
和「そんなにイヤでしたか・・・」
京太郎「そんな事ないよ」
和「じゃあ今度は京太郎君から・・・ねっ」
京太郎「和愛してる・・・」


おしまい

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