優希「どうしたんだじぇ?」

久「どうしたのよ騒々しい」

和「何かあったんですか?」

咲「京ちゃんがうずくまってる・・・。もしかして京ちゃんが怪我でもしたんですか、染谷先輩?」

染谷「わしが牌を入れる箱を落として、京太郎のおちんちんの骨を折ってしもうたんじゃ・・・」

久「なんですって!?」

優希「おちんちんの骨が折れるなんて大変だじぇ!」

咲「ど、どうしよう・・・」

和「救急車を呼んだ方がいいのでは・・・?」

京太郎「だ、ダメだ・・・。救急車は呼ばないでくれ・・・」

久「そんな、どうして!?」

染谷「そうじゃ!何でなんじゃ!?」

京太郎「部内で怪我人が出たとなれば麻雀部は廃部になるかもしれない・・・]

京太郎「ここは麻雀部とは関係なく怪我をしたということにしないと・・・」

染谷「動くんじゃない!痛いんじゃろ?」

京太郎「はは、大丈夫ですよ。たかが骨が折れたくらいで・・・。ぐぁぁ!!」

咲「あわわ、ど、どうしたら・・・」

優希「とりあえず冷やしてみようじぇ。冷凍庫から氷出してくるじぇ!」

和「では私は氷を入れる袋を用意します」

久「須賀君、本当に大丈夫なの?」

京太郎「大丈夫です。骨折するのには慣れてますから・・・」

咲「そんな、よく骨折してるって・・・何で・・・」

京太郎「男の子には色々あるんだよ、咲・・・」

染谷「すまん京太郎・・・。わしがあんな重い箱を落としたばっかりに・・・」

京太郎「いいんですよ染谷先輩・・・。俺が悪いんですから・・・」

優希「氷持ってきたじぇー」

和「では冷やしましょうか」

久「冷やす・・・。ね、ねえ、やっぱりこういうのは患部に直接当てて冷やさないといけないのかしら・・・?」

京太郎「えっ・・・?」

優希「じゃあ脱がせるじぇ?」

和「ちょっと、汚いもの出させようとしないで下さい!」

咲「あわわ、どうしたらいいのかわかんないよぉ」

染谷「よし、脱がせい!」

優希「アイアイサーだじぇ!」

京太郎「や、やめて下さい!こっちは骨が折れてるんですから乱暴なことしないで下さい!」

久「そ、そうね・・・」

優希「すまんだじぇ・・・」

和「怪我人は丁寧に扱わないと。早く病院に行ってきたらいいのに」

咲「で、でも痛そうだよ?脱がせて冷やしてあげようよ!」

染谷「じゃがのう・・・」

京太郎「こんな状態じゃ歩くことはとても・・・」

染谷「わしの責任じゃ・・・」

京太郎「そんな・・・。元はといえば俺が先輩が棚の上から牌の箱を取っている脚立の下で横になってたのが悪いんですから・・・」

久「とにかく、骨折は早めの治療が大事なのよ」

和「そうですね。折れたのを放っておくと、骨が変にくっついて大変なことになりかねませんから」

優希「でも、京太郎は身動きができないって言ってるじょ」

咲「うーん・・・」

染谷「じゃったらわしが・・・」

京太郎「えっ・・・?」

染谷「わしがおんぶして病院まで連れていったる!」

久「まこ・・・」

優希「漢と書いておとこだじぇ!」

和「染谷先輩、かっこいいです!」

咲「で、でも・・・」

染谷「さあ、わしの背中に乗るんじゃ京太郎」

京太郎「そ、それじゃあ失礼します・・・。ぐっ、ぎゃぁぁあああああ!!!!!」ドテッ ゴロンゴロン

染谷「ど、どうしたんじゃ京太郎!?」

久「まこ、ちゃんと支えたの?」

染谷「わ、わしは・・・。京太郎が自分から転がり落ちたんじゃ・・・」

優希「まさかこれは・・・」

和「わかるんですか優希?」

優希「これは仮説なんだけど、京太郎の骨折したおちんちんが染谷先輩の背中に接触したことで激痛が走ったのではないだろうか?」

咲「それだよ優希ちゃん!冴えてるね!」

優希「いや~、えへへへへ」

京太郎「うぅ~・・・」

染谷「ど、どうしたらええんじゃ・・・。これじゃあ京太郎を病院に運ぶ手段が思い浮かばん・・・」

久「諦めるのはまだ早いわ!」

咲「そんな・・・。運ぼうとしたってこんなに痛がってるんですよ?どうしようもないじゃないですか!」

久「逆転の発想よ」

和「逆転の発想・・・ですか・・・?」

久「痛みを感じるというのであれば、それはどうしようもないこと」

久「だったら、須賀君を気絶させて何も感じてないうちに運んでしまえばいいだけのこと」

優希「なるほどー」

和「一理ありますね」

染谷「じゃ、じゃがそれは危険なことなんじゃないじゃろうか・・・」

久「どういうこと?」

染谷「痛みっちゅうんは、体が発する危険信号じゃ・・・」

染谷「それを無視して無理矢理運ぶっちゅうんは、何か良からぬことが起きそうで怖いんじゃ・・・」

優希「でも、ここで何もしなかったら京太郎のおちんちんの骨は永久に折れたまんまだじぇ?」

咲「ううん、悪く骨がくっついて大変なことになるかも・・・」

染谷「うぅ・・・、わしんせいでこんな・・・」

久「自分を責めちゃダメよ、まこ」

和「そうですよ染谷先輩。先輩は何も悪くないです」

優希「だからそんな落ち込まないで欲しいじょ」

染谷「お前達・・・。ありがとうな・・・」

咲「そうだ!駅前においしいケーキが食べられるお店ができたんですよ!よかったらそこに行きませんか?」

和「いいですね!染谷先輩、行きましょうよ。こんなところで落ち込んでいるよりいいですよ」

優希「ケーキ♪ケーキ♪」

久「行きましょ、まこ」

染谷「そう・・・じゃな・・・。よし、これからみんなでケーキパーティーじゃ!」

久「そうこなくっちゃ」

咲「それじゃ行きましょうか。あ、お勧めのケーキがあってね・・・」

和「へえ、そうなんですか・・・」




京太郎「俺は放置された・・・・・・」

京太郎「金曜だったから、学校が始まる月曜日まで放置された・・・」