京太郎「あの、先輩」

塞「ん? なに? あ、肉じゃが作ってきたから後で食べてね」

京太郎「いやそれはありがたいんですけど……先輩、大変じゃないすか?」

塞「なにが?」

京太郎「大学だってあるのに、部活の後にこうやって部屋まで来て……」

塞「ああ、いいのいいのそれぐらい」

京太郎「うーん」

塞「ほら、高校の時はあんま構ってあげられなかったからさ。京太郎には雑用ばっか押し付けちゃったし」

塞「OBとしてせめてこれぐらいはさせてほしいなって」

京太郎「うーむむ……だけどなぁ」

塞「男なら細かいこと気にしない! それに、来週からは私も隣に住むし」

京太郎「へ?」

塞「言ってなかったっけ? 私もこのアパートに引っ越すんだ。あ、悪いんだけど荷物とか色々と手伝ってほしいな」

京太郎「あはい、それは構わないすけど……じゃなくて」

塞「ん?」

京太郎「いや、その……何ゆえ?」

塞「家賃も安いし、大学もそこそこ近いし」

京太郎「あぁ、はいはい」

塞「なにより、京太郎が住んでるし」

京太郎「はいぃ!?」

塞「知らなかった? 宮守女子では結構重要な条件なんだけど」

京太郎「知らなかったというか……初耳過ぎる」

塞「まぁそれは後にして、始めるよ? 京太郎は今の宮守麻雀部の柱なんだから、ビシバシ叩きこむからね」

塞「私がお隣さんになったからには、今まで以上にみっちり詰め込むからそのつもりで」

京太郎「うげ、お手柔らかに……」


カンッ