625 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:12:04 ID:C/g+hbOE0
それでは今日の分を投下します どうぞ

和「それでは今日食べたシュークリームをもう一回奢って頂けますか?」
京太郎「なんだそんな事かそれくらいだったらお安い御用だ」
久「今日食べた~?いつ食べたのよ?」ニヤニヤ
和「それは昼休みの時に・・・」
優希「のどちゃん昼休みにシュークリーム食べてたかじぇ?」
咲「確か食べてないよ」
京太郎「ちげーよ俺が今日朝和を迎えに行く前に買ってそれをさっきあげたんだ」
久「へぇ~だったらシュークリームを仲良く食べてて遅刻したわけじゃないんだ~」ニヤニヤ
京太郎(ドキッ)「ちっ違いますよ」
久「ふ~んだったらそうゆう事にしてあげる」
京太郎(ホッ・・・)
久「あらもうこんな時間ねぇ~もう今日の部活はお終いまた明日ね」
京太郎「和」
和「なんでしょう?」
京太郎「帰りも乗せてってやるよ」
和「いいです流石にそこまでは・・・」
京太郎「いや今日和にはシュークリームを奢る約束があるから
    嫌でも俺に付き合ってもらうぜ・・・
    そのついでにお前を家まで送っててやるよ」
和「ズルいですよ!須賀君!!」
京太郎「ハハッじゃあ決まりだな」
和「もぉ~須賀君ったら」

タッタッタッタ

久「和と須賀君が仲が気になるからつけてみましょう!!」
咲「ダメですよ!!いくら仲が良いからってそれは・・・」
まこ「おもしろそうじゃな~早速後をつけるか!!」
優希「よしのどちゃんと京太郎の後をつけるじぇ~」



626 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:13:25 ID:C/g+hbOE0
久「さてもうそろそろこの辺を二人が通るはずよ」
まこ「なんかスリルを感じてええの~」
優希「犬め!!私というものがありながら
   のどちゃんと浮気するなんて絶対に許せないじぇ~」
咲(結局ついて来ちゃった・・・一体どうなるんだろう?)
久「あっ二人が来たわ!!隠れるわよ!!!」

ガサガサ

京太郎「それで今日の俺の麻雀はどこが悪かったと思う?」
和「やはりあそこで4ピンを切った所ですね
  あそこは西切りの方が効率の良い切り方でしたね」
京太郎「和と麻雀の話をすると勉強になるな~」
和「そんな事ないです///」
久「あの二人どうやら麻雀の話で盛り上がってるみたいね・・・」
まこ「ちゃんと部活が終わっても麻雀の事を考えてるとは・・・関心じゃな」
優希「のどちゃんが男の人としゃべってて
   あんなに嬉しそうに話す所初めてみたじぇ~くやしいじぇ~」
咲(京ちゃん・・・)
久「あっ・・・二人があっちの方に行くわよ
  ほらみんな早く行くわよ!!」

627 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:14:20 ID:C/g+hbOE0
京太郎「でさー優希の奴がハデにずっこけてその時パンツが見えたんだけど
    あいつこの年になってまだ熊のガラのパンツをはいてたんだぜ~」
和「フフフッ優希ったら・・・まだそんなカワイイ所があるんですね・・・フフフ」
京太郎「和お前笑いすぎだぞ~」
和「だって須賀君が笑わすから悪いんですよっ!!」
京太郎「だって本当に面白いんだからしょうがないだろ」
和「そうですね」
優希「犬の奴許せないじぇ一発ぶん殴ってやらないときがすまないじぇ~」
まこ「まて今出てったら二人に・・・」
京太郎「ん・・・?」
和「どうしたんですか?」
京太郎「今優希の声がしなかったか?」
和「いえしませんでしたが・・・」
京太郎(気のせいか・・・)
まこ「危うく京太郎に見つかる所だったじゃろうが・・・
   優希ちゃんと考えて行動せい」
優希「すみませんだじぇ~」
久「それにしても熊のガラね・・・クスッ」
優希「今部長笑ったな~酷いじぇ~」
久「笑ってないわよ~」ニヤニヤ
優希「顔が笑ってるじぇ」
咲「そんな事よりももう二人がお店に入ってくみたいですよ」
久「おっといけない・・・早速後を付けるわよ~」


628 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:15:11 ID:C/g+hbOE0
京太郎「よし着いたぞここだよここ」
和「このお店って最近出来たばかりのお店ですよね?」
京太郎「そうだよさぁ入るぞ」
和「待って下さい須賀君」
久「須賀君ったら最近出来たお店をチェックしてるなんて・・・なかなか侮れないわね」
まこ「ここの店の洋菓子って本当においしいのか?」
咲「ええ凄く美味しいって友達の間でも評判のお店なんです」
優希「それにここのお店はファーストフード店みたいに店の中で
   食べる事も出来るし持ち帰ることもできるんだじぇ~」
久「じゃあ中に潜入して調査をしましょ」
咲「それは流石にバレちゃうんじゃないんですか?」
久「大丈夫よ店の中結構混んでるし・・・
  あの二人から離れた席に座っておけば絶対バレないわよ!!
  それにこの店のケーキ食べてみたいし!!」
まこ「よし決定じゃな!!早速乗り込むぞ」
優希「了解だじぇ」
咲(本当に大丈夫かな?)



629 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:16:30 ID:C/g+hbOE0
店員「いらっしゃいませー」
京太郎「えっとシュークリーム2つとコーヒー2つで」
店員「コーヒーの方ホットとアイスがございますがどちらに致しますか?」
京太郎「じゃあホットで」
店員「かしこまりました」
京太郎「よし和貰ってきたから席につこうぜ」
和「席はもうとっておきましたから大丈夫です」
京太郎「ありがとう和」
店員「いらっしゃいませー」
久「チーズケーキ1つ」
まこ「モンブラン1つ」
咲「ショートケーキ1つ」
優希「タコスケーキ1つだじぇ」
店員「申し訳ありませんタコスケーキは当店には置いてないんです」
優希「なんだじゃあチョコケーキ一つ」
店員「かしこまりました」
久「全員ケーキが来たみたいね
  じゃああそこの席に座りましょう」
まこ「あそこの席だったら京太郎達にもバレずに
   すみそうじゃしな・・・」
優希「早くするじぇ~犬とのどちゃんがどんな話をしているかきになるじぇ~」
咲(京ちゃん・・・)

630 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:17:27 ID:C/g+hbOE0
京太郎「よしじゃあ食おうぜ!!」
和「頂きます」
京太郎「うめ~相変わらずここのシュークリームはウマイな」
和「本当ですね」
京太郎「コーヒーもいい豆使ってるな・・・
    あれ和そんなに砂糖とシロップ入れるのか?」
和「いいじゃないですかそれくらい///」
京太郎「まさか・・・ブラックコーヒーまだ飲めないのか?」
和(ギクッ)「飲めますよ!!」
京太郎「ふ~んじゃあ飲んでみろよ」ニヤニヤ
和(ゴク)「うっ・・・ゴホッゴホッ」
京太郎「おいおいあんまり無茶するなよ」
和「須賀君がそんなバカにするような言い方するからいけないんですよ!!」
京太郎「悪い悪いゴメンな」
和「それにしても金曜と土曜にわざわざ家に来て
  色々やってくれて本当にありがとうございました」
京太郎「なーに別にいいって・・・当然の事をしただけさ・・・」

久「ねぇみんな聞いた?須賀君この前の週末に和の家で風邪の看病をしてたって所」
優希「もちろん聞いたじぇ~犬め私が目を離した隙にのどちゃんを・・・」
まこ「これで最近急に和と京太郎が急接近した理由が分かったわい」
咲(やっぱり京ちゃん原村さんにも私と似たような事やってたんだ・・・)

和「それなのに私は日曜にわざわざ来てくれた須賀君に・・・」
京太郎「その話なら俺は別に全然気にしてないから気にしなくてもいいよ」
和「でも・・・」
京太郎「その話題は辛気臭くなっちまうから禁止!!
    それに俺はそんな些細な事で怒ったりしないから大丈夫だ」
和「須賀君・・・///」


631 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:18:17 ID:C/g+hbOE0
久「なんか凄くいい雰囲気ね・・・」
まこ「これは正に予想外の展開じゃな」
優希(くやしいじぇ~もし私が風邪を引いてたら今頃あそこにいるのは
   私のはずなのに神様はどうしてのどちゃんを選んだんだじぇ~)
咲(まさかこんなにいい感じになってたなんて・・・これからどうなるんだろう・・・)
久「あっ二人が店を出てくわよ私たちも後を追いましょう」

和「今日は本当においしかったですごちそうさまでした」
京太郎「いいよあれくらいならいつだって奢ってやるよ」
和「それにしても今日は・・・」

ドンッ

和「きゃっ」
京太郎「おっと」

ぎゅっ

和(また・・・須賀君に・・・)
京太郎「和どこかに怪我とかないか?」
和「ええ別に大丈夫です」(須賀君から離れられないです・・・)

久「おおおおおおおこれは急展開ね!!!!」
まこ「いけっ京太郎ぎゅって抱き締めるんじゃ」
優希(また犬とのどちゃんの距離が・・・)
咲(京ちゃん・・・京ちゃん・・・)

和(須賀君から目がそらせないです・・・)
京太郎「和顔が赤いぞ・・・また熱でも出たんじゃないのか?どれどれ・・・」

久「須賀君が顔を近づけてゆく・・・まっまさかキ・・・」
まこ「行けーーーーー京太郎!!!!男をみせんしゃい!!!!!」
優希(まさか犬とのどちゃんが・・・)
咲「だめぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」


632 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:19:18 ID:C/g+hbOE0
京太郎「わっ!?」
和「えっ!?」
京太郎「咲?」
咲「えっ?」
和「部長・・・先輩・・・それに優希も・・・」
久「あはははっ偶然ね和それに須賀君」
京太郎「部長こんな時間までみんなと何やってたんですか?」
久「みんなでカラオケ行ってて・・・それで今丁度出てきたところよ」
まこ「そうじゃまあそんな所じゃ」
優希「そうだじぇ~」
咲「・・・」
京太郎「そうですかじゃあ俺は和送ってくるので失礼します」
久「じゃあね須賀君・・・」
京太郎「じゃあ行くぞ和後ろに乗りな・・・」
和「はい・・・」
まこ「咲気持ちは分からんでもないがあそこで叫ぶのはルール違反じゃろうが・・・」
咲「はい・・・でもどうしても見てられなくて・・・」
久「これで今日の須賀君と和の尾行はもう中止ね・・・さぁみんな帰りましょう」
優希「お疲れさまでしたじぇ~ハァ・・・」

京太郎「よし和家に着いたぞ」
和「送ってくれてありがとうございます」
京太郎「・・・」
和「・・・」
京太郎「じゃあな和」
和「さよなら須賀君」
和(須賀君の背中がどんどん小さくなってゆく・・・
  須賀君と離れるだけでどうしてこんなに胸が苦しいんだろう・・・
  また明日になれば会えるのに・・・どうしちゃったんだろう私・・・)

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最終更新:2012年06月23日 11:53