京太郎「う~ん……ハコ割れはもういやだぁ」ムニャムニャ

数絵「ねえ」

京太郎「3巡目リーチは勘弁してくれぇ」ムニャムニャ

数絵「起きて」ユサユサ

京太郎「カンは、リンシャンはもうやめてくれぇ」ムニャムニャ

数絵「……」ギュウウ

京太郎「いって! ……あれ、俺寝てた?」

数絵「それはもうぐっすりと。お邪魔だった?」

京太郎「いや、なんか悪夢だったっぽいし……ふわぁ」

数絵「随分眠たそうだけど」

京太郎「お前の爺さんに牌譜どっさりもらってさ、夜遅くまでにらめっこだよ」

数絵「ふぅん、頑張ってるんだ」

京太郎「まぁな、俺以外の部員は強いのばっかだし……って、なんか恥ずかしいな」

数絵「そう? 私はそういうのすk――き、嫌いじゃないけど」

京太郎「そっか、お前みたいな強いやつにそう言ってもらえると励みになる」

数絵「どういたしまして」

京太郎「ところで、なんか用でもあんのか?」

数絵「忘れてた……あなた、その……か、彼女がいるって本当?」

京太郎「え、俺も初耳。どこで聞いたんだよそんなの」

数絵「あちこちでそういう噂が出回ってるから……」

京太郎「なんだそりゃ、お前別世界から電波受信してんじゃねーの? いないよ、作る暇すらねーし」

数絵「そう、そうなんだ……」

京太郎「にしても、南浦がそういうこと聞いてくるなんてな」

数絵「どういう意味?」

京太郎「あんま恋愛とかに興味なさそうだしさ」

数絵「私だって人並みには……あるわ」

京太郎「じゃあお前は彼氏とかいんの? 俺だけ答えるのは不公平だろ」

数絵「いるわけないじゃない」

京太郎「即答かよ。でも、なんか安心した」

数絵「え?」

京太郎「……」

数絵「……ねえ、もしよかったら、だけど……なってあげても、いいけど?」

京太郎「……」ウツラウツラ

数絵「聞いてるの?」

京太郎「――はっ、悪いちょっと意識飛んでた」

数絵「――っ!」ギュウウウウ

京太郎「ぎゃああああああ!!」



カンッ