泉「ヤバイ、さっき挫いたところ赤うなってきた……でも今日は試合やなくて偵察に来ただけやし、医務室はさすがに……」

京太郎「あれ、きみどうしたの?」

泉「あ、いやさっきそこでこけて……(誰やろ? 金髪でなんか王子様みたいやな……)」

京太郎「だったら医務室に」

泉「いや、今日は試合やないから、行くのはちょっと……」

京太郎「でも選手だろ? それに女の子なんだから、身体は大事にしないと」

泉「いや、でも……」

京太郎「……ちょっと失礼」

泉「へ? え、あ、ええ!?」

京太郎「その足はちゃんと処置しないとダメだ」

泉(ウチ、なんでお姫様抱っこされてんねん!? や、ヤバイこれ、顔近い! しかもかっこええ! これじゃ……)

京太郎「ん? あ、ついた。すいませーん」

泉(ああ、惚れてまう……)

京太郎「あれ、誰もいない。俺先生呼んでくるから、ちょっと待っててな」

泉「あ、ちょっと……行ってもうた」

泉(名前、聞けへんかった)

セーラ「あ、おった!」

泉「先輩」

セーラ「探したんやで……って怪我してんやん! どうしたんや!」

泉「こけたときに挫いたみたいで」

セーラ「取り敢えず先生呼んでくるわ」

泉「先輩……」

セーラ「ん、なんや?」

泉「王子様っていると思います?」

セーラ「……は?」

カンッ