京太郎は三年生世代


【京太郎、清澄麻雀部にて】

京太郎「はぁもう少しで俺たちも三年か…早いもんだな 久」トン

久「そうね~今年こそ団体に出たいものだわ~」トン

京太郎「あぁそういえば俺の知り合いが入るか悩んでるっていってたなぁ」トン

久「あら本当!なら必ず連れてきてね!」トン

京太郎「いやいや、流石に無理やりはしね~よ、大事なのは本人の意思だろ」トン

久「ぶ~ぶ~! いいじゃないどうせあんたがまた引っかけた女の子でしょ?」トン

京太郎「おい、引っかけたって人聞きの悪い……あとそれロンな!」ハネマン!

久「ぐっ…やっぱ17歩じゃつまらないわね」

京太郎「まぁすぐ終わっちまうしなぁ…お茶のむか?」

久「うんお願い~」ドサッ  ベッドに飛び込む

京太郎「制服しわになるぞ?まったく」テクテク

久「(あんたは私の母親か!……あっあんまり違和感ないかも…)」

久「(そういえばもう京太郎とあって二年経つのよね…)」

久「(初めて会った時に「その夢、俺にも手伝わせてくれよ!」カッコつけて言ってたっけ)」

久「(そのくせ雀荘で打ってみたら強くてほんと憎たらしい男…)」

久「(本当色々あったなぁ……ふふっ)」

京太郎「なに気持ち悪い笑い方してるんだよ? ほらお前のお茶」スッ

久「なによ、気持ち悪いって、か弱い乙女の笑顔よ~!」

京太郎「はいはい、そうでございますね~」ズズッ

久「(また軽く流された…) ねぇ京太郎?」

京太郎「ん?」

久「京太郎って麻雀いつから始めたの?やっぱ小学校から?」ズズッ

京太郎「麻雀か?中1からだよ、言ってなかったか?」

久「え?中1!? それでそんなに強いの?」

京太郎「う~んまぁ経験って面では他の人よりまだまだ少ないけどな、先生がよかったからかな~」

久「先生?」

京太郎「うん先生、まぁ先生と言ってもそのときの同じクラスだった奴だけどな」

久「え?同学年?誰よそれ」

京太郎「ん?あぁ宮永照、去年のインハイチャンピオン、お前も知ってるだろ?」

久「」

久「えっと…どういうことよ!?詳しく説明しなさい!」ガタッ

京太郎「ど、どういうことって…簡単に言うとルールを覚えたての俺が調子にのって照に勝負を挑んでな」

京太郎「んでコテンパンにされた後に照の奴に「須賀君じゃ一生私には勝てない」って言われて」

京太郎「悔しかったから頭下げて「じゃあお前に勝てるように麻雀教えてくれ!」ってたのんだんだよ」

京太郎「最初は断られたけど何度もお願いしてな、10回ぐらいで照にOKもらったよ」

久「な、名前呼びなのね」アセッアセッ

京太郎「最初は宮永さんって言ってたけどな、まぁ段々と仲良くなって行ったよ」

京太郎「あっちも 「じゃあ私は京ちゃんって呼ぶね!あっでも教えてる時は照先生だよ!ドヤッ」」

京太郎「てな感じでな結構冗談も好きなやつだよ」

久「(…う、迂闊だった…清澄でも人気者なんだから中学でもそりゃそうよね…)」

久「(しかも今回の相手はあの宮永照…きょ、強敵だわ)」

久「(でもこっちは高校が同じって言うアドバンテージがある…負けてない…はず!)」

京太郎「(な~んかまた面倒事考え始めてるな~…)」ズズッ

久「京太郎!」ガバッ

京太郎「わっ…なんだよいきなり立ち上がって!?」

久「今年は絶対全国にいくわよ! ”私”と”京太郎”のコンビネーションでいくのよ!」

京太郎「お、おう」

久「(そう、負けるもんですか…恋も麻雀も…)」

久「そうと決まれば、まこの雀荘にいくわよ!ほら急ぎなさい!」

京太郎「はいはい、仰せのままにおてんばなお姫様!」

カンッ