京太郎「疲れたー」

数絵「たった半荘数回じゃない」

京太郎「うるせ、こっちは知恵熱で頭痛いんだよ」

数絵「はぁ……だらしない」

京太郎「だる……もう今日は無理だぁ」ズルル

数絵「ちょっといい?」スッ

京太郎「んあ?」ピト

数絵「……やっぱり」

京太郎「冷たくてきもちー」

数絵「鼻声だし顔も赤い……あなた風邪ひいてるのよ」

京太郎「なわけないだろ。ほら」スクッ

数絵「ああ、急に立ったら……」

京太郎「平気へい――」フラッ

数絵「――危ない!」ガタッ

京太郎「いてて……大丈夫か?」

数絵「だから言ったのに……もう」

京太郎「悪い、やっぱ平気じゃなかったっぽい」

数絵「それはもういいから、とりあえずどいて」

京太郎「あー、力入んねぇ」グッタリ

数絵「ちょっと、この状況をだれかに見られたら――」

「京太郎、いっちょもう半荘……悪い、邪魔したな」

数絵「お、おじいさまっ」

「数絵を押し倒すとはやるようになった……どれ、雀荘で時間潰してくるかね」

数絵「おじいさま、待って……! あなたも早くどいてっ」

京太郎「柔らけぇなぁ」サワサワ

数絵「きゃっ、どこ触って――」



カンッ