望「あれ?京ちゃん?」
京太郎「ん?あぁ、ね…望さん」
望「ひっさしぶりだね~。1人?あの子は一緒じゃないの?」
京太郎「今日はシズと遊びに行くって言ってましたよ」
望「そっか、ところでさぁ…」
京太郎「はい?」
望「昔みたいに姉ちゃんって呼んでくれないんだ?それになんか敬語だし、よそよそしくない?」
京太郎「そ、それはですね…なんというか気恥ずかしいというかなんというか…」
望「ふ~ん…じゃあ私も京ちゃんっていうのやめようか?子どもっぽいし」
京太郎「いや構わないですよそこは」
望「あらそう?まぁ、やめろって言われてもやめる気ないけどね!」
京太郎「ハハ、相変わらずですね」
望「あ、でも敬語はやめてほしいかなー」
京太郎「わかり…わかったよ、善処する」
望「善処するなんて難しい言葉使っちゃって~」ホッペウリウリ
京太郎「や~めーろーよ~」
望「ふふふ」
京太郎「ったく…本当に変わってねぇな!」
望「私はね…」
京太郎「?」
望「京ちゃんのことを本当の弟みたいに思ってるから、だからいつでも姉ちゃんって呼んでくれていいんだよ」
望「昔みたいに、さ」
京太郎「…望さん」
望「あれ?ここは姉ちゃんって呼んでくれる流れじゃないの?」
京太郎「気が向いたらなー」
望「相変わらずツレない子ねー」
望「まぁそのうち本当に義弟になるんでしょうし、気長に待ちますか」
京太郎「俺が捨てられなければね」
望「それは絶対大丈夫だと思うよ」
望「ところで京ちゃん、この後時間ある?あるよね?無くても作って私の買い物付き合いなさい!」
京太郎「いまひどい横暴を見た」
この夜「彼女が遊びに行ってる隙に、他の女と買い物とか最低信じらんない浮気者」って電話でメチャクチャ怒られた
お前の姉ちゃんだよ
本当に変わってなくて安心した。
カンッ
最終更新:2014年02月23日 16:02