「池田ァ!」
華菜「ニャッ!?」
京太郎「あははは! ビックリして耳が4つになってる!」
華菜「う、上の2つは耳じゃないし! てか京太郎のくせに驚かすなし!」
京太郎「いやあ、すんません。貴子さんが、面白いからやってみろって」
華菜「コーチ……ん? お前なんでコーチのこと下の名前で呼んでるんだ?」
京太郎「ああ、貴子さんは俺の叔母です」
華菜「マジか!?」
京太郎「ウソだし!」
華菜「テメェ、この華菜ちゃんをおちょくるとはいい度胸だし……」
京太郎「すんません、すんません。プレゼントあげますから勘弁してくださいよ」
華菜「え? ぷ、プレゼントって、まさか……」
京太郎「今日誕生日でしょ? これは俺からで、こっちは貴子さんからです」
華菜「コーチから!? なんか怖いし!!」
京太郎「あけてみたらどうです?」
華菜「そ、そうだな。では……」ガサガサ
華菜「な!? これ全部華菜ちゃんの牌譜だし! しかもなんか色々書かれてるし!」
京太郎「今までの校内戦、公式戦のやつを1年の時からずっと、先輩のだけ別にとっておいたらしいですよ」
華菜「コーチ……」
京太郎「今日はみなさん別室で先輩の誕生日会の用意して待ってますから、行きましょう」
華菜「おうだし!」
京太郎「因みにケーキは貴子さんの手作りです」
華菜「それ食えんのか?」
貴子「それはどういう意味だ?」
華菜「どうって、あんなガサツな人がケーキなんて作れるはず……は、あるよ、あるある……
だからその拳をひらいて掌にしてほしいし!」
ゴンッ!
華菜「てかお前、清澄の生徒だろ。なんでいるんだし?」
京太郎「ああ、それはですね……」チュッ…
華菜「な、なななな……」
京太郎「こういうことです」
華菜「なんで京太郎がコーチにキスしてんだし!?」
カンッ!
最終更新:2014年02月23日 16:01