恒子「えーこちら渋谷駅前でーす。雪すごいですねー」

    健夜「ねえ恒子ちゃん…なんで私までこんなことしてるの…」

    恒子「仕事中の私に見つかったのが運のつきだったね!」

    健夜「そんなぁ…」

    恒子「ということでたまたま見つけた小鍛治プロと一緒に道行く人に雪についてインタビューしようと思います」

    健夜「こんな雪なんて寒いだけだって…」ガタガタ

    恒子「アラフォーにはこの寒さはきついんだね!」

    健夜「アラサーだよっ!」クワッ

    恒子「いつものお約束をやったところで早速インタビュー開始です!」

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    「雪について? こんなに降ってたらカキ氷食べ放題だよ!」

    「雪ですか…斬ったときの血の処理が…すいません、なんでもありません」

    「雪を見ながら暖かいお茶を飲む。風情があっていいですよね」

    「ラーメン屋に行ったら空いてませんデシタ。雪のせいでしょうカ…」

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    恒子「町の人も色々な感想を持っているようですけどみんな雪には困っているみたいですね」

    健夜「恒子ちゃん…そろそろ…」ガタガタ

    恒子「そだねー、次で最後にしよっか」

    健夜「じゃあ…そこの君少しいいかな?」

    京太郎「んっ?」

    恒子「おっ! イケメン狙いとは流石すこやん! 男に餓えてるね~」

    健夜「たまたまだから!」

    ?「なにこれ…」

    京太郎「テレビカメラ…?」

    恒子「はいはーい、イケメンのお兄さんと彼女さん。少しだけお話聞かせてねー!」

    京太郎「あ…おれはいいんですけど…」

    ?「……」コクン

    京太郎「彼女は写さないでもらえますか?」

    恒子「なになに? 彼女さんは恥ずかしがりやなのかな?」

    京太郎「あはは…ちょっと友達にばれたくないみたいで…」

    ?「すいません…」

    健夜(あれ、あの角どこかで…?)

    恒子「ふんふむ…まあそういうこともあるよねー!」

    京太郎「いやぁ…まさかこんなところで福与アナに会えるなんてうれしいですね!」

    恒子「そう言ってくれるのはいいけど彼女さん怒ってるよー」

    ?「京ちゃん!」グニー

    京太郎「ふぃまふぇん…」ビヨーン

    ?「もう…」

    健夜(うらやましい…)

    恒子「いますっごい雪降ってるよね? それについてインタビューしてるんだけど一言もらえるかな?」

    健夜「あっ、生だから発言には注意してね?」

    京太郎「たしかに寒いですし電車は遅れますし大変ですよねぇ…」

    ?「でも雪遊び楽しいよ」

    京太郎「そう思うのは子供とて…ごほん、あなたぐらいですよ」

    ?「私は子供じゃない…」

    京太郎「まあでも…」

    恒子「でも…?」

    京太郎「恋人といる時の雪って特別な気分に浸れて僕は好きです」

    ?「あうぅ…//」カァァ

    恒子「うおぉぉぉおおっ! すっげーリア充な発言!?」

    健夜「」

    京太郎「…ってちょっとかっこつけすぎましたかね?」

    ?「京ちゃん…//」グイグイ

    京太郎「わかりましたって…この辺でいいですかね?」

    恒子「うんおっけー! 最後の最後にいい感じのセリフありがとね!」

    照「京ちゃん…あのセリフは恥ずかしいよぉ…//」カァァ

    京太郎「てか全国放送であのセリフとか…冷静に考えると恥ずかしいです…」

    照「生放送って言ってたんだからもう少し発言には注意しないとだめだよ?」

    京太郎「あはは…もし次があったら注意します」

    照「でもね…ちょっと嬉しかったかな」

    京太郎「なにがです?」

    照「全国放送で私のこと恋人って言ってくれて…」

    京太郎「でも照さんの顔は写ってなかったじゃないですか?」

    照「それでも嬉しいものは嬉しい…京ちゃんと写りたかったけど写ってたら大変だった」

    京太郎「部活内での恋愛禁止ってつらいですねぇ…」

    照「みんなもてないからってひどいよね」

    京太郎「みんなかわいいし彼氏くらい作れそうなものですけどね」

    照「京ちゃんみたいな?」

    京太郎「俺はもし他に告白されてても照さん一筋ですから!」

    照「私も京ちゃん一筋だよっ!」ニコッ

    カン!