京太郎「春、いい天気だな」

    春「うん……こういう時は縁側で黒糖に限る……」

    ………

    京太郎「なぁ、春」

    春「…何?」ポリポリ

    京太郎「俺達幼馴染みで、今まで何をするにも一緒にやってきた。毎日一緒に弁当食べるし、受験とかも一緒だったし…」

    春「うん、そうだね…」ポリポリ

    京太郎「で、だ。最近、そんな俺達を夫婦呼ばわりする奴らが増えてきたんだが……どう思う?」

    春「別に……私は気にしてない…。京太郎の事、好きだし……京太郎はどう思うの…?」ポリポリ

    京太郎「俺も気にはしてないよ。春とそんな関係も悪くないって思うし。
       ただ、俺なんかと噂になって春に迷惑じゃないかなって思っただけなんだ」

    春「迷惑なんかじゃない……私は…将来、京太郎と夫婦になりたいって考えてるから……」

    京太郎「……そうか」

    春「うん…」ポリポリ

    京太郎「ありがとな、春。そんなお前と、これからもずっと一緒にいたい」

    春「うん…私も京太郎とずっと一緒にいたい……」

    京太郎「いつか……結婚しような」

    春「そうだね……不束者ですが、宜しくお願いします……」ニコッ

    京太郎「ははは、まだ気が早いって。ま、いっか。こちらこそ宜しくお願いします」

    カンッ

[[h33-47]] 京・永水

    巴「え、…東京に、行く?」

    京太郎「はい。高校進学を機会に、あっちに行こうかなーっと思いまして」

    初美「ま、まじですかー?」

    京太郎「まじですよー」

    霞「…随分と急な話なのね」

    京太郎「まぁ前から打診はあったんですよ。高校に上がると永水女子に近い男子の学校ってありませんし」

    京太郎「だったらいっそのこと違う環境で鍛え直すのもアリかなーっと」

    小蒔「そ、そんな!東京でひとり暮らしなんて寂しくないんですか!?」

    京太郎「いや、一応良子の姉さんちにご厄介になる予定なんで、もーまんたいですよ」

    春「やだっ!きょうたろういっちゃやだぁ…」

    京太郎「春…別に今生の別れってわけじゃないさ。連絡だって入れるし長い休みには帰郷する」

    春「でも、でもぉ…」

    京太郎「あー、もう。巴さん霞さん助けてくださいよー…なんで二人は抱きついてくるんですかねぇ?」

    巴「私たちだって、納得できません」

    霞「私たちは、仲間で、友達で、家族だもの。ずっと一緒にいたし、これからも一緒にいるべきよ」

    京太郎「二人とも・・・」

    初美「姫様!私たちも止めるのですよー!」

    小蒔「は、はい!がんばります!!」ふんす!