『咲の恩返し』

    京太郎「ああ、悪い奴らに騙されて借金を背負ってしまった……」

    京太郎「働いても働いても返せる目途が立たないし、もう駄目だ」ガックリ

    咲「諦めちゃ駄目だよ!」

    京太郎「き、君は?」

    咲「私は宮永咲!ねえ、少しだけ私に任せてくれないかな?」

    ―――
    ――

    咲「じゃあまた部屋を借りるけど、絶対に覗いちゃ駄目だからね」ピシャッ

    京太郎「咲はいつも夜になると部屋に籠り、いつの間にか大金を持ってきてくれる」

    京太郎「おかげで借金はもうすぐ完済できそうだけど、一体何をしているんだろう……?」キョロキョロ

    京太郎「……ちょっとくらいなら覗いてもばれないよな、そーっと……」ドキドキ

    咲「カンカンカン!ツモッ!!麻雀って楽しいよね!」ゴッ

    金持ちズ「「「ひいぃぃぃい!!!」」」

    京太郎「」

    咲「きゅふふふ、これで目標金額達成……って京ちゃん!?」

    京太郎「あ、あああっ……」ガクガク

    咲「見られちゃったね……私がここで高レートの賭場を開いてお金を稼いでいたのを……」

    咲「私、貴方に昔助けられたカピバラなの」

    咲「恩返しをしたくてこんなことをしたけど、あんな姿(魔王モード)を見られたら……もう」

    咲「……さよならっ!」ダッ

    京太郎「……!待て、咲!」ダキッ

    咲「き、京ちゃん……」

    京太郎「さっきは怯えてた訳じゃない、お前の凄さに見惚れていたんだ」

    京太郎「お前が好きだ、これからもずっと俺といてくれ」

    咲「……はい!」

    その後二人は借金を完済し幸せに暮らしましたとさ
    めでたしめでたし


    『泣いたのど鬼』

    和「はあ……どうにかして咲さんとお友達になりたいです」

    京太郎「よし!俺に任せろ!」

    和「え?」

    京太郎「俺がその咲って娘を無理やりナンパする、それを和が助けてやるんだ」

    京太郎「そうすれば二人は仲良くなってめでたしめでたしだ」

    和「で、でも、それじゃ須賀君が……」

    京太郎「ちょうど旅にでも出ようと思ってた所だから気にするなよ、な?」ニッコリ

    和「須賀君……」ウルウル
    ―――
    ――
    和「よし、タイミング的にはそろそろですね……首尾の方は……」ソーッ

    咲「私、男の人とこんなに楽しく話したの初めて!京ちゃんのこと好きになっちゃったかも!」ベタベタ

    京太郎「い、いや、その……参ったな、ハハ、ハハハ……」

    和「」

    和「そ、そんな……咲さんとお友達になるどころか、須賀君が……取られて……」ポロポロ

    和「う、うええぇぇぇぇええん……!」

    咲「あ、あのー……」

    和「ひゅいっ!」ビクッ

    和「さ、咲さん!?」ゴシゴシ

    咲「えーっと……原村和さん……ですよね?」

    和「え?何で私のこと……」

    咲「京ちゃんがですね、『気兼ねしない同性の友人が欲しい?ならイイ奴を紹介するよ』って原村さんを」

    咲「それと、旅に出るから原村さんが寂しがらないようにって」

    和「須賀君が……そんなことを」

    咲「原村さんの良い所、京ちゃんが一杯教えてくれました」

    咲「私と……友達になってくれますか?」

    和「はい……はい……!」ポロポロ

    咲「これから宜しくね、あ、それと……」

    咲「京ちゃんを取る気は無いから、安心してね」ニッコリ

    和「え、ええっ!そ、それは、その……///」

    その後和は咲と無二の親友となり、旅から帰ってきた京太郎と結婚し幸せになりましたとさ、めでたしめでたし


    『金の久銀の久』

    京太郎「ああっ!?部長が足を滑らせて泉に落ちた!」

    女神「貴方が落としたのはこの『有能な生徒議会長の竹井久』ですか?」キラキラキラ……

    女神「それとも『頼れる麻雀部部長の竹井久』ですか?」

    京太郎「俺が落としたわけじゃ……まあいいか」

    京太郎「竹井久は竹井久であって、そんな肩書きで左右されるような人じゃありません!」

    京太郎「あの人は有能な生徒議会長で、頼れる麻雀部の部長です」

    京太郎「でも俺にとってはそれ以前に、案外ヘタレで、悪戯好きで、人の長所を見つけるのが上手くて」

    京太郎「俺の心を掴んで離さない、放って置けない可愛い先輩です!」

    女神「貴方はとても(自分に)正直ですね……」

    女神「では、貴方に竹井久を返しましょう……では……」キラキラキラ……

    京太郎「いや、だから俺のじゃ……って行っちまった」

    久「あの……須賀君?」モジモジ

    京太郎「部長、何で顔が赤く……ってもしかして聞こえてました!?」

    久「///」コクリ

    京太郎「うわー……マジかよ……」

    久「ねえ、須賀君」

    久「私は『貴方の物』になったみたいだけど、どうするの?」

    京太郎「そりゃあ勿論……」

    その後二人はお互いがお互いの物になる誓いを交わし、幸せになりましたとさ
    めでたしめでたし


    『タコス売りの少女』

    優希「タコスー、タコスはいらんかえー?」

    優希「うう、タコスが全く売れないなんて、この国はどうかしてるじぇ」

    優希「でも売れないとお金が入らないし、そうなったらタコスしかないタコスだけの生活……」

    優希「……ん?それも別に悪くない、ってか最高じゃね?」

    優希「いよっし!そうと決まれば家に帰ってタコスパーティーだじぇ!」

    京太郎「アホなこと抜かすな!」ポコン

    優希「じぇじぇ!?きょ、京太郎!?」

    京太郎「ったく、家出して何処に行ったのかと思えば……」

    京太郎「タコス売りとか……一体何やってるんだよ、手売りじゃ売れるわけないだろ」

    京太郎「それに家にタコスしかないだなんて、明日は大寒波だぞ?」

    優希「うう……」

    京太郎「ほら」スッ

    京太郎「もう怒ってないから、一緒に俺たちの家に帰ろうぜ」

    優希「京太郎……」ウルウル

    京太郎「お前はタコスだけの生活で満足かもしれないけど」

    京太郎「お、俺は……お前のいない生活に満足できないんだよ……」

    優希「わ、私も……私もだじぇ!」ダキッ

    優希「ゴメン!ゴメンな京太郎ー!」ウワーン

    京太郎「よしよし、じゃ、家に帰ろうぜ」

    京太郎「そんでタコスパーティーだ」

    優希「ええ、ア・ナ・タ♪」

    その後タコスの移動車販で大成功を収め、夫婦は末永く暮らしたそうな
    めでたしめでたし


    『まこずきん』

    京太郎「じいさん(仮病)の見舞いに来る染谷先輩に、じいさんと入れ替わって悪戯してみよう」

    京太郎「カツラを被って、ハギヨシさん直伝の特殊メイクをして……良し」モゾモゾ

    まこ「見舞いに来たぞー……って何をやっとるんじゃ、京太郎」ペシン

    京太郎「うええっ!?な、何で分かったんですか!?」

    まこ「アホなこと言うんじゃない」

    まこ「どんな姿であれ、わしがお前さんを見間違うわけないじゃろう」

    まこ「愛しとる男を、な」

    京太郎「先輩……」

    まこ「まあ一応、様式美として言っておくかのう……コホン」

    まこ「おじいちゃんはどうして家のベッドで横になっているの?」

    京太郎「それはね……先輩を食べる為さーーっ!!」ガバッ

    まこ「きゃー♪」

    この後無茶苦茶セックスしたそうな
    めでたしめでたし

    カンッ