哩「う〜ん……どげんしたもんかにゃあ……」

京太郎「おや白水部長、どうしたんですか?」

哩「おう、須賀。…わいに言うとは間違っとるとは思うとばってんがまあ聞いてくれるや?」

京太郎「ええ、どうぞ」

哩「実は次の部長ば姫子にしたもんか花田にしたもんか悩んどってな……須賀はどっちがよかと思う?」

京太郎「成程、そういう悩みでしたか……これは確かに難しいですね。
       麻雀の実力は姫子先輩の方が上で新道寺でもトップクラスですけど、
       煌先輩の方が人を纏めたり、指導したりするのは上手ですし……」

哩「そこさね〜。実力無いと言う事聞かん奴もおるし、かと言って姫子に部長任すっとも不安かし……
     (二人は名前呼びか。よかなぁ……)」

京太郎「白水部長は実力も部長としての資質も兼ね備えてますから問題なかったってところでしょうけどね〜」

哩「おいおいそげん世辞言うなって。照れるやっか」

京太郎「お世辞じゃないですよ。さて、話を戻しますけど。俺は煌先輩を推しますね」

哩「ほう……して理由は?」

京太郎「姫子先輩は確かに実力はありますけど、メンタル面に不安がありますし……
       何より打ち方が少し特殊で素人の新入生に教えたりとか難しそうですしね」

哩「あー……まあ確かになぁ」

京太郎「対し、煌先輩は打ち方が柔軟で相手に合わせた指導が出来ますし、何よりあの何事にもめげないメンタル力は頼もしいです」

哩「成程……そいばってんが実力がなぁ……」

京太郎「そこで考えたんですが、姫子先輩に部長の補佐役をしてもらうというのはどうですか?」

哩「…!そっか、その手があったか……!いやこれで悩みが晴れたばい。聞いてくれてありがとうね」

京太郎「いえ、力になれたようなら幸いです」

京太郎「…ところで、白水部長もそろそろ部長じゃなくなるんですよね〜。どう呼んだものか困りますね」

哩「なっしな?そがん悩まんちゃ、普通に先輩呼びでよかろうだい」

京太郎「いえ、俺にとって白水部長は永遠の部長なので…。でもまあ分かりました、IHが終わったら白水先輩って呼びますね」

哩「……なぁ、一つ聞いてよか?」

京太郎「はい?」

哩「わい仁美と美子は何て呼びよる?」

京太郎「……?仁美先輩と美子先輩ですけど」

哩「わいさ、姫子にしろ花田にしろ名前呼びとに何で私だけ苗字で呼ぶとや?」

京太郎「え……それは……だって…」

哩「だってもくそもあるか!何で私だけ特別扱いするとか!?新手のいじめか!?………
    私だって須賀には名前で呼ばれたかとに……」

京太郎「いぃっ!?すすすみません!今度から名前で呼ばせてもらいます!しろ…哩部長!」

哩「お、おう…///」

京太郎「…しかしこれはフェアじゃないですよね?」

哩「…?なんが?」

京太郎「いえ、俺の事も名前で呼んで頂けないかな、と……」

哩「え……いやしかしそいは……」

京太郎「呼んでもらえないんですか……?」ウルウル

哩「うっ……(ズキューン!)わ、分かった!きょ……京太郎!///」

京太郎「はい、ありがとうございます」

哩「うぅ……恥ずかしかなぁ……///」

京太郎「じきに慣れますよ」

哩「そうだとよかばってんなぁ…//」

京太郎「大丈夫ですって」

哩「うん………なぁ、す…京太郎」

京太郎「何ですか?」

哩「……これからも、宜しくな」

京太郎「はい」

カンッ