交通事故に遭い、命は助かった物の記憶喪失になっていた咲。
幸い優しい夫妻に拾われたが、事故にあった時に身分を証明する物も持っていなかったために、
自分の名前すら分からない。分かっているのは麻雀が好きで強いということだけ。

手がかりを探すために県主催の麻雀の大会に出るが、誰の顔を見ても何も分からない。
廊下で立ち尽くし泣き出してしまう咲。

「…咲!咲じゃないか!」

思わず怯える咲を、その金髪の少年は駆け寄り力強く抱きしめる。

「探したんだぞ、咲!」
「やめて、やめてよ、痛いってば、京ちゃんったら!」

「………京ちゃん?…京ちゃんだよね!」
「そうだよ!どうしたんだよ咲!」

「京ちゃん………」

名前:
コメント: