京太郎「綺麗ですよ、智葉さん」袴着用

智葉「そ、そうか……」白無垢着用

京太郎(結婚……智葉先輩と結婚、そうだ、俺はとうとう……)

京太郎(ここまで来るのに長かったような、短かったような……)

智葉「様になっているじゃないか、京太郎」

京太郎「ありがとうございます。似合ってるかどうか、少し不安だったんですが」

智葉「私の旦那になるんだぞ。男前に決まってるじゃないか」

智葉「胸を張れ。私たちが、主役なんだ」

京太郎「……本当は、今でも夢じゃないかって思っているんです。智葉さんと結ばれるなんて、現実味がなくて」

智葉「なんだ、私じゃ不満か?」

京太郎「智葉さん相応しい男なのか、ちょっと自信なくて」

京太郎「俺にとって、智葉さんは高嶺の花であったんで」

智葉「私の男は、お前以外あり得ないよ」

智葉「それに、今が夢であっても。夢が覚めようとも。私は京太郎を選ぶ」

智葉「夢を現実にしてみせるさ、何度だってな」

京太郎「智葉、さん……」

────◆────

京太郎「…………夢か。いや、わかってたことだけどさ」

京太郎「落胆せざるを得ないっていうか」

京太郎「ああ~、もうちょっと見たかったなー!智葉先輩との結婚式の夢ー!」

智葉「そうか、お前の初夢はそれだったか」

京太郎「ファッ!?」

智葉「色々聞いてみたい気もするが……まあ、それは野暮か」ニヤニヤ

ドサ

京太郎「あ、あの、なんでマウントポジションとってるんですか?」

智葉「……」ヌギヌギ

京太郎「何で脱いでるんですか!?」

智葉「決まってるだろう。するために決まってるじゃないか」

智葉「初夢は叶うものさ。私はそう信じている」

京太郎「智葉、先輩」

智葉「言ったはずだぞ、私は」

智葉「夢を、現実にしてみせるとな」