小蒔「新年あけましておめでとうございます」ペコリ

京太郎「あけましておめでとうございます」ペコリ

小蒔「今年もよろしくお願いしますね」

京太郎「こちらこそよろしくお願いします」

小蒔「寒いのにわざわざ来て下さって本当にありがとうございます」ペコリ

京太郎「そこまで頭下げなくても大丈夫ですよ」

小蒔「今日は神聖な日ですから、これぐらいは当然ですよ?」

京太郎「いやまあそうですけど、そのね…今位は…」

小蒔「京太郎様、御神籤どうですか?」

京太郎「話聞いてない!?」

小蒔「?」キョトン

京太郎(ああもう可愛いなチクショー)

京太郎「じゃあ、一回しようかな」

小蒔「百円です」ニコ

京太郎「お金取るの!?」

小蒔「え…だって霞ちゃんと御父様に怒られてしまいますし…」シュン

京太郎「ああごめんなさいごめんなさい、勝手に話の流れを予想した俺が悪かったです」

京太郎「じゃあ…はい。これでいいですか」チャリン

小蒔「はい、どうぞ」スッ

京太郎「じゃあ……これだ!」ガサゴソ

小蒔「私もしておきましょう」チャリン

京太郎(…律儀に払うんだ。良い子だなぁ)

小蒔「…何ですか?」キョトン

京太郎「ああ、いえいえ。そうだ結果は、っと……吉か」ペラ

小蒔「私も吉でした。お揃いですね」ペラ

京太郎「ええ、そうですね」ニコ

小蒔「それで…なんと書いてあるんですか?」

京太郎「えーっと…『待人来たる、恋愛成就す、学成り立つが惑い多し』、ですって」

小蒔「つまり……えっと……」ウーン

京太郎「恋愛とか対人関係に関しては良いみたいですよ。勉強は…はい、頑張りますね。それで、小蒔さんは…」

小蒔「あっ、見てみますね。えーっと…『恋愛成就すが険し、学成り立つ、旅行転居よし』って書いてます」

京太郎「なるほど……これほんとに吉ですか?吉って上から二番目じゃなかったでしたっけ」

小蒔「正確には上から順に、大吉、中吉、小吉、吉、半吉、凶…っていう風になりますが、神社によっては京太郎様の言う通り吉が上から二番目になるところもありますよ」

小蒔「話は変わりますが霧島神宮は縁結びのご利益があるのを知っていましたか?かの有名な坂本龍馬さんがハネムーンで訪れたのがきっかけとなったからなんですよ」

京太郎「へえー。じゃあ俺の恋が成就するようにお願いしますか」

小蒔「…」

小蒔「…好きな方が、おられるんですね」

京太郎「ええ」

小蒔「…ちなみにその方をお伺いしても?」

京太郎「……名前は明かせません。でもとっても素敵な人ですよ、可愛くて、とても優しくて、奥ゆかしくて。でも所々抜けてますけどね。守りたくなります。」ポリポリ

小蒔「…そう、ですか」シュン

京太郎「……まだ、わかりませんか」ハァ

小蒔「…え?」

京太郎「あーあ…締まらなかったなぁ、せっかく格好つけたつもりだったのに…」

小蒔「えっと…あの……その…それはつまり…」モジモジ

京太郎「……神様の加護は、俺にありましたかね?」ニコ

小蒔「………はい!きっと龍馬さんもお手伝いしてくださったと思います!」ニコ