絹恵「この服、京太郎くんに似合うんやない?」

京太郎「いや似合わないっすよ、こっちの服は絹恵さんに似合いそうですよ」

絹恵「可愛えけど……うーん、着ぃひんことにはわからんなぁ、試着してくるわ」


洋榎「まさか京太郎と鉢合わせするとはなー」

雅枝「絹恵も楽しそうでよかったわ」

愛宕父「全然よぅないわ!」

愛宕父「なんやあんひょろっひょろした金髪!絹に色目きかせてニコニコしよってからに!」

洋榎「ウチらも普通の髪色やないやん、何言うてんの」

雅枝「こないだは千里山まで来て部活手伝いに来てくれてん、京太郎はああ見えてええやつやで」

雅枝「二人のことは温かく見守ろうや」

愛宕父「洋はまだしも絹のみならずオカンまでたぶらかしたんかあの柔男!」

洋榎「ウチはまだしもってどういうことやねん!」

愛宕父「あんの柔男、絹恵放って何マフラー見とんねん!」

愛宕父「もう我慢できひんわ!行ってくる!」ビキビキ

洋榎「ちょっ、オトン待ちぃや!」

愛宕父「オイ須賀ァ!」ビキビキ

京太郎「お義父さん!ちょうどよかったです!」

愛宕父「ワイがワレの親になった覚えは無いわ!」

京太郎「このマフラーお義父さんに合うんじゃないかなーって思ったんですけど、どうっすか?」

愛宕父「マァフゥラァーやとぉ?」

京太郎「はい!挨拶させてもらった時から首元が寒そうだったんで、絹恵さんが服を着てる間に選んでみたんですよ」

愛宕父(こいつッ……絹恵を楽しませながらワイのことを気遣っとったんいうんか!)

愛宕父(しかもこの金髪の姿勢ッ!)


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愛宕父(ワイを見下ろさないように若干屈んどるッ!?)

愛宕父(10cm以上ある身長差を全く感じさせへん、嫌な気分にならへん!なんちゅう気遣いや!ごっつ優しいやん!)

愛宕父(……って、ちゃう、騙されたらアカン、こいつは敵)

愛宕父(ワイの絹を奪お思っとる敵なんや!気遣いは全て、こいつの策略!)

愛宕父(ワイの心を弄ぶとは、恐るべし、金髪!)

愛宕父(ふぅ、危うく騙されるとこやったでぇ……)

絹恵「京太郎くーん、見てみてー」

京太郎「すんません、絹恵さんとこ行って来ますんで、また後で!」ニコッ

愛宕父「はうっ」

愛宕父(な……なんやあの笑顔)

愛宕父(無邪気で純粋すぎるまでの笑顔!)

愛宕父(それだけやない!)


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愛宕父(京太郎くんの目ん中には芯があった!)

愛宕父(あんだけ柔らかい笑顔をしながらワイに真剣な眼差しを向けとった!)

京太郎「ほら、やっぱり似合いますよ」

絹恵「えーもうちょい動きやすい方がええねんけど、京太郎くんがそこまで言うならええかぁ」

愛宕父(あれが……あれがホンマもんのイケメンなんか……)

愛宕父(惚れてまうやろぉ)





洋雅「「ウチら蚊帳の外やなぁ……」」