京太郎「起きてください、郁乃さん」

郁乃「も~まだ四時やん~」

京太郎「そっちが初日の出見に行きたいって言ったんじゃないですかぁ、起きてー」

郁乃「私はお姫様やから言葉だけじゃ起きへんで~」

京太郎「寝ぼけてるわけじゃないですよね、完全に起きてますよね」

郁乃「ほらほら~お姫様の眠りを覚ますには~?」

京太郎「面倒くさいお姫様だなぁ……はい、口出して」

郁乃「ん~」

京太郎「はい、チーズ」カシャッ

郁乃「あへっ?」

京太郎「早く起きないとこの郁乃さんのキス待ち画像を年賀状に使ってここに送って来てくれた人全員に返しますよ」

郁乃「正月限定の悪質なイタズラ!」

京太郎「はい、初日の出行きましょ」

郁乃「行く、行くからその画像消してくれるやろ?」

京太郎「さあ、どうしましょうね~」

郁乃「も~京太郎くんが段々私っぽくなっとる~」

京太郎「自覚はあったんですね……」

郁乃「でもなんや嬉しいな~京太郎くんが私色に染まった~みたいな」

京太郎「郁乃さん色……ですか」

郁乃「あはは、自分で言うたことやけど……その……」カァァ

郁乃「……照れる、な」

京太郎「……はい、同感です」

郁乃「えへへ~……」

京太郎「あはは……」

郁乃「隙あり~!」ピシッ

京太郎「あっ、しくった!」

郁乃「京太郎くんもまだまだやな~」サッサッ

郁乃「ほい、削除、っと」

京太郎「くそぅ、俺の郁乃さんの可愛い画像がぁ……」

郁乃「……あ、この画像って」

京太郎「そのフォルダは見ちゃダメです!」

郁乃「ええや~ん、私と京太郎くんの思い出がいっぱい詰まっとるんやから~」

京太郎「恥ずかしいからやめてー!」