照「今年もあと2時間だね・・・」クテー

咲「もうそんなかぁ・・・」ゴロー


照「京ちゃんは?」

咲「おもちを使ったタコスの研究中」

照「そろそろ調理師免許取りそう・・・」

咲「急にお店出しても驚かないかも」

照「お店・・・となるとウエイトレスは私達?」

咲「・・・どうしよう、私緊張して配膳できないよ」

照「・・・大丈夫、麻雀仲間を集めればスタッフはOK」

咲「なるほど、名案だよお姉ちゃん!」


「・・・」


照「無いね」

咲「そうだね」



チッチッチッチッ

咲(今年も終わりかぁ・・・)

咲「そだ、お姉ちゃん。今年最後の運試ししない?」

照「・・・どんな風に?」

咲「選んだみかんを(こたつの)京ちゃんの場所に置いて・・・どっちを食べるか」

照「ほう。単純でいいね・・・京ちゃんが別のことしだした場合は?」

咲「ド、ドローで」



咲・照(京ちゃんの位置から見えないように印をつけて・・・テーブルに置く!)

京太郎「ふぃ~タコスともちのコラボは想像以上に難儀だぜ・・・」

咲(来た!)

照(私のは右、咲のは左・・・さあ京ちゃん、どっちを選ぶ!)

京太郎「悪戦苦闘してる間にもう11時か・・・よっこらせ」

京太郎(・・・二人とも何を射殺すような目で見てるんだ?視線の先は・・・俺と、みかん?)

(ま、まさか!何かこのみかんに悪戯を!?だから俺が引っ掛かる様子を見てやろうということか!)

(ど、どっちが当たりだ・・・二人とも分り易いから少し探って・・・)


京太郎「・・・」スッ →右

照「!」パァッ

咲「・・・」シュン

京太郎「・・・」スッ ←左

照「・・・」シュン

咲「!」パァッ

京太郎(まさかの二重罠!つまり右は照さん罠(トラップ)で左は咲罠・・・)

(ええい、どうせ両方罠ならこっちだ・・・!)

ガシッ

照「・・・・・・よし!」グッ グッ

咲「ああ・・・」

京太郎(触った感じ普通だけど…何が入って・・・)

ムシャムシャ

京太郎「・・・普通に美味かった!?」

照「なに驚いてるの?京ちゃん」ウキウキ

咲「普通って・・・普通のみかんだし」

京太郎「え、なんだ違ったのか・・・俺てっきり・・・」

両者説明中。

照「・・・・・・」テンション↓↓↓

咲「ひ、ひどいよ京ちゃん!そんな悪戯するわけないじゃない!」

京太郎「う、疑って悪かったよ。だけどあんな眼光で見られたらなんかあると思うだろ」

咲「・・・ん、それはそれでお姉ちゃんのを選んだってことは・・・私の方がひどいこと仕掛けてると思ったのー!」

京太郎「あ、いや、照さん優しいし咲の方が遠慮なさそうで・・・はは」

咲「ひどい!私が優しくないみたいな言い方ー!」

照「咲、そんなに京ちゃんを責めないで」キリッ

咲「復活した!お姉ちゃん分りやすい!」

京太郎「ゴメンな、咲。よしよし」

咲「な、撫でられたって嬉しくないもん・・・」

照「む」

京太郎「年の瀬にケンカは嫌だからな。仲直り仲直り」

咲「しょうがないなー、もう少し撫でてくれたら許してあげる」

京太郎「なんだそりゃ」

照「・・・京ちゃん」

京太郎「どうしました?」

照「私も」

京太郎「あぁ…そうですね、照さんとも仲直りしなきゃですね」

照「そういうこと」

京太郎「はは・・・りょーかいです」ナデナデ

――23:45


京太郎「・・・来年も3人仲良くいたいですね」

咲「うん、来年も再来年も一緒だといいね」

照「そうだね。仲良く・・・」

咲・照(でも、いつか・・・・・・京ちゃんと・・・)

京太郎「・・・?二人とも、どうした?」

咲「ううん、なんでもない」

照「咲に同じ」

京太郎「・・・そうか。よし、近所の寺に二年参りでも行きますか!」

照「賛成」

咲「ちょっと寒いけどいいね!」

京太郎「そんで帰ったらそばを食う!」

咲・照「おー!」