京太郎「きったねぇなあ……本当に女子高生かよ」

泉「しゃあないやん、一人暮らしなんですから」

京太郎「でもこんなところにパンツ放置はないだろ」

泉「あ!返して!」

京太郎「嫌だねー!高い高ーい!」

泉「男女の身長差を悪用せんといてください!」

京太郎「身長高いってのは得だなぁ、簡単に泉をいじれるし」

泉「いじられる身にもなってください!んっ!んっ!」ピョンピョン

京太郎「あ、泉」

泉「なんですか!もう!」ピョンピョン

京太郎「あのさ……お前、その角度だと……見えてるぞ」

泉「え…………」

泉「見……え……」

泉「…………」

泉「……~~っ!」カァァ


京太郎「風呂場、掃除してきたぞ」

泉「…………」

京太郎「ほんと悪かったって、昼飯おごってやるから許してくれよ」

泉「……いやです」

泉「京太郎の料理やないといやです」

京太郎「俺の……って大して美味くないだろあんなん」

泉「京太郎が作って一緒に食べれるだけでええんですよ」

京太郎「……はぁ、わかったよ」

京太郎「食材無いっぽいから買ってくるけど、いるもんあるか?」

泉「私も行きます」

京太郎「寒くないようにしろよ」

泉「はい……」


京太郎「泉の実家は京都だったっけ?」

泉「そうですよ」

京太郎「じゃあ泉も里帰りするのか……いつ頃こっちに来るんだ?」

泉「部活が始まる一日前やから5日くらいですかね」

京太郎「んー、やっぱお前もそんぐらいか」

泉「京太郎もそうなんですか?」

京太郎「まーな……あ、そんじゃあさ、初詣一緒に行こうぜ」

京太郎「ほら、近所のあの小っちゃい神社あるじゃん」

泉「あそこですか……ええですよ」

京太郎「おっけー、楽しみにしてるぜ」

泉「……今日って雪の予報でしたっけ?」

京太郎「そういえばそうだったような気が……もう降ってきちゃったか」

京太郎「少し急いで行くぞ」

泉「別にええですよ」

京太郎「別に、って身体冷やして風邪でも引いたら面倒くさいだろ、年末なのに」

泉「ほら、雪綺麗やないですか」

京太郎「……まあ、そうだな」

泉「それに、これなら……」スッ

泉「いや、やっぱり…………」

京太郎「確かに、手繋げば寒くはない、か」ギュッ

京太郎「ほら行くぞ」

泉「あ……はい」

京太郎「……顔熱いな、ちくしょう」



カン