作家、須賀京太郎改め園城寺 京太郎の朝は早い。なぜなら、その瞬間、彼の仕事は始まっているんだ。

京太郎「…んで、主人公は『さぁ、オーラスだ。悪いがペテン野郎にはご退場(トビ)願うか!』っと」

京太郎「…うん、こんなもんだろ」

ーーー夢の中の出来事を文字にする。それが出来ればネタには困らないと誰かがいっていた。
夢の中まで仕事を持ち込むのは真っ平御免だが、今回はうまくいったらしい。まぁ、毎回うまくいくわけないし。


さてさて、時計を見れば午前も8時を過ぎてしまっている。まぁ、基本部屋のなかでの仕事なのでそこまで時間を気にする職業というわけでもないが。

そろそろ飯の支度でもすっかなー、と考えていたところでピンポーンという来客の報せ。 なんぞなんぞと俺は玄関まで移動。
といっても、こんな朝の時間帯に来るなんて、身内の連中位なのでそこまで焦ることもないのだが。

がちゃり。

塞「やっほ。京太くん」

京太郎「やっほ。塞さん」

案の定だった。案の定知ってる人だった。隣人だった。
エプロン着用でやって来た塞さんだった。髪はお団子にしてないけど塞さんだ。あの髪型、地味に手間かかるんだって。

しゃあない。ポニテとかツインテも手間かかるし。お団子だって例外ではないんだろ。そう考えるとすげぇなどれみちゃん。
いや、個人的には圧倒的なはづきちゃん派なんだけどな。

京太郎「ゴチになります」

塞「流石京太くん。まだ何も言ってないけどあってる」

京太郎「経験からくる確信です」

塞「小説家ってすごい。改めてそう思った」

京太郎「むしろエプロン姿見てそう思わなかったらどうするんですか」

塞「ふつつかものですがよろしくおねがいします」

京太郎「その発想はなかった」

冷めちゃうからはやくいこっかーソウデスネーとその立った足
でそのまま隣のお家へヒャウィゴー。

◆◆◆◆◆

京太郎「おいしそー。塞さんきゅです」

塞「ま、らくしょーってことで」

テーブルの上には、レタスとトマトのサラダやスープ。卵やウィンナーを焼いたものやトーストに手作りのジャムなどの、朝を素晴らしいものにするためのギフト(祝福)に満ち溢れている。

なんと素晴らしい。塞さんは朝食の女神?いや、むしろお袋の味の女神か。

ここに神社を建てよう。霧島神社にも負けない立派なものを。

いや、すでに俺の心のなかに建ってた。

誰だか知らんが仕事はえーなおい。

それじゃ手を合わせて、っと。

京・塞「「いただきます!」」

カンッ!

おまけ

『しろみさん@がんばらない』

白望「…ダル…ねむ…」

白望「…いいにおい。きょうたろう、来てるんだ」クンクン

白望「…あとでいっか。ダルいし」

白望「きょうたろうのシャツ、ダルくない」