ここ、長野に京太郎と性の6時間を過ごさんと考えている女達がいた
彼女達はいずれも京太郎と性交渉をすべく、四方より京太郎に突撃していた
北は宮永咲と白糸台ズ、南は片岡優希と新道寺ズ、東は原村和と阿知賀ズ、西は竹井久ーズ(久、ゆみ、美穂子、胡桃、春、洋榎)である
京太郎が頼れる人間は染谷まこのみ。彼等は突撃してくる女達から逃げるべく、脱出策を模索していた……

京太郎「染谷先輩に助けてもらったのはいいが……クソ!どうやってもこの包囲網から逃げられる気がしねえ!俺は今夜、童貞を奪われてしまうのか!?」クシャクシャ

まこ「まあ、落ち着きんさいな」

京太郎「落ち着いてなんかいられないっすよ!こうしてる間にも彼女達は迫ってきてるんですよ!?」

まこ「分かっとる。じゃが焦ってもいい策は出てこんよ」

京太郎「う……!…すいません、俺なんかのために迷惑掛けて……」

まこ「なぁに、謝る必要はないさ。可愛い後輩のピンチなんじゃ!今助けんでいつ助ける!?」

京太郎「…ありがとうございます。染谷先輩は本当に頼りになる」

まこ「ありがとうは助かるまで取っておけ。それより、一つだけ脱出策を考えついた」

京太郎「っ!本当ですか!?」

まこ「ああ、じゃが一か八かじゃぞ?

京太郎「このまま襲われるよりはマシですよ!それで、どうするんですか!?」

まこ「うむ、まずはこれを着けるんじゃ」

京太郎「コートと……シルクハット…?」

まこ「これで顔とかは隠せるじゃろう。これを着て、バレないように突破するんじゃ」

京太郎「で、でもどこから…?」

まこ「問題はそこじゃ!まず北と南はやめた方がええ。宮永照は効きシャンプーが出来るし、咲と優希は京太郎の身近にいて仕草とかをバッチリ観察しているハズ!まずバレるじゃろう」

京太郎「では東か西ですか?」

まこ「西も避けた方が無難じゃろうな。久は女の勘に優れ、加治木ゆみは洞察力に優れ、福路美穂子は観察眼に優れる。恐らくバレるじゃろう」

京太郎「ならば、逃げる道は!」

まこ「うむ!東の和と阿知賀ズのところじゃな。ここで怖いのはせいぜい中堅の新子憧くらいのもんじゃ。それもどうとでもなる!」

京太郎「よし!決まりですね!じゃあ出発しましょう!」

まこ「……わしは残るよ」

京太郎「な、何故ですか!?染谷先輩も逃げましょうよ!」

まこ「わしと一緒に行ったりしたらすぐにバレるじゃろう。それに、変装道具は一着しかない」

京太郎「でも、染谷先輩が何されるか…!!」

まこ「どちらにしろわしは助からんさ。ならば京太郎だけでも助かった方がええ」

京太郎「でも…!」

まこ「えぇい!何をまごまごしておる!助からなくなるぞ!」

京太郎「っ!!……分かりました。では、行きます」

まこ「ああ、達者でな。…絶対逃げ切れよ!」

京太郎「……はい。お世話になりました!!」タッタッタッタッ

まこ「行ったか……わしも、京太郎と性の6時間を過ごしたかったのぅ……」

その後、俺はなんとか逃げ切れた。染谷先輩がどうなったかは知らない……
ありがとう、染谷まこ先輩。そして、さようなら……

カンッ