京太郎「……」
玄「でね!でね!灼ちゃんがね!」
京太郎「……」
玄「そのあと穏乃ちゃんが…」
京太郎「……」
玄「あ、家に着いちゃったね」
京太郎「……」ガチャガチャッギィ…
玄「えへへ、お邪魔します」
京太郎「……玄さん」
玄「ん?」
京太郎「ちょっとここで待っていてくれないかな?」
玄「え?どうして?」
京太郎「あ…いや、片付けとかあるからさ」
玄「うん、分かった」
京太郎「それじゃ…」ギィ…バタンッ
ガチャンッカチャカチャ
京太郎「鍵よし、チェーンよしっと!ふぅ…やっと解放された……はぁ、玄さんに付きまとわれて、もうどれくらい経つっけ……」
京太郎「…付き合ってるわけでもないのに、気が付けば隣にいるし、家にも当然のように入ろうとするし……鍵かけててもいつの間にか作った合鍵で入ってきて、朝飯作ってたりするし。…まあ、一時間もしない内に帰るだろう」
~二時間後~
京太郎「あ、やべ!そういえば今日はガンガンJOKERの発売日だったぜ!…もう流石にいないよな…?よし、買いに行こう」
カチャカチャッガチャンッギィ…
玄「あ、京太郎君!片付けは済んだのかな?」
京太郎「わあっ!?」バタンッガチャン
玄「京太郎君!?どうしたの!?ねえ、開けて!一緒にお喋りしようよ!」ドンドンドンドンッ
京太郎「ひぃ…!もうやだ……!親父ぃ…お袋…助けてくれぇ……」
ガチャンッギィ…
玄「ふふ、開いた。さ、いっぱいお喋りしよう!時間はたくさんあるんだから」
京太郎「あ……しまっ……」
玄「好きだよ、京太郎君」
カンッ
最終更新:2013年12月29日 11:01