ゆみ「京太郎、今日はなんの日かわかるか?」ドキドキ
京太郎「もちろんですよ。クリスマスイブの3日前ですよね」
ゆみ「……」ウルウル
京太郎「じょ、冗談ですって! 誕生日おめでとうございます」
ゆみ「冗談でもそういうことを言うな!」
京太郎「す、すみません!」ドゲザ
ゆみ「まあいい。これで私も18か……」
京太郎「免許証の取れる年齢ですね」
ゆみ「……蒲原を見ていると取りたくなくなるな」
京太郎「むしろゆみさんに取ってもらって運転を代わってもらったほうが……」
ゆみ「そういう考えもあるか」
京太郎「そうですよ。免許を取って、ゆみさんと蒲原先輩が卒業する前にみんなで旅行に行きましょう!」
ゆみ「卒業か……。休みも考えるともうあと3ヶ月もないんだな」
京太郎「そうですね。短かったです」
ゆみ「大学に行っても今みたいに会えるか?」
京太郎「当たり前じゃないですか。俺がゆみさんのこと、どれくらい好きだと思ってるんですか? 多少無理してでも会いに行きますよ」
ゆみ「ありがとう、京太郎。それで私の事はどのくらい好きなんだ?」
京太郎「素でキス出来んほど本気で好きです」
ゆみ「ふふっ、そうか。なら私からするしかないな」
京太郎「えっ?」
チュッ
京太郎「!?」
ゆみ「好きの印のキス」
ゆみ「どうだった?」ニコッ
カンッ
最終更新:2013年12月29日 10:45