咲「ねぇ京ちゃん。」

京「どうした?」

咲「あいぱっどって知ってる?」

京「おお・・・。」

咲「な、何?」

京「今時携帯もパソコンも持ってない女子校生・咲の口からそんな単語が出てくるとは思わなかったぞ。」

咲「むぅ・・・もういいよ。」

京「ごめんごめん。怒るなよー。」

咲「まったく京ちゃんは・・・。」

京「それでその『あいぱっど』がどうしたんだ?」

咲(なんか言い方がひっかかるけど・・・まぁいいか。)

咲「ニュースで見たんだけど、それを使えば本や雑誌も読めたりするんだって。値段も実際に買うよりも安いみたい。」

京「ああ、そうらしいな・・・なるほど。」

咲「何がなるほどなの?」

京「咲はそれが気に入らないんだろう。本は紙の本が一番だ、と。」

咲「ど、どうしてわかったの?」

京「咲は読書が好きだけど、それ以上に本が好きなんだろうと思ってさ。」

咲「うん、あってます//」

京「さすが文学少女。本を愛してやまないんだな。」

咲「本はいいよー。京ちゃんももっと読書しなよ。」

京「それは断る!」

咲「はは・・・。けど本当によくわかったね。すごいすごい。」

京「はっはっは。俺は咲のことならなんでもわかるのさ。」

咲「ふ、ふーん?」じーーー

京「む、今度はなんだ?」

咲「私は今何を考えていると思う?」じーーー

京「へ?そりゃあ・・・。」

咲(京ちゃん大好き大好き大好き!)ドキドキ

京「本のことだろう。そういう話してたんだし。」

咲「む・・・。」

京「あってただろう!」

咲「ちがいます!もう、京ちゃんのばか!!」

京「ええ!?じゃあ正解はなんだよ。」

咲「自分で考えてよ。わかるんでしょ?」

京「う・・・。」

咲(どうしていつもこういうことだけ鈍いの・・・私がもっと積極的になれればいいんだけどなぁ。)ブツブツ

京「咲!」

咲「ふぇ!?な、なぁに?」

京「どっか寄ってこうぜ。帰るまでに答えをあててやる!」

咲「あ、うん。」

京「よーし、行こうぜ。」ギュッ

咲(手、握られちゃった。えへへ////)

咲「わ、ちょっと京ちゃん。ひっぱらないでよー。」



おわり

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