京「………ん…」

透華「あら 目覚めましたわね」

京「………ここは?」

透華「貴方…何も覚えていませんの?」

京「………?」

一「まずいんじゃないかな…」

純「俺しらねーぞ」

智紀「一時的な記憶障害…」

京「何なの…?」

透華「私たちは貴方をある実験に使ったんですの」

一「僕らのライバルの清澄高校に宮永咲っていう強い人がいるんだけど調べていくうちに彼女の強さの秘密は幼少期にある可能性が出てきたんだ」

純「でこのお嬢様が身体を無理やり若返らせる装置を作っちまったんだけどその効果がよくわからない」

透華「そこでたまたま屋敷の近くを通りかかった貴方をひっ捕まえたんですの」

智紀「私は大反対した…」

透華「嘘はよくありませんわよ智紀 ともかくあなたは若返りのモルモットにされたんですの」

一「記憶が残らないってのは誤算だったけどね」

純「一応成功したんだしさっさと戻してやろうぜ 面倒起こされても困るし」

透華「そうですわね 貴方 じっとしてて下さいまし」

京「ばーか」

透華「なっ……!」

京「こんな変な人ばっかりのとこいたくないよ ピエロにノッポにメガネに…」

一「ピエロって僕のことかな…はは…」

純「威勢のいいがきんちょだなおい」

智紀「メガネの何が悪い…」

京「ばいばーい!」

一「あっちょっと待って!」

透華「は…は…ハギヨシィィィィ!」

ハギヨシ「はっ 透華お嬢様」

透華「あの子を連れ戻して参りなさい!口のきき方を教えて差し上げないとロクな大人になりませんわ!」

一「優しいね…透華は」

智紀「厄介なことになった…」

京「わけわかんないよ…」

咲「どうしたの僕?」

京「…誰?」

咲「私?私は宮永咲っていうの 君は?(あれ…この子…)」

京「あ…えっと…(あれ…この人…)」

咲「ん?名前だよ 君の名前」

京「…わかんない…」

咲「んーじゃあお家はわかる?君がごはん食べたりおやすみしてるところ」

京「…それもわかんない」

咲「そっかぁ…どうしよう…迷子だよね…」

京「……………」

咲「やっぱり警察に届けた方がいいのかなぁ…」

京「僕…咲お姉ちゃんと一緒にいたい」

咲「一緒にいてあげたいけど…私これから部活だし…」

京「ぶかつ?」

咲「あっそうだ!部長に聞いてみよう!」

京「一緒にいていいの?」

咲「うんいいよ!一緒に行こう!」

京「うん!」

咲「…というわけなんです部長」

久「うーんそっか…どうしようかしら…」

和「可愛いお客様ですね」

優希「おい坊主!名を名乗れ!」

まこ「じゃからわからんのじゃって…」

京「ここも変な人ばっかりだね」

咲「えっ?」

京「だって牛さんにわかめにチビに…」

咲「こっこら!」

まこ「わしがわかめか?はっはっは」

優希「お前の方がドチビだじょ!」

和「子供はこのくらいが可愛いんですよ優希」

久「私は?私は何に見える?」

京「おb…」

久「んー?」

京「き…きれいなお姉さん…です…」

久「いやー参ったわねー」

まこ「明らかに怯えとったぞ…」

和「しかも敬語でした」

咲「もうダメでしょ あんなこと言っちゃ」

京「ごめんなさい…」

久「あらあら 咲に対してはやけにしおらしいじゃないの」

和「宮永さんに一番なついてる感じですね」

優希「やっぱり拾い主だからか?」

咲「私もよく迷子になりますから…わかるんです 迷ってる時の焦りや不安な気持ちが
だからほっとけなくて」

まこ「それでこの子どうするんじゃ?」

久「とりあえず咲がその子預かったら?」

咲「えっ!?」

久「名前も家もわかんないんじゃ警察に届けてもそんなに変わらないわよ
それなら一番なついてるあなたの元にいてあげさせるべきだと思うの」

咲「私は別にいいですけど…君は?私の家に来る?」

京「行く!」

久「もちろん私もいろいろ調べてみるから 明日になっても進展がなかったら警察に任せましょう」

咲「はい」

久「それじゃ今日はもう帰りなさい 君も疲れたでしょ?」

咲「じゃあ帰ろっか」

京「うん!」

咲「はい到着 ここが私の家」

京「おじゃまします」

咲「お 偉いね どうぞどうぞ」

京「咲お姉ちゃんお腹すいた」

咲「私もだよ 今作るから待っててね」

京「お姉ちゃんが作るの?」

咲「そうだよ?何か食べたいものある?」

京「ハンバーグ!」

咲「えーと玉ねぎあったしミンチもあったし…うん大丈夫!美味しいの作るから!」



咲「できたよー」

京「わぁ…」

咲「はい ハンバーグランチ」

京「あっ…!」

咲「ん?どうかした?」

京「???ううん…とっても美味しそう!」

咲「たくさんあるからね」

京「ごちそうさまでした!凄く美味しかったよ!」

咲「ありがと 私も作りがいがあったよ じゃあお風呂入る?」

京「うん!」



咲「ようしここ座ってー 頭洗ってあげるからね」

京「そーっとやってね?」

咲「男の子なんだからガマンガマン」ワシャワシャ

京「ねぇ咲お姉ちゃん」

咲「なぁに?」ワシャワシャ

京「昼間のお姉ちゃんはここがこーんなだったね」

咲「そっ…それがどうかしたの…?」

京「どうもしないよ?」

咲「………」ワシャワシャ

京「お姉ちゃんちょっと痛いよ」

咲「男の子なんだからガマンガマン」ワシャワシャ

咲「じゃあ寝ようか?もう眠いでしょ?」

京「うん…」

咲「部屋はあるけどベッドがないから…私と一緒に寝よう」

京「ここが咲お姉ちゃんのお部屋?」

咲「そうだよ 何もないけどね」

京「ふーん…」

咲「君が興味ありそうなものはないかなぁ」

京「この写真の人誰?」

咲「あ えーとその人はね…なんて言ったらいいのかな…」

京「お姉ちゃんの恋人?」

咲「こ…恋人じゃないけど…その…私の大切な人だよ//」

京「この人のこと好きなの?」

咲「す…好きかって言われたら…そりゃ大好きだけど…//」

京「ふーん なんて名前なの?」

咲「その人は須賀京太郎 私は京ちゃんって呼んでるの」

京「!!!」

咲「実を言うとね 君がその京ちゃんの小さいころにとっても似てr」

京「咲………お姉ちゃん」

咲「ん?」

京「おr僕…帰らなきゃ」

咲「え…帰るっておうちわかったの?」

京「何となく もう大丈夫だと思う」

咲「でも…もう遅いし…」

京「大丈夫 今日はありがとう」

咲「あっちょっと…!」

咲「行っちゃった…」

咲「こんにちは…」

久「咲 ちょうどいいところに」

咲「部長 実は昨日の子が…」

久「大丈夫大丈夫 もうその件は解決したから」

咲「???」

久「昨日の子はね 龍門渕高校の方たちがある人を若返らせたものなんだって 今日執事の方がそう言伝を届けてくれたわ」

咲「若返らせた?」

久「なんかいろいろと事情があったみたい その子が逃亡して咲が見つけたわけなんだけど昨日の内にまた帰ってきて元通りになったってさ」

咲「なんだ…それならよかった」

久「それでその若返った人なんだけど…須賀君だったんだって」

咲「京ちゃん!?」

久「昨日買い出しから帰ってこなかったわけね」

咲「わわっわ私昨日あの子とおふr…あっいえ…!」

久「きゃーいやーん」

咲(お…お風呂だけじゃない…私昨日…あの子に向かって…)

咲「//////////////うあ…////////////////////////////////////////////////////////////////////」

京「ういーっす」

久「あら須賀君 昨日はどうしたの?」

咲「京ちゃん…//」

京「いやぁそれが買い出し行った時の記憶がないんすよ 気がついたら夜になってて道路で寝てました」

久「なんだ つまんない」

咲「何も覚えてないよね!?何も!」

京「何を?」

咲「よかったよ…」

久「実はね須賀君 君は昨日咲とおh」

咲「部長ぉぉ!!!」

京(はぁぁ…これからどんな顔して咲と付き合っていきゃいいんだ…)
                                      おわり

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