灼「いらっしゃいませ……」
京太郎「へぇ…結構いい感じのボウリング場だなぁ。店員さん、どのレーンを使えばいいですか?」
灼「第1レーンをどうぞ……あと、貸し靴はあそこです……」
京太郎「ありがとうございます」
~数日後~
京太郎「こんにちは!」
灼「いらっしゃいませ……」
京太郎「また来ちゃいました」ニコッ
灼「……第1レーンへどうぞ」
京太郎「どうも!ところで、店員さんのお名前は?」
灼「……灼。鷺森灼」
京太郎「灼さんですか。いい名前ですね!俺は須賀京太郎っていいます」
灼「須賀君……だね」
~数日後~
京太郎「こんにちは灼さん!」
灼「いらっしゃい……須賀君。今日は第8レーン…」
京太郎「どうも。あの、灼さん」
灼「なに?」
京太郎「上手く投げるコツってありますか?ガーターばっかりしちゃって……」
灼「…とりあえず、投げる時のフォームを綺麗にする事。……フォームは須賀君と1回プレイして見せる」
京太郎「え?でも店番は?」
灼「…見ての通り、客は君一人しかいないから……」
京太郎「あ……すいません」
灼「気にしなくていい…」
~数日後~
京太郎「こんにちは、灼さん」
灼「こんにちは…第1レーンね」
京太郎「どうも」
灼「ねぇ……」
京太郎「はい?」
灼「最近よく来るけど、ボウリング好きなの?」
京太郎「え、えっと、それは……それは勿論ボウリング好きですよ」
灼「他のボウリング場に行ったりは?」
京太郎「ここしか行った事ないです」
灼「……どうして?どうしてここなの?」
京太郎「えっと、その……最初はこんなところにボウリング場があるのか~ってくらいだったんですけど…その、灼さんが気になっちゃって」
灼「私が気になる…?」
京太郎「その……最初見た時、一目惚れしました。好きです、灼さん///」
灼「えっ…?好きって……///」
京太郎「あ、ごめんなさい!急にこんな……迷惑ですよね」
灼「…あのね……最初は、最初はただのお客さんだと思ってた」
京太郎「……」
灼「でも、何回も来てくれて……話している内に……私も須賀君の事、す、好きになってたみたい…///」
京太郎「それじゃあ…」
灼「うん…///両想い…って事だね…///」
京太郎「嬉しいです!あの、キスしてもいいですか?」
灼「い、いいよ…///」
京太郎「じゃ、じゃあ……」
チュッ
カンッ!
最終更新:2013年12月20日 22:50