咲「・・・」ジー
和「・・・」
咲「はぁ・・・」
和「?どうしました、咲さん?」
咲「え?ううん、なんでもないよ、和ちゃん」
下校中。
咲「はぁ・・・同じ歳、同じくらいの身長なのに・・・何でこうも違うかなぁ」ペタペタ
咲(はっ、つい(自分の)胸を触る仕草を!み、見られてないよね・・・///)
京太郎「よっ、咲!今帰りか?」
咲「わああ!?」
京太郎「おおう!?」
咲「な、なんだ、京ちゃんか・・・」
京太郎「何だってなんだよ。ていうか背中に哀愁漂ってたぞ、どうした?悩み事か?」
咲「うーん、京ちゃんに言ってもなぁ…」
京太郎「おーおー、言うようになりやがって。中学の時友達と喧嘩したって泣きついてきたのは誰だったっけ?」
咲「む、昔は昔///!」
京太郎「そうかい。まー、もう高校生だしな。悩みなんか人にペラペラ喋ることもないか」
二人「・・・」
咲「・・・・・京ちゃんはさ、(胸が)小さい女の子ってどう思う?」←少し胸のあたりを気にしながら
京太郎「(小さい?・・・背のことか?)そうだなあ・・・」←見てない
京太郎「俺は別にいいと思うけどな」
咲「えっ、ホントに!?」
京太郎「何驚いてんだよ」
咲「そ、そんなことないけど…」
京太郎「(ははーん、こいつ・・・)なんだよ、そんなこと気にしてんのか?」
咲「そんなことって、結構大事なんだけど…」
京太郎「心配すんな、まだ高校生なんだし、少しは伸びるって」
京太郎「それに、こうやってさ」ポン
咲「わっ」
京太郎「楽に頭に手置ける身長差嫌いじゃないぜ」
咲「(京ちゃん身長の話と勘違いしてる・・・)もう、人の頭に手乗せないでよー」
京太郎「なにー、嫌と言われると尚更やりたくなるのが性よ!」ワシャワシャ
咲「あうう、やめてよー。むー、京ちゃんスキあり!」バッ
京太郎「うひっ!?」
咲「この身長差、私にとっては脇をくすぐりやすい位置なんだよ!」コチョコチョ
京太郎「あひゃ、やめろ咲!俺が悪かった!ひぃー!」
咲「やめなーい」
京太郎「ぐ…咲、俺のちょっかいに仕返しするとは、成長したな・・・」フラフラ
咲「・・・ふふふ、あははっ」
京太郎「お、おい、どうした咲。頭撫ですぎておかしくなったか?」
咲「違うよー。なんか、京ちゃんとはしゃいでたら悩みとかどうでもよくなっちゃって!」
京太郎「(やっぱ悩んでたんかい)そうか、そりゃどういたしまして」
咲「ふふ、ありがとね京ちゃん」
咲(胸とか、身長とか、こだわる必要なかった。京ちゃんといつも通り居られるなら。・・・でも、胸はもう少し欲しい、かな?)
モブ男「リア充爆発しろ」
カン!
最終更新:2013年12月18日 23:47