咏「え~りちゃんっ、ちょいといい酒あるんだけど、えりちゃん家お邪魔していい?」

えり「ダメです」

咏「ええー、即答? そりゃなくね?」

えり「ダメなものはダメです」

咏「いいじゃんいいじゃん、私らの仲じゃん」

えり「とにかく、今はダメなんですって―――」

針生宅

えり(結局押し切られてしまった…)

咏「う~んシャレオツなマンションだねぃ」

えり「開けますね」

ガチャ

えり「ただいま」

咏「ただいま?」ポカン

「お帰りー。もう夕飯出来てるよー」

咏「…んえ?」

「…えっ、その人ってもしかして」

えり「うん、知ってるでしょ? 三尋木咏プロよ。それで三尋木さん、この子は―――」

咏「同棲相手?」

えり「違います! 親戚です、親戚の須賀京太郎君。実家は長野なんですけど、東京の高校に通ってて…」

咏「はえ~」

京太郎「初めまして三尋木さん。わたくしがえり姉の専業主婦こと須賀京太郎で」

えり「そこのらない」ベシッ

京太郎「あいたっ」

咏「ふ~ん、面白そうな子だねぃ。よし、私と盃を交わそ」

えり「させませんよ!?」

つづカン