○月××日
今日は京ちゃんと遊園地に遊びに出かけたよ。京ちゃんはジェットコースターに乗ろうって言ってたけど、私は京ちゃんと二人だけでゆっくりとしたかったからメリーゴーランドに乗ろうって言ったんだ。
京ちゃんと一緒にいる事が一番の幸せ…その事を言ったら京ちゃんに「咲は本当に可愛い奴だなぁ~!」って頭を撫でられた。
恥ずかしかったけど…凄く嬉しかった。
こんな幸せがずっと続いて欲しいよ…京ちゃん。
○月××日
今日はちょっと気分が悪かったよ。だって…布団の中に入っても京ちゃんの事が頭に浮かんで離れないんだもん。
京ちゃんは私を心配してくれて保健室に連れていこうとしたけど
私はつい平気だよって強がっちゃった。本当は京ちゃんと一緒に保健室に行きたかったなぁ。 ○月××日
なんだか京ちゃんの様子がいつもと違うような気がした。
急に外の方を見たり、一緒にお昼ご飯を食べようって言っても返事をしてくれなかったり…。
京ちゃんはちょっと気分が悪いんだって笑っていたけど……京ちゃん、私は京ちゃんの事が心配でたまらないよ。
私の考え過ぎだといいんだけど。
○月××日
絶対に変だよ京ちゃん!どうして何もいない部室の中で叫んだりするの?
それだけじゃない。教室のガラスを何枚も割ったり、ちょっとからかっただけの人を血まみれになるまで殴り続けるなんて。
こんなのいつもの京ちゃんじゃない。
京ちゃん、京ちゃんは一体どうしちゃったの?言わなきゃ分からないよ。
京ちゃん…私は京ちゃんの助けになりたいだけなんだよ?
○月××日
部室の皆がいるのに京ちゃんが急に私を強く抱き締めてきた。
皆びっくりしていたけど私は嬉しかったよ。
でも…私を抱き締めた後、京ちゃんは笑顔のまま一言も喋らないで帰っちゃった。
京ちゃんの笑顔…なんだか悲しそうだった。
なんだか嫌な感じがする…怖いよ。
○月××日
……本当は日記を書きたくなかった。でも、書かないといけないような気がする。
今日、京ちゃんが学校で大暴れした。悪い人達のグループをバッドで殴ったり、ガラスに打ち付けたりして学校中が大騒ぎになった。
私は京ちゃんをとめようと必死に腕にしがみついた。怖かったけど、京ちゃんにはこれ以上暴れて欲しくなかったから。
でも……そこにいたのは京ちゃんじゃなかった。
そこにいたのは……鬼だった。
京ちゃんは私の顔を見たとたん、大きな叫び声をあげて走り去っていった。
私には……どうする事も出来なかった。
○月××日
あの騒動から京ちゃんは学校に来なくなった。部長は学校で暴れた事を理由に京ちゃんを退部にした。
私は部長に京ちゃんを退部しないでって何回も頼んだけど、部長は無言で首を横に振るだけだった。
心配になった私は原村さんと優希ちゃんと三人で京ちゃんの家に行ったけど
結局、京ちゃんは顔を見せてくれなかった。
もう私にはどうしたらいいのか分からないよ……神様お願いです。
私が大好きだった京ちゃんに戻してください。いつも笑って私と一緒にいてくれた京ちゃんに。
○月××日
京ちゃんが消えた…

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