○月××日
今日は咲と一緒に遊園地に出かけた。咲はジェットコースターは嫌だって言ったからメリーゴーランドに乗った。
「京ちゃんと一緒にいる時間が私の一番の幸せだよ」
この咲の言葉と笑顔が忘れられない。こんな幸せがいつまでも続いて欲しいと俺は思う。
○月××日
この日、咲はなんだか具合が悪そうだった。咲が心配になった俺は咲をおんぶして保健室に連れていこうとしたが
「平気だよ、私」
と咲は言って部活に参加した。咲、俺はお前に無理をして欲しくない。
○月××日
最近、自分の何かがおかしいと思う。よく分からないが、俺が俺でなくなっているような気がするんだ。
咲に言うべきか?…いや、咲には黙っていよう。あいつには心配をかけさせたくはない。
○月××日
明らかに何かがおかしい。例えようのない不安が24時間ずっとつきまとってくる。
なんでだ、どうしてだ。訳が分からない。
咲、俺はどうしたらいい?助けてくれ、お願いだ、このままじゃあ俺が俺
でなくなる。
○月××日
咲、取り返しのつかなくなる前に残したい言葉があるんだ。
咲、俺はずっとお前を愛している。
どんな事があっても絶対に。
○月××日
やめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれ
くるなくるなくるなくるなくるなくるなくるなくるなくるなくるな
咲、おれにはどうしたらいいのかもう分からない。
おれは、おれは、おれは、自分が誰なのか分からなくなってしまっている。
○月××日
すべてがわかった おれはおれじゃなかったんだ おれはにせものだった
さき おれはもうおまえをまもってやれない
おれは おれのまつわるすべては うそだった
○月××日
あ 咲 おれ は こ に い る

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