麻雀マスターsaki 完結編

透華「もしもし、月刊麻雀TODAYの龍門淵ですわ、お疲れ様ですわね」

京太郎「え、龍門淵さん?」

透華「今日から私が麻雀マスターsakiの担当になりましたわ、よろしくお願いします」

京太郎「え、あの、竹井さんは?」

透華「休職しましたわ」

京太郎「うそーーーっ!?な、なんで」

透華「実はつい先日できた彼女に今までのとてつもない彼女遍歴がばれたらしくて」

京太郎「ええーっ、それで修羅場になって大怪我になって休職を?」

透華「いえ、心理的要因ですわ」

京太郎「心理的要因?」

透華「彼女から仕事中に平仮名ばかりのメールが来てその内容が何股しても
   全く責めるどころかすべて認めるという母性あふれるメールだったのが
   逆に堪えたようですわ。『ありえないんだZE!』と叫んでばたんと倒れましたわ」

京太郎「最後までそのしゃべり方だったんですか」

透華「それで仕事の話に戻りますけど麻雀マスターsaki来月号で最終回ですわ」

京太郎「嘘ーーーーっ!?」

透華「悪く言えば打ち切りですわね」

京太郎「わざわざ悪く言わないでください!」

透華「元々あまり人気なかったですけれど、今月号ではぶっちぎりで不人気でしたわ
  『どすこい深堀さん』より人気なかったですわね」

京太郎「マジっすか!でも急に最終回とか言われても困りますよ!
    僕の漫画、やっと盛り上がってきたところなのに!天照大神とかでてきて」

透華「戦いはこれからも続く~~みたいな終わり方でいいじゃないかしら?」

京太郎「そういう終わり方ってよくありますけど僕の漫画の場合主人公の母親と
    回想ででてきた車椅子の少女まだ出てきてないじゃないですか
    しかもまだ詳しいグラフィックや主人公に与えた影響もわかってませんし」

透華「『どすこい深堀さん』と被ってますわね」

京太郎「いやぜんぜん被ってないですよ!
    とにかく団体か個人かどっちかでIH制覇しないとすっきりしないっていうか」

透華「そうですわね」

京太郎「しかもそのためにはいろいろ条件があってIH制するには全員ゴッ倒さないといけないし
    伝説のアラフォー倒すには伝説のリンシャン牌が必要だし
    しかも今戦ってる姉帯豊音は別名『背理のトヨネ』といわれるほど恐ろしく強くて
    六曜に準じた能力を持ってるんですよ」

透華「なんでそんな設定わざわざしたのか、理解に苦しみますわ」

京太郎「6話位引っ張ろうと思って
    あと主人公に生き別れた姉がいることを序盤からほのめかしているんですけど
    コレ、どうしましょう?」

透華「さぁ…?まぁうまくまとめてください」

京太郎「はぁ…(新しい担当何か冷たい)
    それで、そのページは何ページもらえるんですか?」

透華「3ページでお願いしますわ」

京太郎「嘘ーーーっ!?なんで僕そんなにひどい扱いなんですか!?」

透華「ホント人気なくて」

京太郎「4コマ漫画の『どすこい深堀さん』だって毎回4ページあるのに!」

透華「『どすこい深堀さん』も次回で最終回ですわね」

京太郎「え、そうなんですか?深堀さんの最終回は何ページなんですか?」

透華「4ページですわ」

京太郎「チクショォォォォォォォ!もう月刊麻雀TODAYでは描きませんからね!」

透華「はい」


サキ『食らえトヨネ!リンシャンカイホウ!』

トヨネ『ちょーかっこいいよーサキ!私は実は六曜の力少ししか使えないんだよー!
    わぁぁぁぁぁ!ありがとうございましたぁぁぁぁぁ!』

コロモ『トヨネがやられたようだな…』

アワイ『ふふふ…あの子は天照大神の席にも入れない最弱…』

コマキ『嶺の花に破れるとは魔物の面汚し…でも頑張ってくれました!』

サキ『くらえサンカンツ!』

天大神『グワアアアアアアアアアアア!』

サキ『やった!これでIH決勝だよ!』

テル『サキよ…打つ前にひとつ言っておくことがある
   あなたは私を倒すのに伝説のリンシャン牌が必要だと思っているみたいだけど
   別になくても倒せる』

サキ『ど、どういうこと!?』

テル『そしてあなたの姉は私。
   サキ、私を超えてみなさい』

サキ『お姉ちゃん…私もひとつ言っておくことがあるよ!
   車椅子の女の子が回想で出てきたような気がするけど
   別にそんなことはなかったよ!
   いくよお姉ちゃん!嶺に咲く花のように!』

テル『おいでサキ!子供の頃のお菓子の取り合いの決着をつけよう!』

サキの勇気が世界を救うと信じて

―――カン!