哩「京太郎、頼みのあっとばってんが……今よかかな?」

京太郎「あ、はい。いいですよ」

哩「ちとさ、監督から物置にあるイスば運ぶごと頼まれたとばってんさ、量の多くて私一人じゃきつかっさね」

京太郎「あ、それを運べばいいんですね?」

哩「おう、頼まれてくるっかね?」

京太郎「任せて下さい!」

哩「そいじゃ物置行こうか」

…………

京太郎「ふんふん、ざっと30個くらいですか。ところで二人だけですか?」

哩「ごめんな。他の奴等はイス運びって聞いた途端逃げ出してしもうてさ……花田は買い出しでおらんし」

京太郎「ま、このくらいなら俺一人でも大丈夫ですよ!部長は部室でゆっくりと…」

哩「そら出来ん!下の人間に仕事投げつけて自分はゆっくりするとか部長のするこっちゃなかし、何より私のプライドが許さん!」

京太郎「分かりました。では二人でやりましょうか」

哩「うん」

…………

京太郎「終わったー!」

哩「今日はほんとにありがとう。ジュースか何か奢ろうか?」

京太郎「いえ、いいですよ。部長に悪いですし」

哩「いや、そいばってんが手伝わしたとは私やし、何かしらお礼ばせんと私の気が済まん」

京太郎「…なら、この80円の紙パックの奴でいいですか?」

哩「そがん気ぃ使わんちゃよかとに。ペットボトルの奴でん何でんよかっぞ?」

京太郎「いえ、これが飲みたいんですよ」

哩「…分かった。(チャリンピッ)今日はありがとな」スッ

京太郎「いえいえ。では頂きます!」プスッチュー

哩「うん。……京太郎はほんなごて優しかにゃあ…そげんとこに私は……」

京太郎「えっ?何ですか?」チュー

哩「な、何もなか!///ほら、はよ飲んでしまえ!帰るぞ!///」プイッ

京太郎「は、はい!」ヂュヂューペコンヂュヂュー

哩「下品!」

京太郎「すいません!」

哩「ふん!(惚れとるって言いきれんなぁ……私はほんて臆病もんばい)」

京太郎「ごちそうさまでした」ポイッ

哩「飲み終わったか。したら帰ろうか」

京太郎「はい!」

カンッ