「宮永プロ、八冠達成おめでとうございます。」


「ありがとうございます。」


「今のお気持ちを聞かせてください。」


「今回ここまで頑張れたのは京ちゃ……夫のおかげなんです。」

「影ながらずっと私を支えてくれて、それで私は頑張れました。」


「そうですか、では旦那様からも一言頂いてもいいですか?」


「え、俺ですか?」

「そうですね……妻が頑張れたのは俺のおかげだと言いますが、あくまで俺は日々の生活を送れるようにしただけですから。」

「妻は普段は抜けてますがやるときはやるので、やっぱり妻の努力が結果に繋がったんだと思いますね。」


「……あの、失礼ですが旦那様の方は麻雀を理解しているんですか?」


「麻雀はからっきしでして、実はよくわかってないんですよ。」

「でも妻のことはよく理解しています。」

「麻雀に関して妻は何度も説明してくれましたが、俺には理解できませんでした。」

「でもそれは、俺の幸福にはなんの関係もないことです 」


「夫婦仲が大変睦まじいですね。」



――――
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「大変! 誰か! 誰か助けて!」

「すこやんが、すこやんが息してないの!」


カンッ