久「私の麻雀スタイルって知ってる?」
京太郎「悪待ちですよね?」
久「正解。」
京太郎「それがどうかしたんですか?」
久「須賀君は鈍感ね。」
京太郎「?」
久「私って私生活でもそうなのよ。大事な日に、やりたいことをすると結構失敗しちゃうの。」
京太郎「そうなんですね。でも急になんで……」
久「これ、使わせてもらおうと思って。」
京太郎「あ、俺の『雑用チケット』ですか?」
久「そうよ。本当は昨日使いたかったけど、1日我慢したの。」
京太郎「たしかに、昨日うずうずしていましたからね。」
久「でもそれでよかったみたい。」
京太郎「どうしてですか?」
久「だって、今日なら須賀君…京太郎は私の自由に出来るんですもの♪」
京太郎「部活休みって……そう言うことだったんですか?」
久「そうよ。」
ガシャン!!
京太郎「鎖!?って、いきなり何するんですか!!」
久「言ったじゃない。私は悪待ちでしか、良い結果が出ないって。」
京太郎「確かに...言いましたけど…」
久「それを実行するだけよ。北九州代表の、哩姫さん達から教わったこの鎖でね♪」
京太郎「あ、あの人たちって……」
久「普通じゃ考えられない手のほうが、案外成功するって言ったでしょ?」
京太郎「そ、そんな、」
久「案外、私たち上手くいくかもしれないわよ?」
京太郎「だ、だ…もががが」
久「おっと、騒ぐと誰か来るかもしれないからね。 猿轡用意しといてよかったわ~♪」
京太郎「むぐむぐううう!!」
久「首輪付けてると......本当にペットみたいね、須賀君。お手♪」
久「あ、両腕も後ろで固定しているから無理か......」
京太郎(助けて―!!)
久「さぁ…続きはロッカーで、いっぱい楽しみましょうね……京ちゃん♪」
今までで最高のプレゼントよ
私の大事な...大好きな京ちゃん♪
最終更新:2013年11月26日 23:35