京「くそーこの分じゃまたラスだなー この『ハギヨシ』って人強すぎる」

京「………みんな合宿元気でやってっかなー」

京「おっといかん 集中集中」

京「テンパイ…ラス確のリーチとか情けな…リーチっと」

京「お…カン リンシャン牌は…おおリンシャンカイホウ…って裏10!?」
【リーチ ツモ リンシャンカイホウ ドラ10】【数え役満】
京「逆転トップ…!!!うおおおやったー!!!!!」

京「よっしゃーこの調子でガンg」
prrr prrr prrr
京「なんだよいいときに…って咲んちから?あいつ合宿行ってんじゃ…」

京「はいもしもし」

透華「ツモ!4000オール!私の逆転トップですわね!」

咲「あうぅ…」

モモ「リンシャンさん調子良くないみたいっすね…」

加治木「そういうときもあるだろう」

智紀「スランプ…」

アニキ「でも透華に負けるなんてな」

透華「ちょっと!それどういう意味ですの!?」

キャプテン「仲良く仲良く」

久「体調悪いわけでもなさそうだし…何かあったの?咲」

咲「わからないです…本調子じゃないのは確かなんですけど…」

和「大会の時のような緊張感がないからじゃないでしょうか…?」

まこ「ん~けど咲は部活の時もばしばし和了るしのぉ」

咲「私…ちょっと休憩してきますねっ」
ガラッ
京「失礼しまーすってうお!?」

咲「ぅあっぷ…!?きょ京ちゃん!?」

久「あら須賀君 どうしたの?」

京「咲これ 親父さんからお届けもの 合宿費」

咲「え!?これかばんの中に入れたはずじゃ…」

京「今朝玄関口に忘れてたってさ 現地徴収なんだろ」

咲「忘れてたんだ…気付かなかったよ…」

京「部長 これ咲の親父さんから差し入れです お菓子類」

久「うわぁありがたいわね お父さんによろしくね咲」

京「あと咲これ 歯ブラシとドライヤーと酔い止め薬」

みはるん「歯ブラシにドライヤー!?」

池田「なんだしなんだし!清澄の大将は一年のくせにもう彼氏持ちかし!」

咲「ええっ!?そそそんなんじゃないですよ!//京ちゃんとは幼馴染で…」

京「そんなんとは何だそんなんとは」

咲「京ちゃんも調子に乗らない!」

ワハハ「なかなかいい男じゃないかワハハ」

かおりん「幼馴染で両想いなんて素敵ですね~」

睦月「うむ」

咲「だから違うんですってばぁ…//」

京「しかしなんだこの楽園は…」

咲「む…京ちゃん早く帰ってよ混乱しちゃうから」

久「まぁまぁちょっと休んでいきなさいよ 咲のためにせっかくここまで来てくれたんだし」

咲「それは…そうですけど…」

京「じゃあお言葉に甘えて」

優希「あれ?咲ちゃん休憩に行くんじゃなかったのか?」

咲「ぅぐ…えと…」

久「じゃあ須賀君は私たちと一緒にお茶でも飲みましょうか」ニヤニヤ

咲「京ちゃん!休憩するところはあっち!」

京「いや俺は別にここで…」

咲「いいから行くよ!」

京「何だよいきなり」

咲「だって京ちゃんデレデレしてるんだもん…」

京「そりゃあんだけレディに囲まれりゃあな」

咲「ダメ!デレデレ禁止!みっともないよ」

京「へいへい ところでさっきどこ行こうとしてたんだ?またトイレか?」

咲「ちっ違うよ!//ちょっと調子悪かったから休憩しようと思って…」

京「調子悪いって大丈夫なのか?」

咲「あ…ううんそうじゃなくて…麻雀が本調子じゃないなってこと」

京「何で?やっぱり身体壊してるんじゃないのか?」

咲「身体は大丈夫だよ 原因はよくわからないけど」

京「ならいいけど…お!そうだ!」ギュッ!!

咲「ひゃあ!?//なっなに!?//京ちゃんいきなり…!//」

京「聞いてくれよ咲!さっき俺数え役満あがったんだぜ!」

咲「うっうん…//すごいね…//」

京「だからさ そのツキを咲に分けてやろうと思って ハンドインハンドで」

咲「あ…ありがと//」

京「ふむ 上手く伝わったかな?」スッ

咲「うん!大丈夫!//」

京「それじゃもう一局行ってみますか 俺も見てるから」

咲「うん!頑張るよ!」

京「よし!」

咲「……………あの…京ちゃん…さっきは言いそびれたけどいろいろ持って来てくれてありがとう」

京「ん?おう気にすんな」

咲「それと…その…早く帰ってなんて嘘だから…」

京「ああ」

咲「でもデレデレしちゃダメだよ 気になっちゃうから」

京「へいへい」

咲「ロン!国士無双!」

咲「ロン!緑一色!」

咲「ツモ!リンシャンカイホウ!」

透華「なんですのこれは!!」

智紀「まるで別人…」

久「調子戻ってきたみたいね」

咲「えへへ…」チラ

衣「おい!次は馬になれ!」

京「ちょ…ちょっと待って…」ゼーハーゼーハー

アニキ「なんだぁだらしねえなぁ 男のくせに」

優希「こいつは私の犬だじょ!勝手に命令するな!」

衣「何だお前は ちびのくせして」

優希「お前の方がちびだじょ!」

衣「なにをー!」

一「まぁまぁ衣 清澄の方も」

咲「もぉ…」

睦月「えとロン!發のみ2000点です」

咲「あ…」

久「なるほどなるほど そういうことか 須賀君ちょっとこっち来てちょうだい!」

京「はい!何でしょう?」

久「咲の闘牌をよーく見ててあげて」

咲「………////」

京「見てるだけでいいんですか?」

咲「ツモ リンシャンカイホウ//」

京「おお!咲やったじゃん!」

咲「うん//」

久「さて 急遽合宿への参加が決まった須賀君ですが…君の寝る部屋がとれませんでした」

まこ「ここは予約制で部屋も余っとらんかったけぇの」

久「といっても私たちと一緒に寝るとなると何されるかわからないし…」

優希「それは危険だじょ!」

京「何もしませんよ…」

久「まぁそれは冗談だけど 私の立場としても一緒に寝てくれとは言いづらいのよね 一応この合宿の責任者だし」

咲「まさか野宿しろなんて言わないですよね…?」

久「私もそこまで鬼じゃないわ 須賀君にはこの押し入れで寝てもらいたいんだけど 幸い布団は余ってたし…我慢してもらえるかしら?」

京「全然平気ですよ」

久「悪いわね まぁ咲に操を立てるって意味でも押し入れで寝てもらった方がいいかもしれないし」

京「ミサオって何ですか?部長」

久「操って言うのはねぇ…」

咲「いいですから!//はい京ちゃんおやすみなさい!//」

咲「……………」

咲「……………」

咲「………京ちゃん寝た?」トントン

京「なんだいのびた君」

咲「あのさ京ちゃん 今日は本当にありがとう」

京「歯も磨けたし髪も乾かせたしな」

咲「うん それもあるけど…何か大切なものを掴めた気がする」

京「大切なものって?」

咲「…ナイショ」

京「何だそりゃ」

咲「ねぇ京ちゃんこっち向いて」

京「ん~?」

咲「っ」

京「っ!……なっ!おまっ…!」

咲「…おやすみ//」

おわり

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