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和「ナンバーを見てください。ピンクでしょう?これは原付二種です。」

咲「ホントだ。なんだか可愛いね。バイクもなんだかオシャレで和ちゃんにピッタリ。」

優希「でもなんだか古くさいじぇ。」

和「これ、中古なんです。Vespa125ET3っていうバイクで結構古いらしいです。
でもこのクラシカルで落ち着いた感じに惹かれてしまって、つい衝動買いしていまいました。」テレテレ

京太郎「あれ?うちの学校ってバイク禁止じゃなっけ?」

久「そんなこと無いわよ。」ヒョコッ

優希「うわぁ!いつの間に来たんだじぇ。」

咲「でも校則でそんなのを見たような・・・」

久「通学はね。でも免許をとるのは自由よ。今は部活だけど場所がまこの家だからセーフって訳。」

まこ「なーに店の前で騒いどるんじゃ、って誰かスクーターできたんか。」

和「私です。」

まこ「ほー、麻雀部で乗っ取るのはワシだけかと思ってたんじゃがな。ってこれ二種やないか。」

和「染谷先輩は何に乗ってるんですか?」

まこ「あー昔出前用に買ったカブじゃ。」

京太郎「二種とか何言ってるかさっぱり分からん。」

咲「カブって野菜じゃないの?」

優希「なんなんだじぇ。」

久「ふふっ今時はそんなもんよねぇ。だから校則もキチンと把握されてないみたいだし。」

久「昔はバスとか電車が無かったり、すごく少なかったからバイク通学が認められててね。
暴走族がブームになったせいで通学は禁止になったけど、農家やまこの家みたいに
家業や生活で必要な場合もあるから免許取得は認められてるらしいわ。」

まこ「そんでも通学禁止や暴走族ブームの終焉と公共交通機関が整備された事で
そもそもバイクに興味をもつ奴が居なくなって、校則の自動車免許の項目と勘違いして禁止だと思っとるのが大半じゃ。」

京太郎「へーそうなんすか。で原付二種ってなんなんすか?原付ってついてるしおんなじなんじゃ・・・」

和「全く違います。原付は30キロ制限と二段階右折ですが原付二種は60キロ制限で
右折も自動車と同じくできます。そもそも免許が違っていて、原付は筆記のみで取れますが、
原付二種に乗るには筆記と実技で合格する必要があります。」

咲「へー。和ちゃんも両方受かって乗ってるんだ。」

和「はい。小型限定でなく普通二輪でとっているので、もっと大きいのにも乗れますが高速には乗りませんし、これで十分です。」

優希「なんだか頭が痛くなってきたじぇ。」

久「でも急に乗ってきたりしてどうしたのよ。」

和「近々この娘を人手に渡すので最後の一走りがしたかったんです。」

咲「えっ!こんなに可愛いのに売っちゃうの?」

和「ええ。買った時の値段に少しプラスして買ってくださる方が居るそうなので。
古いバイクですからキチンと整備できる方に譲るのもいいかと思って。」

優希「話が美味しすぎてなんだか怪しいじぇ。」

まこ「こいつ2ストか。そんならそういう奇特な奴もいるじゃろな。」

京太郎「またわからん用語が・・・」

まこ「はぁ、おんしも男なら少しはこういう事も知っといた方がええぞ。」

久「詳しい事は別として、バイクは古くても車ほど値段が下がらないし、
2ストって仕組みのバイクは今は殆ど無いから欲しがる人が結構お金出すらしいのよ。
まして和のは映画にも出てくるお洒落バイクのメーカーのだし。」

和「私としては効率的な4ストの方が好みですが、2ストも乗ってみると音とか振動がいいんですよね。」

咲「へー。和ちゃんは売ったあとどうするの?」

和「新しいのを買おうとは思っていますが、何にしようか迷っているんですよ。」

まこ「そのままVespaやないんか?250や300の車種にしなきゃ少し足せば買えるじゃろ。」

和「そうなんですが、新しい車種でも正規の取扱店が長野にはないので結局修理なんかは面倒そうなのでどうしようかと。」

まこ「あーなるほどな。」

久「そういえば国産の似たようなのないっけ?」

咲「そういえば街で見たことがあります。」

和「あれらはあくまでも似ているだけですし、50ccですから・・・」

まこ「乗れるんならやっぱ二種じゃな。」

咲「そんなに違うんですか?」

まこ「あぁ。車道を30キロでしかも左によるのはなかなか面倒じゃ。
今は自転車も車道を走らにゃならんけど、危なくて殆ど守られとらんじゃろ?
50はエンジンついてても速度的には自転車みたいなもんじゃからな。」

優希「そもそも車道を走らなきゃいけないなんて知らなかったじぇ!」

京太郎「おいおい。まぁ俺も守ってないけどな。」

久「車道のはしって砂利とか落ち葉で走りにくいし、転びそうで危ないのよね。」


和「バイク屋の人はイタリア繋がりで同じ125ccで2ストのRS125を薦めて下さるんです。
しかもレーシングスーツとヘルメットもサービスしてくれるそうで。でも普段の服とは合わないですし・・・」

まこ「それに結局正規取扱店ないから面倒じゃもんな。というかタイプが正反対じゃし。」

和「国産でなにか良いのはないでしょうか?」


まこ「旧型のカブ110なんてどうじゃ?」

まこ「旧カブ110なんてどうじゃ?」

和「これまた王道ですね。ずば抜けた燃費と耐久性、実用車の極みですよね。」

まこ「ワシの50も調子ええしオススメじゃ。」

和「でも先輩より大きい排気量なんて・・・」

まこ「ワシは気にせんけどな。じゃあチャリンコなんてどうじゃろ?」

和「自転車ですか?それはたしかに排気量でいくとそうなりますけど、違う車種なら別に・・・」

まこ「冗談じゃYBR125でどうじゃ?」

和「YBR125ですか。染谷先輩はホンダ信者かと思ってました。」

まこ「そんなことない。それにホンダのグロムやエイプよりこっちのが和には合いそうじゃし。」

和「グロムはちょっと私にはワイルド過ぎますね。ありがとうございます。ちょっと考えてみますね。」

まこ「ほな麻雀じゃ麻雀じゃ。他のメンツはいつの間にか卓についとる。」



二週間後

和「すみません、遅くなりました。」タプン

京太郎「」ダラァ

咲「京ちゃん!鼻血大丈夫?」

優希「なんかピチピチでえっちだじぇ・・・」

まこ「タンクに乳が乗っとったな。R15やCBRならともかく、まさかYBR125で・・・」

久「胸が真空パックされてるみたいね・・・」

和「もう部長!セクハラですよ。」ジーポヨンポヨン

京太郎「ぐはぁ」ゲボ

優希「犬ぅー!大丈夫かー!」

咲「血を吐いたのに大丈夫なわけないよ、救急車呼ばなきゃ!」

久「和はライダースーツ禁止ね。」

和「困ります!これ運転しやすくて暖かいし、胸も固定されてすごくいいんです。」

咲「やめて!京ちゃんのHPはもうゼロだよ!」 

優希「犬ぅー!」

まこ「これは不幸な事故じゃ。だれも悪うない。」

京太郎「わが生涯に一片の悔いなし ・・・」ガクッ

カン!