「京ちゃん、送られてきたビデオレター見たよ…嘘だよね?」

「…」

「私たちが全国行くことになって京ちゃんが悩んでたのは知ってるよ。私たちのために京ちゃんが麻雀が強くなりたいって思ってたのを私たちは知ってた。
だから、小鍛冶プロに修行に行くって言い出した時、誰も反対しなかったんだよ?たとえ成果が無かったとしても少しでも京ちゃんのためになるのならって私たちは信じて京ちゃんを送り出したんだよ?」

「……」

「なのに!あんな映像見せられて…私が!私たちがどんな気持ちになったと思う!?皆の気持ちだって気づいてたんでしょ…優希ちゃんも和ちゃんも、染谷先輩や部長だって。皆、京ちゃんのことが好きだったんだよ?なのに、なのにこんな仕打ちあんまりだよ!!」

「…ごめんな、咲。もうあの人無しには生きていけない身体になっちまったんだ…俺は!」

「嘘でもいいから違うって言ってよ!京ちゃん!」

「わかってるんだ…こんなこと許されることじゃないって。でもな、わかってても今更やめられないんだ…俺自身、もうあの人の誘惑に耐えきれない……あの人には逆らえないんだっ!!」

「認められないよ…」

「咲…わかってくれとは言わない。でも、あれが本当の俺なんだ。婚期を逃した、色気のない、年相応以上のだらしない身体をしたアラフォーに!俺は抗えないんだ!!」

「嫌だよ、こんなの、嫌……」


「信じて送り出した京ちゃんがプロのアラフォーにドハマりして変態調教させたアヘ顔ダブルピースビデオレターを送ってくるなんて…こんなの認められないよ!」


カン