京太郎「よしっ、と」テキパキ

歩「精が出るね。休憩時間になっても帰ってこないから心配しちゃった」

京太郎「あ、すいません、歩さん。そうですね。仮にもハギヨシさんの弟子である俺がお嬢様の部屋の秩序の乱れを野放しにはできませんよ」

歩「あれ?でもここは私がさっきやったところだよね」

京太郎「そうですね」

歩「ふーん。なるほどなるほど」

京太郎「な、なんですか?」

歩「つまり京太郎くんは私の掃除だけじゃ不足だと、お前のような三流メイドにはお嬢様の部屋など任せられない。だまってトイレの掃除でもしているんだなこの三下が、と」

歩「そういうわけですね」ニッコリ

京太郎「どんな超解釈ですかそれ!?違いますよ!」

京太郎「先ほどまで衣さんとのかくれんぼに付き合わせてもらいまして」

京太郎「それで衣さんの隠れ場所が歩さんの掃除した後のお嬢様のお部屋だったんです」

歩「あーそうだったんだ。ごめんね変に勘ぐっちゃって…許してね★」キメッ

京太郎「アイタタター」ボソッ

歩「え?なんて?」ギュゥゥ

京太郎「うぐぅ…く、くるじい…襟元、しめあげないでぇ…」

歩「ん?さっき~なんて言ったの?ん?」

京太郎「む、胸がキュンってなって……!あまりの歩さんの可憐さに俺の心臓にハートの矢が刺さって痛いな~と!」

歩「もう!京太郎くんはぁ///」テレテレ

京太郎「頸動脈!頸動脈しまってるから!うげぇ!」メキメキメキ


京太郎「はぁ……川の向こうに大沼プロが見えたよ」

歩「で、お話の続きは?」

京太郎「あんた鬼ですか。中断してたの歩さんのせいでもあるんですからね?」

京太郎「えーと、そう、そのあと、お嬢様のお部屋に隠れた衣さんを首尾よく見つけられたのですけど」

歩「ですけど?」

京太郎「衣さんがそれを認めようとしなくてですね」

歩「あ~」

京太郎「私はまだ見つかっていない、お姉さんの私が京太郎のような若輩者に見つかるはずないのだ!」

京太郎「と、逃げ回りまして、しまいには缶を踏んでないからまだだ!まだなのだ!と別の遊びのルールを盾に取ってまで抵抗し出しまして」

歩「衣様…」

京太郎「まぁそのあとおやつを与えて何とか懐柔しましたけど、その際に少々部屋が乱れてしまいましたので」

歩「懐柔って…今にも衣様の私は子供じゃない!って言葉が聞こえてきそうだね」

京太郎「まぁ聞こえていなければ言ってないのと変わりませんって。HAHAHAHAHAHA」

ハギヨシ「京太郎くん」

京太郎「え?」

ハギヨシ「お仕置きです」

京太郎「え?え?でも…」ズルズル

ハギヨシ「お仕置きです」

京太郎「あ、待って!あ、ちょっと!あ、あ、あ……」ズルズル

バタン




アッー!

歩「ハギ京、ハギ京……ふふふふ」