「咲、まだしたい?」
「……うん」
「それじゃ、このまま動いてみて」
咲は京太郎に抱きついたまま、怖ず怖ずと尻を持ちあげ、すぐに落とす。
「あうう……!」
華奢な手足が切なげにわなないた。
「痛いの?」
「ううん、気持ちいい」
言ってから、「やあん」と羞恥に身悶える。
「私、初めてのエッチなのにこんなに感じちゃって……恥ずかしいよ――」
クスンと鼻をすすり、
「京ちゃん、私のこと、エッチな女の子だからって嫌わないでね」
咲が涙目で訴える。
「嫌うわけないだろ。こんなに可愛くて、俺を想ってくれる優しい咲をさ」
「……ホントに?」
「感じてくれるのだって、俺はすごく嬉しいんだぜ。それだけ俺と咲の相性がいいってことなんだから」
咲はようやく安心して、愛らしい笑顔を見せた。
「さ、もっと動いてごらん咲…」
「うん…」
少女の身体が上下に揺れる。
京太郎は震えている咲のお尻に両手を添え、協力してあげた。
「ああ、京ちゃん、気持ちいいよぉ!」
咲が泣きそうな声で息をはずませた。
結合部から、ぬちゅくちゅといやらしい音が間断なくもれる。
「咲のお尻から、エッチな音がしてる」
「だって、京ちゃんがいっぱい出したから」
「でもきっと、咲のも混じってるよ」
「それは――京ちゃんが大好きだから!」
最終更新:2013年12月15日 16:26