雅枝「聞いたで、絹恵とデートに行くんやって?」

    京太郎「デートというかちょっと1日出かけるだけですよ?」

    雅枝「それがデートやろ……ちなみにどんなとこ行く予定なんや?」

    京太郎「街を適当にぶらついて適当に飯でも食べて時間潰せたらぐらいしか考えてないですけど……」

    雅枝「あかん!」ダンッ!

    京太郎「うわっ!」ビクッ!

    雅枝「もっとちゃんと女の子楽しませるような内容考えなあかん!」

    京太郎「いや、そう言われても……」

    雅枝「よしっ! なら明日うちとデートするで!」

    京太郎「はいぃっ?」



    京太郎(どうしてこんなことになったんだろうか……)

    雅枝「遅いっ! 女の子が来る前に来ておかんとあかんで!」

    京太郎(うわーちょっとめんどくせー)

    雅枝「それに服装ももっと着合いいれておしゃれせんと……」

    京太郎「これでも気合入れてきたんですけどね」

    雅枝「これでか……よし、まずは服買いに行くか!」

    京太郎「えーっ、お金かかるじゃないですかー」

    雅枝「服の1着くらい買ったるから、絹恵とのデートでダサい格好されとうないからな」

    京太郎「服買ってくれるんですかやったー!」

    雅枝「ほな行くでー」

    雅枝「これで女の子とのデートがようやくスタートやな」

    京太郎(女の…子?)

    雅枝「もう昼か……明日の昼は何食べるつもりなんや?」

    京太郎「学生でお金もないですし……適当にマックかサイゼあたりで安く済ませるつもりです」

    雅枝「あちゃー…デートやしおしゃれなとこ探さんとあかん! ちなみにマックってなんやマクドやろ?」

    京太郎「学生の財布事情考えてくださいよ……あとマクドナルドはマック、そこは譲れません」

    雅枝「ならうちのお勧めのやすい店教えたるか……昼食べながらその考え正したる!」

    京太郎「是非お願いします、いいでしょう返り討ちにしてあげますよ!」



    雅枝「あーおいしかったなぁ……」

    京太郎「じゃあお昼も食べたしちょっとボーリングでも行って体動かしますか?」

    雅枝「それええな、負けたほうがジュース奢りやで?」

    京太郎「教師と生徒で賭け事っていいんですか……」



    雅枝「あとデートと言ったらプリクラやな!」

    京太郎「いや、わかりますけど…実際に撮る必要あるんですかね?」

    京太郎(少しは年齢考えないのかこの人は……)

    雅枝「細かいことはええやん。ほら、後ろから抱きしめるくらいはせや」

    京太郎「はぁ……」

    雅枝「それじゃあ撮るでー」

    雅枝「これがデートってもんや! わかったか!」

    京太郎(別に普通に遊びまわっただけな気しかしないけどな……)

    雅枝「今日みたいなデートなら絹恵も大満足や!」

    京太郎「ほんとにそうですかね…?」

    雅枝「じゃあ明日はがんばるんやな、またなー」



    雅枝「ただいまー」

    絹恵「おかえり……おかん今日はどこいってたん?」

    雅枝「ちょっと仕事が残ってて……」

    絹恵「京太郎くんとデートするんは仕事やったんか?」

    雅枝「っっ!!」

    絹恵「おかんには色々お話聞かんとあかんみたいやなぁ……」

    雅枝「あの…まずその手に持ってるのは危ないからしまおう…な?」

    絹恵「大丈夫やって…おかんの返答次第では使かわへんから……」

    洋榎「……」

    雅枝「洋榎っ! 見とらんで助け……」

    洋榎「触らぬ神になんとやら…やな……」

    絹恵「ほな色々聞かせてもらうで……」

    雅枝「ちょっと…まっ……いやああぁぁあぁぁ!!」

    カン!