京太郎「姫子!会いたかった!」ぎゅっ

    姫子「京太郎!私も会いたかったばい!」ぎゅっ

    京太郎「しかし佐賀県に来る事になるとは思わなかったぜ」

    姫子「私もまさか京太郎が佐賀に来るとは思っとらんやったばい。こんメールも冗談ってばっかり思っとったし」

    メール『明日佐賀に行くよ from京太郎』

    京太郎「男は度胸、何でも試してみるもんさ!ってな」

    姫子「そいで今からどげんすぅ?」

    京太郎「本場のチャンポンが食べてみたい!」

    姫子「いや、チャンポンの本場は長崎ばってんが……なん?長崎行きたかと?」

    京太郎「え?マジ?じゃ、じゃあ本場の豚骨ラーメンが食べ……」

    姫子「豚骨の本場は福岡ね」

    京太郎「なぬ!?えっと…」

    姫子「その前にちょっとよか?」

    京太郎「ん?なに?」

    姫子「京太郎さ、明日も休みよね?」

    京太郎「そうだよ」

    姫子「明日も佐賀におってくるっとよね?」

    京太郎「もちろんさ!」

    姫子「なら聞くばってんがホテルの予約とかもうとっとっとかな?」

    京太郎「あっ………」

    姫子「あっ、て……えらいまた無謀な事したもんやね」

    京太郎「やっちまった……orz」

    姫子「はぁ…しょんなかねぇ。今日はうちに泊まらんね」

    京太郎「えっ!?よかとですか?」

    姫子「多分大丈夫と思う。今からお母さんに確認取ってむっけん、ちょっと待っとって」ピポパトゥルルル

    姫子「あ、お母さん?今日さ、友達ば家に泊まてよかかな?」

    姫子母『何人来っと?3人までならよかばい』

    姫子「ああ、1人だけやけん大丈夫ね。じゃあ宜しく~」プツッ


    姫子「OK!」

    京太郎「ありがとう、俺のために……」

    姫子「なん言いよっと。愛する彼氏のためやもん、こんくらいすっさ」ニコッ

    京太郎「…俺は彼氏想いの彼女を持てて幸せだよ」なでなで

    姫子「えへへ…♪じゃあ、とりあえず挨拶がてら私んちに行ってみようか」

    京太郎「おう!」



    姫子「ただいまー」ガラガラ

    京太郎「お、お邪魔します!(ここが姫子の家か。やべえ、緊張する…)」ピシャン

    姫子母「あら、おかえり姫子。…その子がさっき言いよった友達?」

    京太郎「は、はい!はじめまして!清澄高校一年の須賀京太郎といいます!」

    姫子母「元気かね~。男ん子はやっぱこんくらいなからんばね!ところで清澄って聞かん名前やね。どこんにきの学校?」

    姫子「あ、ええと……」

    京太郎「長野ですよ!」

    姫子母「長野?で一年生…って事は~(ニヤリ)もしかして付き合っとっと?」

    姫子「うぅ……うん…///」

    姫子母「そがん照れんちゃよかた~い!よし、今日は赤飯炊かんばね~」

    姫子「そげん事せんちゃよかけん!もう!///」

    京太郎「ははは…」

    姫子「京太郎、私の部屋に行こうか」トテトテ

    京太郎「う、うん」

    姫子母「後でお茶とお菓子持ってくっばい」

    姫子「はいはい!」

    京太郎「ありがとうございます!」


    -姫子の部屋-

    姫子「お母さんったらもう…!」

    京太郎「はは…しかし、姫子のお母さんは姫子に似て美人だったなぁ」

    姫子「え、そうかな?なんか照れるばい//」

    京太郎「(姫子の部屋…なんだか女の子の匂いがするし、女の子らしくぬいぐるみとか色々置いてあるなぁ)」キョロキョロ

    姫子「京太郎……ほんと久しぶり……」ぎゅっ

    京太郎「わっ、と……ああ、久しぶりだな」ぎゅっなでなで

    姫子「えへへ…♪京太郎……んー//」

    (目を閉じて上を向く)

    京太郎「(キスして欲しいって事か)姫子……」ガチャッ

    姫子母「お茶持ってきたばい」

    姫子「わああっ!!?」ガバッ

    京太郎「うわっ!?」シュバッ

    姫子母「佐賀の嬉野茶の高級か奴と丸ぼうろばい。よう味わって飲まんねよ」

    京太郎「お、お心遣いありがとうございます!//」バクンバクン

    姫子「……////」バクンバクン

    姫子母「須賀君、ゆっくりしてかんねね」

    京太郎「は、はい!」

    姫子「も、もおよかけん、はよ出てって!//」押し押し

    姫子母「あ、あらあら。それじゃあまたね~」ヒラヒラバタン

    京太郎「は、はぁ…」

    姫子「……はぁ、びっくりした~」ズルズルペタン

    京太郎「本当、な……」

    姫子「……とりあえずアルバムでも見てみる?」

    京太郎「そ、そうだな」

    哩「お邪魔しま~す。おばさん、上がっばい」ガラガラッピシャン

    姫子母「あらあらどうぞ」

    哩「姫子おる?」

    姫子母「姫子の部屋におっばい」

    哩「ありがと。じゃあ行ってくる」

    姫子母「はぁ~い。ふふ…哩ちゃんどげん反応すっとかなぁ?」

    ~~~

    哩「姫子~入るぞ~」ガチャッ

    姫子「わわわっ!?あ、ぶ、ぶちょー……いらしたんですか?」

    京太郎「あ、お邪魔しています」

    哩「………」

    京太郎「誰?お姉さん?」ヒソヒソ

    姫子「うんにゃ、うちの部のぶちょーばい」ヒソヒソ

    哩「姫子」

    姫子「はひ!?」

    哩「こいばやっけん。二人で食うてくいろ」
    っカステラ

    姫子「あ、ありがとうございます」

    哩「じゃあ、邪魔したな」ガチャッ

    姫子「あ、ぶちょー…」

    ~~~

    哩「おばさん、もう帰っけん」

    姫子母「あら、もうよかと?」

    哩「うん、そいじゃまた」ガラガラッピシャン


    -福岡のとある屋台-

    哩「うえ~~ん!私の姫子がぁ!姫子がぁ~!」シクシク

    美子「…今日は飲みなよ。立ち直るまで付き合うよ」ズズズ

    仁美「ラーメンうまうま」ズズズ


    -姫子の部屋-

    姫子「なんやったっちゃろうね?」

    京太郎「さ、さあ…(なんだか悪い事した気分だなぁ)」

    姫子「まあ折角やけんカステラ食べようか。お母さ~ん」トテトテ

    姫子母「はいは~い。あらカステラ?」

    姫子「うん、ぶちょーが食べろって」

    姫子母「あら、哩ちゃんには後で礼ば言っとかんばね」

    姫子「うん。でさ、お母さんに切ってもらってよかかな?」

    姫子母「いいですとも!まあ任しときんしゃい」

    姫子「うん!じゃあ部屋に戻るね~」トテトテ


    姫子「映画でも見ようか」
    
    京太郎「お、いいね」
    
    (DVDをセットする)
    …………
    
    \オーアンギラス……マミー!マミー!/
    
    姫子「(京太郎こういったの好きかなぁ?えへへ)」
    
    \ガイガァァァァァァン!!キドォォォォ!!/
    
    京太郎「お、面白いね…(まさかの特撮かよ!意外過ぎるぜ!)」
    
    \オザキ、ナウ!/
    
    姫子「面白い!?良かった!(悪印象ではなかごたんね)」にぱー
    
    \ヤッパリマグロクッテルヨウナヤツハダメダナ、ツギ!/
    
    京太郎「ああ、こういう映画好きだしな(笑顔が可愛すぎるぜチクショー)」
    
    \オンナヲナグルノ?……イエス(ガッ)/
    
    姫子「えへへ♪こいば選んで良かったばい♪」ニコニコ
    
    京太郎「あ、終わった」
    
    姫子「終わったね……」
    
    姫子母『姫子ー!ご飯よーー!!』
    
    姫子「ご飯だって!行こうか京太郎」スクッ
    
    京太郎「何から何まですまないな」スクッ
    
    姫子「気にせんちゃよかよか」トテトテ
    

    姫子母「さあ、二人とも召し上がれ。京太郎君、どんどんおかわりしてよかけんね」
    
    京太郎「は、はい!ありがとうございます!では頂きます!」
    
    姫子「頂きます」
    
    京太郎「(もぐもぐ)あ、とっても美味しいです!」
    
    姫子母「ありがとう。奮発して佐賀牛ば買うてきた甲斐があったばい。…本当やったら日本一の長崎和牛の方がよかったとやろうばってんね」
    
    京太郎「いえ、こんな美味しい肉初めて食べましたよ!俺のためにすいませんね」
    
    姫子母「よかってよかって。姫子が初めて彼氏連れてきたとやもん。こんくらいどって事はなか」
    
    姫子「……(こがんよか肉久しぶりに食べたばい)」もぐもぐ
    
    (ガラガラ)
    
    \ただいまー/
    
    姫子母「あらお父さんの帰ってきたばい。はーい!」ぱたぱた
    
    姫子父「姫子ー!帰ったぞー!」ドタドタ
    
    姫子「父さんおかえり」
    
    京太郎「おかえりなさいませ」
    
    姫子父「こらだいや?」
    
    京太郎「は、すいません!俺は姫子さんとお付き合いさせて頂いてます、須賀京太郎という者です」
    
    姫子父「付き合うとるだぁ!?おいこら小僧、わい誰の許しば得て姫子と付き合いよっとや!?おぉっ!?」
    
    京太郎「は、はいすいませんお父さん」
    
    姫子父「貴様にお父さんと呼ばれる筋合いはなか!!」
    
    京太郎「す、すいません!」
    
    姫子「お父さん!いい加減に…」
    
    姫子父「姫子は黙っとれ!おいこら小僧、姫子はおいの大事な一人娘ぞ!そん姫子ばわいのごたチャラチャラしとる奴にやれると思っとっとか!?あぁん!」
    
    京太郎「俺は…確かにこんな見た目ですけど、姫子さんに対する想いは軽くありません!」
    
    姫子父「貴様なんばふざけた事ばぬかしよっとか!表出ろこら!!」
    
    京太郎「ふざけてません!俺は姫子さんを愛しています!」
    
    姫子父「ほぅ、よう分かった……姫子が欲しくばおいば倒してかんかオラァ!」
    
    姫子母「お父さん、その辺にしましょうね」
    
    姫子父「母さん!邪魔すんな!」
    
    姫子母「お父さん!お小遣い減らされたかとですか?」ニッコリ
    
    姫子父「そ、それだけはご勘弁を!!小僧、わいの気持ちは分かった。特別に許してやる」
    
    京太郎「あ、ありがとうございます!」
    
    姫子父「ただ!……姫子泣かしたらただじゃすまさんけんな。覚えとけ!」
    
    京太郎「は、はい!」
    
    姫子「お父さん……」
    
    京太郎「ふぅ……緊張が解けたらなんだか眠くなってきたぜ……」
    
    姫子「そいじゃ私の部屋行こうか」
    
    京太郎「うん」
    
    -姫子の部屋-
    
    姫子「なんかごめんね。お父さんがさ……」
    
    京太郎「いや、いいって。俺こんなだし、お父さんの気持ちはよく分かるよ」
    
    姫子「ばってんさ、あがん言う事なかたいね!ほんなごてお父さんは親バカってやつやもんね」
    
    京太郎「ははは、姫子は可愛いから特にそうなるんだろうよ……」コックリコックリ
    
    姫子「あはは……今日は観光とかいっちょん出来んかったね」
    
    京太郎「ああ、明日は観光いっぱいしような……」トローン
    
    姫子「うん!明日が楽しみばい!そいじゃお休み」
    
    京太郎「お休み……」
    
    カンッ!