魔法少女誕生!

    淡「つまり日本の平和を守るために妖精の国から来て、私のツモ牌の中にギチギチに詰まっていたと」

    咲「はい。そして笑顔で挨拶したら、どういうわけかリー棒で刺され、ティッシュをお借りして、現在に至る訳です」

    淡「でも、なんで嶺上ツモの中から?」

    咲「それは、私がリンシャンの精だからです。ドラの精(松実妹)ならドラの牌から。
    赤の精(松実姉)なら赤い色を持つ牌を通して人間界に来るわけです」

    淡「へぇ・・・」

    淡・京太郎(ロクな妖精いない・・・)

    淡「役の中から出てくる妖精とかいないの?」

    咲「いますけど、一人は女王が怒って男子トイレの精にしてしまいました」

    淡「何があったの妖精の国で!?」

    咲「その人、『もう死にたいし・・・』って言ってました」

    淡「死にたがってたの!?」

       ~ある男子トイレ~

    大沼「・・・・・」

    池田「・・・・・」ナミダメ

    京太郎「ところで妖精さん。これから何を?」

    咲「ああ、それなんですけど・・・はい。どうぞ、お嬢さん」

    淡「え、何このステッキ・・・ま、まさか!」

    咲「はい。悲哀の怠惰です」

    淡「悲哀の怠惰!?ホライ○ンの!?魔法のステッキじゃないの!?」

    咲「魔法のステッキですよ?名前が悲哀の怠惰です。あ!ホラ○ゾンとは関係ないですよ」

    淡「関係ないんだ・・・」

    咲「はい。偶然の一致です」

    淡「で、これで何を?」

    咲「これであなたが魔法少女に変身して、平和を守るんです!」

    淡「あわぁ・・・そうだと思ったよ・・・」

    京太郎「スゴイじゃん淡!俺学校で自慢できるぜ!」

    淡「そう?私高校百年生なんだけど・・・」

    京太郎「え、あ・・・ギ、ギリギリだよ!ギリギリOKだよ!」

    咲(高校百年生って何・・・?)

    淡「いや、本当にギリギリだよ・・・。高百で魔法少女?でも、この機を逃したら年齢的にもう・・・、
    いやでも、こんな機会待ってたわけじゃないし、第一インハイが・・・
    でも、これは淡ちゃんにしか出来ないことなんだよね?折角私を頼って来てくれたんだし!」

    咲「え?いえ、あの・・・適当に出てきたら、ここだったんですけど・・・」

    淡「誰でもいいんだ。一気にやる気失せた・・・」

    咲「まぁそう言わずにー」

    えり『龍門淵高校に通っていた天江衣さん(17歳)が、清澄高校の副会長に誘拐未遂されました。
       最近このような悪質な心ない事件が増えていますね』

    咏『わっかんねーもんだねぇ、副会長ともあろうものが誘拐なんて。そういや先週も・・・』

    淡「・・・・・」

    咲「今日本は荒んでるんです!
    お願いです、魔法少女『ホラーイゾーン』となって、一緒に平和を守ってください!」

    淡「ホラーイゾーン!?やっぱり関係あるよねホライゾ○と!?
    ・・・それで?これでどうやって変身するのさ?」

    京太郎「やるのかよ?淡」

    淡「飽きるまではね・・・」


    咲「やり方はもう分かっているはずですよ」

    淡「え?」

    咲「その悲嘆の怠惰を持った時、心に言葉が浮かんだはずです。それを唱えてください」

    淡「うん、わかった。じゃあ・・・
    『宗茂砲、発射!』」


    咲「全然違います」


    淡「」
    京太郎「」

    咲「全然違います」

    淡「二回言うな!なんで違うの言われた通りにやったのに!?」

    京太郎「宗茂砲って、お前・・・」

    淡「言うなぁーーーーー!」ポカポカ

    咲「正解は『もいっこカン!』です」

    淡「へぇ・・・(なにそれ、ダサー)」


    淡「ところで今ふと思ったんだけど。
      アニメとかでさ、女の子が変身する時一瞬裸になったりするのあるけど・・・」

    咲「あ、それなら心配しないでください。

    裸になるのは、あなたの部活の部長さんですから」

    淡「どうしてスミレが!?」

    咲「魔法って言うのは、不思議なんです」

    淡「不思議過ぎるでしょ!
    まぁいいか。とにかく、変身してみよっと」

    京太郎「まぁいいの!?でも、まぁいいか。これで学校で自慢できるぞー」

    咲(何だろこの兄妹・・・)←ただの友達です


    淡「いくよー・・・

          『もいっこカン!』」

   ~白糸台高校女子麻雀部~

    菫「淡の奴はまたサボリか」

    照「また京ちゃんと遊んでるみたい。京ちゃんは私の物なのに」

    尭深「ずずー・・・」

    誠子「まぁあいつは実力は十分ですけどねー。では、これで」

    菫「甘いな誠子。それ」

    バッツーン!←菫の服が弾け飛ぶ音

    菫「だ」

    照「」

    尭深「」

    誠子「」

    菫(私が・・・私が何をしたって言うんだ・・・)


    京太郎「すげー。本当に変身したー」

    淡←なんかキラキラフリフリした服

    淡「いいじゃん!思った以上に可愛いよ!」


    咲「では早速、平和のため出動しましょう!」

    淡「現在逃亡中のロリコン誘拐未遂犯を探すんだね!?」

    咲「いえ、それは警察の仕事です」

    淡「ゑ?」

    咲「困ってる人を地道に助けるのが、魔法少女の仕事です」

    淡「じゃあ、困ってる人を探しに?」

    咲「いえ、今一人確実に困っている人がいます」

    淡「だ、誰それ・・・?」

    咲「あなた達の身近な人です」

    ポクポクポクポク・・・チーン!

    淡・京太郎「「スミレ(さん)!?」」


       ~白糸台高校女子麻雀部~

    誠子「尭深。私にも少しお茶菓子分けてくれない?」

    尭深「いいよ、はい」

    照「私にも。甘いのでお願い」

    菫「」


    カンッ!