久「学園祭に須賀君が出る!?」

咲「は、はい…はっきりした話じゃないんですけど、
  またゲリラライブを計画しているらしいってお義母さんが…」

まこ「中学のときの事は黒歴史扱いしてるのに、まーたやるんかい…」

優希「懲りない馬鹿犬だじぇ」

久「まったくあの子ったら…」

和「…そう言いながら二人が手にもってる須賀君の顔がプリントされたうちわはいつ作ったんですか?」

久「あ、あらぁ〜…い、いつのまにぃ〜」

優希「ふ、ふしぎなこともあるもんだじぇ〜」

まこ「隠さんでもお前さんらがあのビデオ観てから作ったのは知っとるわ…
   カラオケでもなんでも京太郎が歌う機会があったら振るつもりだったんじゃろ?

   …本当にどうしようもない奴らじゃのう」

和「染谷先輩は『きょうたろう L・O・V・E』の文字が背面に書かれたハッピですか、よくできてますね」

まこ「ふふん、自信作じゃ」ドヤァ

咲「私も『京ちゃん命』ハチマキとメガホン、それとサイリウムライトと…」ゴソゴソ

和「作りすぎ、作りすぎですから
  全く何て麻雀部ですか、ここは……汗まで出てきちゃいましたよ」フキフキ

4人(『KYO-TARO!PLEASE MARRY ME!』フェイスタオルかぁ…)

…………


なんやかんやで学園祭当日


久「今日の体育館でのプログラムは演劇部で終わりだから……ゲリラるとしたらこの次ね、きっと」

咲「ほ、本当にやるのかなぁ…?」

和「劇も終わりますね…」

まこ「………なんか変じゃのう演劇部の連中、終わったのに何やら用意してるみたいじゃ…って」

優希「スピーカーだじぇ!しかも……スピーカーだじぇ!!」

久「マイクスタンドだわ!しかも……マイクスタンドだわ!!」

まこ(まーた京太郎の持ち込んだハトよめに影響されたか…)

咲「あっ!京ちゃんだ!!」

和「須賀君です!しかも…」

まこ「もうええ!お前もかい!」


女生徒A「あっ!あれ須賀くんじゃない!」

女生徒B「本当だー!キャー須賀くーん!!」

女生徒C「もしかしてこれってゲリラライブってやつ?!須賀くーん!」

  キャアアァァ…
          キャアァァァ…
 キャアアァァ…



久「おんどりゃ黙れ女どもー!!須賀君が何か喋ろうとしてるじゃない!」

優希「何がキャアー!だじぇ!!こっちはキャオラッッって気分なんだじぇ!!」

まこ「お前らも黙らんかい」

和「しかし、演劇部の人達も協力してたんですね…
  先生たちも何も言わないのを見ると今回は一応許可は取ってたんですね」



京太郎「あー、マイクおっけー? おっし、演劇部の素晴らしい舞台のあとで恐縮ですが……

    ここで俺のゲリラライブやっちゃいまーす!!」


  キャアアアアアアアアアアアアアアアアァァァ………


久「うっせんだよど素人女どもがぁ!!アンタらの須賀君じゃないのよーーー!!!」

まこ「お前のでもないわ」


京太郎「協力してくれた演劇部のみなさん…ありがとっ♪」ウィンク

演劇部部長(女)「いやん♪もうっ、須賀君たらぁ〜♪」

演劇部女子部員達「こんなことでよかったらいつでもいってねっ♪」


久「キエェェーーー!なにウィンクたれてんのよ須賀君!!それこっちにもやりなさーーい!!」

優希「憎い!憎い!!あの演劇部のメスザルどもが憎いーー!!ジェラララララララララララララーーー!!!」

まこ「始まる前から盛り上がってるのう…」

和「ライブでここまで熱くなれるなんて、日本もまだまだ捨てたものじゃないですね」



京太郎「それじゃあ一曲目!『BELOVED』!」


  キャアアアアアアアアアアアアアアアアァァァ………


久「キタァァァーーー!!GLAYよGLAY!!須賀君のGLAYィィィーーーー!!!」

優希「やぁぁぁーーい有珠山高校!!どんな気持ち?ねぇどんな気持ちぃーー!!?」

 ※北海道の南側ではGLAYは神に等しい存在です

まこ「どんな気持ちも何も…知らんじゃろ」

咲「みんなお待たせ!はい、これ使って京ちゃんを応援しよ!」

和「咲さん…妙に静かだと思ったら応援グッズ取りにいってたんですね」

久「よこしなさい咲!!うおおおぉぉーー!!須賀くぅぅぅーーん!!」ブンブンブンブン

優希「うおおおおおおおぉぉぉーーーー!!!」ブンブンブンブンブンブンブン

咲「京ちゃあぁぁーーーーーーーーーん!!
  きょおおおおおおおおおおうううううちゃあああああああああああああああああああん!!!!」ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン

まこ「うちわめちゃくちゃに振りおって…なんか色々捨てとるのうこいつら…」(と、言いながらハッピを着るまこちん)

和「ちょっと距離とりましょうか…」(と、言いながらフェイスタオルを両手で張るのどっち)



京太郎「♪Ah〜 夢から覚めた〜 これからもあなたを愛してる〜♪」



久「いまのは私に言ったのよーーーー!!!」

女生徒D「私よ!私!!」

久「あぁ?!今言ったのはどこのアホンダラよ!!ざけんてんじゃないわよゴルァァーー!!」

まこ「どうどう、落ち着かんかい」(まともに見えるけどハッピ着用)

優希「あ、ああああ愛してるだなんて…そんな、もうダーリンったらぁ〜♪」

咲「にゅふにゅふくひひ…何度も言われてるけど何回言われても幸せになれるよ〜」

和「咲さん…もしかしてクスリでもやってるんじゃ…」(まともに見えるけどタオルをピンと張って応援中)
1


京太郎「よっしゃ!次の曲いくぞ!『サウダージ』!」


  キャアアアアアアアアアアアアアアアアァァァ………

久「きたわきたわぁぁーー!!カラオケで歌うと噛むか喉がつぶれそうになって
  あらためてアキヒトの凄さを実感するサウダージ!」

優希「初めてタイトルを聞いた人は『サイダー味?』と聞き返すサウダージ!」

咲「京ちゃんが初デートのときに歌ってくれたサウダージ!」

まこ「それは現実の世界での話なんじゃろうな…?」

和「もしくは自分で書いた小説の話なのかもしれませんね」



京太郎「♪許してね恋心よ 甘い夢は波にさらわれたの いつかまた会いましょう
     その日までサヨナラ恋心よ♪」


久「誰よ誰よー!須賀君を捨てるなんて悪党は!!出てきなさい!!」

優希「でも京太郎が捨てられなければフリーになることもなかった!だからそいつはある意味グッジョブ!」

咲「そうグッジョブ!だから私が貰う!」

女生徒E「須賀くーん!私がついてるからねー!」

女生徒F「あっ!こら!私だっているんだからねーー!!」

まこ「お、おうおうお前さんら気持ちはよく分かるがあまり火に油を…!!」(一見まとも、だがハッピ着用)

久優咲「………」ゴゴゴゴゴ

和「ちょっと遅かったみたいですね」(一見まとも、だがタオル持参)



こうしてライブは盛り上がっていった…



およそ歌には合いそうもないヲタ芸も生まれ…


京太郎「♪Darling!Darling! いいJust night 割り切れないshotにgoodときてる〜♪」

久「ハイハイハイハイハイハイ!!」

優希「ハイハイハイハイハイハイ!!」

咲「ハイハイハイハイハイハイ!!」

まこ「ハイハイハイハイハイハイ!!」(ハッピ着用の上にヲタ芸披露)

和「ハイハイハイハイハイハイ!!」(タオル持参の上にヲタ芸披露)

女生徒一同「ハイハイハイハイハイハイ!!」



謎の相の手も入り…



京太郎「♪イタイぐらい Fitするmind〜♪」

久優咲ま和「世界一!フィットするよ!」
女生徒一同「世界一!フィットするよ!」

京太郎「 あ…?あぁ…どもありがと…?」

館内「ウオオオオオオオーーーーーーーーーー!!!!!」


体育館は熱狂の渦に包まれていった…

…………


京太郎「みんな!これでライブは終わりです!!最後まで聞いてくれてありがとう!!」

和「須賀くぅぅーーーん!!素敵でしたーーーーーーーー!須賀くぅぅーーーーん!!!」

久「須賀くぅぅーーーん!!!!!須賀くぅぅぅーーーーん!!!!スァーーッ!スァーーッ!!!!」

まこ「京太郎おおおーーーーーーーーーーーー!!!」

優希「京太郎おおおーーーーーーーーーー!!!!」

咲「きょおおおおおおおおうううううちゃああああーーーーーーーーん!!!キョアァーッ!!キョアァーーーッ!!!」


 スァーッ       スァーッ
      キョアーッ
               キョアーッ
    スァーッ
         キョアーッ   
            抱いてー!

  あ?今言ったの誰だ
           殺す
             ゴッ倒す

       やめんかー



そして後日…

…………

久「ヒーッサッサッサ!ヒィーッサッサッサッサー!」

まこ「なんじゃその笑い方、キモいわ」

久「あれから須賀くんのグッズを裏で売っていったら飛ぶように売れる売れる
  おまけにあの時のライブを誰かがヨーチューベに流したのね…そしたら

  全国レベルで問い合わせが殺到!もう部費が稼げて稼げて……

  ヒーーッサッサッサッサッサッサッサーーー!!」

和「本人に内緒で売り進めるというのは正直認められるものではありませんが……
  確かに須賀君のことを知ってしまった人達には喉から手が出るような品揃えですからね」

優希「この京太郎の声入り目覚まし時計なんか……もう中毒になるじぇ」

咲「私が自作していたものがグッズになるなんて…なんか変な気分」

久「もうこれはビジネスね…さっそく色々と手を広げていきましょうか!」

まこ「仕方ないのう、いっちょやったるか」





清澄の部費確保風景



実は清澄高校の麻雀部部室には固定電話が数台置いてあります…
我らが議会長様があれやこれやして取り付けたものなのですが
その用途は…


優希「ほい、キョウタロニスト検定協会本部だじぇ!

     …ああ、まーたお前か大星淡!いい加減、四級から受けていけって!
       
     まあ、こっちは一級検定料金もらうから別にいいんだがなー」


和「はい、こちら清澄高校麻雀部・須賀京太郎関連商品販促課、私原村と申します…

    …あ、いつもお世話になっております…ええ、少々お待ちください
    ……部長、永水の石戸さんからですけれど
    …ああ、わかりました

    申し訳ございません、現在竹井は席を外しておりまして…はい、戻りましたら
    『須賀京太郎 三日間貸し出し券』の再発行についての件を伝えます、はい…それでは

      
    部長分かっています、無視しますね」

まこ「和ー、2014年京太郎カレンダーの発注は龍門淵でいいんじゃったか?」

和「はい、大丈夫です
    あ、すみませんが鶴賀さんに京太郎ボイス入り目覚まし時計の発注もお願いします」

まこ「了解じゃ」

優希「ほいほーい、キョウタロニスト検定協会…おっ、宮守の!

     うんうん、今回は準一級に挑戦かー

     ははは!ダルいダルい言いながら毎回合格するから驚くじぇ!
     おーそれじゃ問題用紙送るから頑張れなー

     あとそっちの大きいのにそろそろ二級に挑戦する気がないかちょっと聞いてみてほしいじぇ
       
     それじゃーよろしく!」

和「はい、こちら清澄高校麻雀部・須賀京太郎関連商品販促課……あっ、クロさ…松実館様
      
    いつもお世話になっております

    ええ、はい…モバイルゲーム『どこでも京太郎』とのコラボレーション企画の件ですね
    『どこ京』ログインのまま宿泊された方々に起こる添い寝イベントを……
      
    え?『旅館関係者の松実姉妹にはリアルで添い寝イベントやってほしいですのだ』って…

  いいえ、そういう事は当方としては考えておりませんので……ちょ、ちょっとクロさん!
  卑怯ですよ!以前、泊まった須賀君のお風呂の隠し撮り写真なんて!

    と、とにかくコラボ企画は行いますけど、リアル添い寝は……
    舌打ちしないでください!そういうキャラじゃないでしょう!」


優希「ほいほいほい、キョウタロニスト検定…ああ、咲ちゃんのお姉さんか

     さっきそっちの一年生が…いやいや怒ってはいないし、受験は自由だから別に構わないじぇ

     それでどうしたんだじぇ?もう一級合格はしてるのに…え?一級の上?   
    そんなのないじぇ…いや、作れっていわれても、いやいやなにその特級って

     ……『京ちゃんの事なら何でも分かるから大丈夫』って言われても困るんだじぇ
       
     まあ、一応部長にかけあってみるじぇ…あまり期待はしないでほしいけど」   



久「ヒィーサッサッサッサッサ!
    須賀君のおかげで部費ががっぽがっぽ稼げて笑いが止まらないわ!
    ヒィーサッサッサッサッサァー!!」

咲「ぶ、部長~…お外に怖い人が来てますぅ~…」

久「ひさ?」


小蒔「京太郎様!京太郎様はどこですかー!!
   あなたの小蒔がゴッドパワーを使って鹿児島からやってきましたよー!!

     愛しさと切なさと心強さをいつも感じているあなたへの想いが募って
     何かそういうゴッド的なミラクルがおきちゃいました!

     これも愛のち・か・ら♪……なーんて、きゃっ!恥ずかしいですー!/////

     さあ京太郎様ー!一緒に鹿児島へ行きましょう!」

久「…」

咲「…」

優希「…」

まこ「…」

和「部長、再発行の件…考え直してみましょうか」

久「そうね…」



ちなみに京ちゃんは…


京太郎「なんかこの頃、部長ったら家での課題ばかり出してくるなぁ…ま、確かに部にいてもやる事ないしいいけど
       
      ……それより最近こうして外を歩いてると」


ネェ、アレホンモノカナー
ソウカモ


リュ、リュウカーアレホンモンチャウカナー?
ト、キィ!ユビサシタラアカンッテ!
オ、オレコエカケテコヨウカナ・・・

ハ、ハナダー!ホンモノノスガキョウタロウガアルイトルタイ!
ナ、ナガノニリョコウニキテヨカッタッチャネ・・・
ウーン、ホンモノモスバラデスネー


京太郎「…よくチラチラ見られるんだけど、俺ってそんなガラ悪いのかなぁ

      しっかし、あの子らとか県外から来てるっぽいけど、長野も観光客増えたんだなー」


おバカさんなので気づいていませんでした


    カンッ