三校代表者による我慢対決

    久「それで、三人はどういう集まりだったかしら?」

    淡「どういうも何も菫が…」

    穏乃「憧達が突然ここにつれてきたの」

    優希「私は部長に…」

    久「そうね、あなた達には共通点があるって知ってる?」

    淡「……ちょっと待って!私はそこまで小さくない!」

    穏乃「え、なになに?なにが?」

    優希「だ、誰がチビペッタンだって?!」

    穏乃「チビペッタン!?それはひどいよ!」

    淡「あーもう詰めよるなー!ペチャパイが感染する!」

    久「…………話に戻っていいかしら」ビキィ

    三人「アッ、ハイ」

    久「まあ何も説明しなかった私たちが悪いんだけどね、だって言うと逃げそうだもん」

    優希「ま、また言ったら逃げそうな事をさせるつもりだったのか…」

    穏乃「また?またってなに?コワイ!」

    淡「あわわわわわ…」


    久「そんなに身構えないでちょうだい、恐ろしいことなんてないから
      むしろ役得といっていいわよ?」

    淡「え、得するの?じゃあやる!」

    穏乃「私も私も!」

    優希「(ここで怪しいと思えないようじゃあ清澄麻雀部の部員にはなれないじぇ…)」

    久「今からこの部屋に須賀くんがきます」

    三人「ほへ?」

    久「そのとき、あなたたちは椅子に座って一対一で彼と向き合ってもらいます」

    三人「ふんふむ」

    久「須賀くんに抱きついたりキスしようとしなければ合格、

      まあ不合格だからといって特にペナルティはないから安心して」

    三人「………」


    三人「はい?」


    久「(仲良いわねぇ~この子たち…貧乳同士のシンパシーかしら)」



    その後、三馬鹿でも分かりやすいように説明する久

    これは和や咲を通じて交流を持った白糸台、阿知賀、清澄の三校による合同特訓

    『落ち着きのない一年生』を対象に、どんな状況でも我慢する事を覚えてもらうことを目的としたもの

    そして以下のことが書かれた、プリントを配布した


    ☆るーる☆

    いち、 すがくんが へやにはいって きます

    に、 むかいあいます

    さん、さんぷんかん せいてきなせっしょくを がまん してください

    よん、かいわはじゆうです

    ご、われわれは べっしつで みてます

    ろく、がまんできたら けーきをあげましょう

    (なお、穏乃と淡が『いち』の説明文を
     『部屋には 行ってきます』と読んだことは彼女たちの名誉のために伏せておく)


    優希「(あ、危なかったじぇ…!)」



    挑戦者 1番  高鴨穏乃


    穏乃「最初は私が行くよ!
       京太郎と二人きりでいればいいだけなんでしょう?余裕余裕!」



    穏乃「うー、それにしても京太郎も久しぶりだなー…三分なにを話そうかなぁ」

    ガチャっ

    京太郎「よっ!穏乃、久しぶり!」

    穏乃「あ、きょっ…  …!?」

    京太郎(医者コス)「ああ、この服装か?なんか部長が着れってさ、どうだ?似合うか?」

    穏乃「あ…あぅ……ぅ…あ…////」


    別室

    久「んっふっふー、ちゃあんと観てるわよー
      情報提供ありがとうね、新子さん♪」

    憧「ええ、しずって、その…少しだけ頭が弱いところがあって…
      それで頭良い職業の男性にあこがれているところがあるんです

      だから、お医者さんの白衣を須賀君が着たらイチコロかなって」

    菫「こうかはばつぐんのようだな、さっきまでの元気ががくっとさがってるぞ」

    久「(ポケモンじゃないんだから…)」

    憧「(なんとなくだけどこの人ずっとひとりで遊んでいそう)」



    京太郎「ほらほらー聴診器まであるぞ?…んっ、コホン

       (福山の本気ボイス)
         高鴨さん本日はどうされましたか?
         おや、熱が高いようですね…」

    穏乃「ふぇっっ!?」

    京太郎「それでは心音を聞きますので…上の服を脱いでください」

    穏乃「ふふふふふ服を!ぬぬぬ脱ぐぅぅぅ!!?」

    京太郎「あなたの体のなかのことをよく知りたいのです…さあ」


    穏乃「(プツン)」

    そのとき少女は自分の体のなかで決定的な何かが切れた音を聞いた…


    京太郎「ははっ、なーんて……って、おい穏乃?!
        なに脱いでんの!?」

    穏乃「うぅぅぅぅぅぅぅぅきゃああああああああああ!!」ガバァァッッ

    京太郎「おぷっ!お、おい…!裸でっ!抱きつくなって!」

    穏乃「うきゃあああ!うきゃあああああ!!うぅぅきぃぃやあああああああ!!!」スリスリスリスリ ヘコヘコヘコヘコ

    京太郎「こ、腰振るな!!ぶ、部長ー!!憧ー!!は、早くこの猿をどけてーー!!」


    敗者インタビュー


    穏乃「あれはズルい」

    穏乃「あれは我慢できるはずない」

    穏乃「京太郎だよ?京太郎が白衣着てるんだよ?」

    穏乃「しかもあの声で優しく語りかけてくるんだよ?」

    穏乃「無理だよ…」

    穏乃「手ぶらでK2登頂するようなものだよ…」


    憧「し、しずの馬鹿…!」

    久「うぷぷ…くくっ……あー面白かった…ぷふっ!」

    菫「くふっ…ふふ…ふぅ…し、しかも私も笑っていられないな…」


    挑戦者 2番  大星淡

    淡「本当にあの猿っ子は馬鹿なんだからwwwwww
      きょーたろーが白衣きたからってあの発情ぶりwwwwwwwww
      きょーたろーが白かったら腰振るの?wwwwwwwなにそれウケるぅーwwwwwwww」



    淡「さあ、きょーたろー!白衣でも学ランでも何でもきなさーい!」

    ガチャっ

    京太郎「お、淡か」

    淡「!?」ガタッ


    菫「あいつ…思いっきり反応してるじゃないか…!」

    憧「へ、へぇー…なかなかいいわね」

    久「これは鉄板ね、雑誌やテレビでたまに見る彼氏に着て欲しい服ランキングでは常に上位だもん」

    菫「あいつはとにかく面食いだからな……
      須賀君の顔と身長で大人っぽい服装されたらどうなるか、と思ったら案の定か」


    京太郎(高級スーツ&伊達眼鏡)「いや~こんないいスーツ着てみたかったんだよなー♪なんかさ、デキる男感がすごいし」

    淡「あ、あわ…あわわわわわわ…/////」

    京太郎「眼鏡ってのも悪くないな、頭よさそうじゃね?ほら」(少しずらしてウィンク)

    淡「(ボフッ)///// ああああああああわぁーっ、あわぁーっ、あわぁーっ…!////////」ゼーッ ゼーッ


    久「漫画みたいな湯気が出たわね」

    憧「耐えますね、変な呼吸の仕方してるけど」

    菫「よ、よし淡…!信じてるぞ、そのまま我慢だ我慢…!!」


    京太郎「デキる男ってさ、なんかこう携帯をしゃきっと取り出して時計みながら話とかするよな

        こうやって椅子に腰掛けて、足組んで…
        
          ああ、俺だ…その案件はお前に任せてあるだろ
          くれぐれもクライアントの機嫌を損ねないようにな…
          なーに、お前なら大丈夫さ、信じてるぞ…それじゃあな

        みたいな?あはっ」

    淡「(ブツン)」



    敗者インタビュー

    淡「やっぱりきょーたろーには勝てなかったよ…」

    淡「でも、こんなのフェアじゃないよね」

    淡「京太郎のあのなっがーい足が目の前で組まれたんだよ?」

    淡「女の子ならさ『ああ、あの組まれてる足にはさまれたいぃー!』って思っちゃうじゃん?」

    淡「おまけにさ、あんな小芝居」

    淡「大人の男っぽさがヤバすぎ、卑怯、ズルい、反則」

    淡「だから、キスしたさに飛び掛っても淡ちゃんはちっとも悪くない、うん悪くない」


    菫「……まあ、思っていた以上は耐えたし、説教は勘弁してやろう」



    挑戦者 ラスト  片岡優希

    優希「ふふん!みんな耐性なさすぎだじぇ!どんだけ京太郎に餓えてるんだっての!
       その点、私は普段から京太郎とのスキンシップは欠かしていないから何がこようと問題無し!
       楽勝楽勝!この勝負はもらったじぇ!
       まあ私がキョウタロニストのお手本を見せてやるから指くわえてみているがいいじぇ!」

    憧「なにその…キョウタロニストって…?」

    久「ああ、まあうちで出来た造語よ…意味はなんとなくわかるでしょう?」

    菫「そういうのを普通に口にしている時点で何か危ない気もするが……」



    優希「ふっふふっふっふ~ん♪開始前にタコスでも食うかーっと
        この余裕!さっすが私だじぇ!」

    ガチャッ

    京太郎(執事コス)「おはようございます、お嬢様…ってか?」

    優希「(ブチツン)」



    敗者インタビュー


    優希「よく考えたら」

    優希「京太郎と一緒だったら、じっと会話してる方が少ない気がする」

    優希「抱きついたりとか普通だから、このシチュエーション自体が特殊で逆に耐性がない」

    優希「よく考えたら」

    優希「実は初めてあったときから京太郎の学ラン姿が眩しかった気がする」

    優希「それも時間をかけてようやく慣れてきたところなのに、その他の萌える服装への耐性があるわけない」

    優希「しかも、今回は執事服?」

    優希「なにそれ、私を殺しにかかった?部長は私が死んでもいいのか?」

    優希「しかも、私のことをお嬢様?敬語?恭しい言葉遣い?」

    優希「逆にさ、耐えられる人がいたらつれてきてほしいじぇ」

    優希「咲ちゃんなら一目見た瞬間、想像妊娠までいっちゃうじぇ」

    優希「だから私のルパンダイブは正当化されて然るべき、以上」


    久「なんか…色々申し訳ない結果になってしまったわ」

    久「みんな…その」

    菫「言わないで欲しい…やはり無理があったんだ」

    憧「ちょっと…ハードルが高すぎたかなって気はしてました」

    菫「そうだな…須賀君は凶器、はっきりわかったな」

    久「罪作りな子ね…まったく」

    憧「ところでひとつ質問があるんですけど、今回の服はどこから持ってきたんですか?」

    久「ああ、あれね…どこから聞きつけたのか龍門淵さんが提供してくれたのよ
      条件として須賀君がそれらの服を着ている写真を色んなポーズで撮ってくるというものだったけど」

    菫「それは須賀君のコスプレ写真が欲しいということなのか」

    憧「何に使うのかな…あっ(察し)」



    透華「フヒ、フヒヒですわ…この写真もいい……ああ、このスーツ姿も捨てがたい…
       イヒヒですわ…ウフフですわ…
       ああ、”今夜のお楽しみ”がこんなに増えて……龍門淵透華は三国一の果報者ですわぁっ♪」

    衣「ハギヨシー…とーかの部屋から変な声が聞こえるぞ…」

    ハギヨシ「ご心配ありません衣様…さあ、この写真を差し上げますので安心してお眠りください」

    衣「うむ……おぉ!きょうたろうの和装姿ではないか!ふふっ、今夜は楽しい夢が見れそうだぞ!ありがとうハギヨシ!」

    ハギヨシ「お喜びいただけて何よりでございます…彼も満足でしょう、それではおやすみなさい衣様」


    結論:京ちゃんがコスプレをしたら気をつけろ



    カンッ





    おまけ

    淡「(ブツン)」

    京太郎「どうだ淡?俺でもちょっとはいい男に見え…」


    淡「むっっっちゅうううううううううううううううううううううんんんんんn!!!」


    京太郎「!?」

    眼前に迫る唇を突き出した淡の欲情を……

    京太郎の反射神経が凌駕した……

    ガッシィーーン

    淡「むーーっ!!むーーっ!!むちゅうううううーーっ!!むちゅううーーっ!ちゅーーーちゅううううううーーー!!」

    京太郎「ぐっ、うおっ、あっ淡っ…!?なんて突進力だよこのっ!!だ、誰かー!部長ー!菫さーん!!
        早くこの隕石キス魔をどけてくれーーー!!!」

    淡「むちゅーっ!!きょーたろーー!!きょーたろーちゅーーっ!!ちゅううううううううううううう!!!!!」



    おまけ2


    優希「(ブチツン)」

    京太郎「ははは、やっぱ似合わないよなー……(優希ジャンプ)なんでか知らんが俺の名前の刺繍が入った
          ぴったりの執事服が用意されてたから着たけどさ
        (ひゅ~るるる~と落下していく優希)俺も使用人ってガラじゃあ、むぐっ!」

    優希「ぐぎゅううううううううううううううううううううう!!!ぎゅううううううううううううううううう!!!!!」

    京太郎「うぉい…!ゆ、優希ぃぃぃ…!!いきなり飛び込んでくるなってのぉ…!こ、腰にきたぞ……!!
        あと、むぷっ!!顔にっ…!!股を押し付けるなぁーっ…!!!」

    優希「ハァァーーッ…ハァーッ…!ハァーッ…!きょっ、キョウタロキョウタロキョウタロキョウタロウ…ハァハァハァハァ…
       ハァーーーーーッッ……!!キョウタロウキョウタロキョウタロウキョウタロォォォォ……あっ、あっ、あっ、あ………!」

    京太郎「あ…?」

    優希「(ビクッビクッ・・・ビクンッビクンッ・・・)きょっ…きょぉぉたろぉぉぉ……ハァ…ハァ……」

    京太郎「……部長、菫さん、憧…早くきて」


    おまけカンッ